いざ!松山城 城内へ!!
登山道から本丸の方へ向かうとまず隠門続櫓があります。
これをくぐって、さらにもう一つ門をくぐるとようやく本丸に上がれます。
なかなか厳重な作りになっていますねぇ。
松山城は現存十二天守に当たる大天守を含め、21棟の現存建築物があり、いずれも国の重要文化財に指定されております。
この雰囲気はそうやって過去の建物を大切に保存してきたからこそ、出せる趣なんですねぇ。
そして本丸に向かう最後の門太鼓門をくぐります。
あとで説明しますが、この扉って割と軽いんですよね。
もっと重いイメージでしたけどちょっと以外。
そして本丸の広場に出ました。
いやーここの本丸は広いですねぇ!!
松江城も広いですけど、こっちのほうが更に奥行きがある感じ。
そして見えました。
あれが松山城です。
構造としては連立式三重の層塔型天守です。
昔は五重天守が建っていたそうですが、1642年に三重に改修されたそうな。
連立式というのは一番大きな建物である大天守と小天守などの建物を渡櫓繋いでグルっと連結させたものを言います。
ある意味一番城!って感じのお城でしょうか。
石垣に並ぶ櫓や廊下が全てつながっており、要塞感マシマシですね。
有名なので言うと姫路城でしょうか。
まだ中まで入ってみたこと無いので、人が一番少なそうな時期狙っていってみたいんですけどねぇ。
ですので、連結式の城をじっくり見るのはこれが初めてかも!!
昨日に見た高知城は天守と御殿が併設して建てられてましたが、天守と付属建築物のみで建てられたこちらのほうがやはり重厚感ありますねぇ。
9時に開城なのでそれまでプラプラ暇つぶし。
そしていよいよ開城です!
8時45分くらいに「もう行っていいですよ」と中に通されましたが、いの一番に天守に向います。
前に誰も居ないってすばらしい!!
いざ、城内へ!!
と思ったら・・・。
あれ?門が閉まってる?
次々と到着し、門前払いを食らう状況に辺りもざわつきます。
すると満を持してスタッフの方が登場。
そして松山城についてのエピソードを話した後、この門は普段は閉じられており、許可の出たものしか入城できない旨を説明。
そして開城の際は太鼓が鳴り、門が開かれたことを説明し終わると、「では皆さんでそれを再現してみましょう」と。
なんと!朝一番に来るとそんな催しがあるのか。
ちなみにこの門は先にも説明しましたが重要文化財。
重要文化財をその手で開ける機会なんてあまりないですよとの説明に来場客もテンション上がります。
そしてスタッフの人が横の小さな通用門から中に入り、時計の針が9時を指すと・・・。
ドン!ドン!ドン!ドン!
ドン!ドン!ドン!ドン!
ドンドンドンドンドンドンドンドンドン・・・・
と太鼓の音がなり、
「開門!!」の合図でみんなで扉を押し開けて中に進みました。
このとき見ていたんですけど、門はあっさり開いたんですよね。
意外と軽いんで勢い付けて壊さないようにと注意がありました。
いざ天守の中へ。
門をくぐると石垣に囲まれた坂があり、それを登り、更に門をくぐると天守の前にでれます。
このように入り組んだ構造にすることで敵を迎え撃つんですねぇ。
そしてこちらが天守前の広場。
本来は垂れ幕がかかってる左側が玄関になるんでしょうが、一般見学は大天守下部の小さな入口から入ることとなります。
天守見学はこの入口から。
入ると結構広いスペースが。
石垣の中ってがらんどうなんですね。
ここで靴を脱いで、城内見学へと向います。
流石に中も広い!!
これはお見事です。
また、天守なんですが、殺風景じゃないんですよね。
連立式の天守だと内部に余裕ができてこういう設えになるんですね。
独立式や複合式の天守は天守内はほんとなにもない空間だけの世界ですから、これは新鮮です。
そして見学ルートに沿って櫓をグルっと反時計回りに一周します。
ちょくちょく窓から外の景色が眺められます。
朝イチ組が去った後はそこまで人が居ない感じですね。
今度は朝イチで来た後少し休憩して、前が一通り見学終わった後に見て回ればいいかしら?
でもゴールデンウィーク中は午後にもなるとズラーと行列が出来ていたそうですからね。
でも、これは行列ができる理由が良くわかりますね。
こちらが玄関(?)。
おや?誰か訪ねてきてる?
そして四方にある櫓の上にも登ることが出来ます。
こちらの北櫓の上は、
何やら物々しい雰囲気になっておりました。
渡櫓には展示品なんかもあります。
今日は家まで帰らないと行けないのですが、その前に更に西の宇和島まで行く予定。
あんまりここにもじっくりしてられないので急ぎ足で見学していきます。
つくづく勿体無いですが、次来たときも楽しめると考えればまぁいいでしょう!
というわけで一周してきました。
いよいよあの天守に登っていきます。
天守自体は3層構造なのであっという間に屋上に出れます。
天守から松山の街を眺める。
昔はどんな景色が広がっていたんでしょうかねぇ。
こういった城が廃藩置県のときに行われた廃城令でどんどん取り壊されたことが残念で仕方ありませんね。
平成が終わり令和の時代となりましが、この時代だからこそ古き良きものを残し、また再建して後世へと伝えていければと思います。
ちなみに最上階はこんな感じ。
高知城と比べても結構広い!!
では、下に降りて宇和島に向かうことにしましょう。
天守の階段はすごく急なんで慌てて降りて転んだら大変です。
いやーでも高知城も良かったですが、見ごたえあるのはやはり松山城ですね。
この城はほんとすごい!
ぜひ皆さんも一度訪れてみて下さい。
ロープウェイで登れば簡単に本丸まで上がれます。
では、四国にある現存十二天守でもある宇和島城を見に行きますか!!
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