宇和島名物盛りだくさん!!
さて松山城を楽しんだ後、車を飛ばしてやってきました宇和島市!!
メインは現存十二天守の一つ、宇和島城なんですが、まずは腹ごしらえというわけで駅前にある”かどや”までやってきました。
ほんとうはこの対面にあるほづみ亭に行く予定だったんですが、今日は休業・・・。
仕方ないのですぐ近くにあるこちらに来ました。
駅前にあるというわけで、こちらのかどやはいかにもな観光客団体さんを相手にしてます!ってお店です。
そういう店ってコスパあまりよくないので好きじゃないのですが、一定の水準は担保できますので贅沢は言えませんね。
何を食べるか結構迷ったんですよ。
はやりここはシンプルに宇和島鯛めし?
でも量がなぁ・・・。
どうせ食べるなら宇和島名物ずくしにするか!!ってことで伊達御膳をチョイスしました。
これなら鯛めしも食べれますし、宇和島名物を食べ比べれますしね。
というわけでこちらが伊達御膳 2470円。
結構いい値段ですが、職人さんの仕事が垣間見れる!・・・てことはなく普通な感じですよね。
まずは鯛の刺身。
これはあとでタレに絡めてご飯に乗せて鯛めしにします。
続いてじゃこ天。
醤油をかけて大根おろしと一緒に食べるのかな?
じゃこのクセが濃く残るおつまみにちょうどよさそうなじゃこ天です。
そしてこちらが”ふくめん”という料理。
お祝いの席に欠かせない料理みたいですが、主役は下側にあるこんにゃくなんだとか。
出汁、醤油、みりんなどで味付けした千切りこんにゃくを更に盛り、その上に紅白そぼろとねぎ、みじん切りにしたミカンなどの皮を乗せて彩る料理です。
食べてみたら結構美味しい。
弁当のおかずとかにもいいかも(笑
そしてこちら小鉢がフカの湯ざらし。
丸いのは丸寿司ですね。
ちなみに丸寿司は酢飯ではなくおからを使っております。
なんでも米に恵まれなかったこの地域独特の作り方なんだとか。
なるほど、丸寿司一つ見ても地域性が出るんですね。
そしてこちらのとろろ飯のようなものが”さつま”。
何でいきなり鹿児島が出てくるんだ?と思いますが、別に薩摩藩とは関係ないとか。
焼き魚と麦味噌をすり合わせた汁を麦飯にぶっかけて食べる漁師めしのようです。
ここの鯛めしも料理飯なんですけど、やはり宇和島は漁師の町なんですねぇ。
ミカンの皮のアクセントがまたいいですね。
愛媛っぽくて結構美味しいです。
鯛めしといえば、鯛と一緒に御飯を炊き込むのを想像しますが、宇和島の鯛めしは鯛をダシに浸しそれをご飯にかけて食べるものを鯛めしと呼んでいます。
上にも書きましたが、漁師の方が船の上でパパっと食べるための漁師めしです。
ホントはうずらの卵がダシの中に浮かんでくるはずなんですが、「卵いります?」との問に「YES!!!」と答えたら、溶き卵がダシに入って登場しました。
違う・・・そうじゃない!!
と心の中で突っ込みましたが、鯛めし以外にはうずらの卵、貰えないんですかね?
ちょっとケチです。
味は普通に美味しい。
ただ冷たいものが並ぶんで味噌汁以外に温かい料理を出してくれると嬉しいんですけど、数を捌くこと考えるとこっちのほうがいいんだろうなぁ。
作り置きして冷蔵庫に入れておけばいいだけですものね。
ちなみにフカは酢味噌で食べるのですが、これがまた意外と美味しい。
もっと癖あるかな?と思いましたが、見ての通りただの魚。
弾力のあるサバみたいな感じですかね?
白身魚ほど蛋白ではないです。
とまぁ宇和島を食べ尽くしたところで、本日の旅の最後のメインディッシュに向いましょう。
長かった旅もこれで終わり。
なんだか感慨深いですねぇ。
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