辺り一面真っ白な雪景色 御射鹿池
EOS-1D X + TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)
そのときはこの御射鹿池近くの明治温泉に1泊したのだが、そのときの旅行こそ私の人生を大きく変える起点となったわけだ。
その話はさておいて、その時見たのが明治温泉の脇にあるおしどり隠しの滝が見事に凍りついた姿である。
滝自体は凍ってはいなかったが、その周りが氷柱になっており、それは見事だった。
最近では夜にはライトアップなどもしているらしい。
その姿をもう一度見ようと私は車を蓼科の方へと向かわせた。
途中何度もつづら折りになる山道をアクセルを踏み込み登りきった先に明治温泉はあるが、その前に御射鹿池を見ていこうと車を道の脇に止めてカメラを持ち出し、御射鹿池の方へと歩いていった。
EOS-1D X + TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
私が前に御射鹿池を訪れていた時はこのような無粋な柵はなく、池の畔まで歩いて行けた。
だが、真新しいこの柵のそばには立入禁止の立て看板がしてあり、これ以上先へ行くことはできない。
冬季のこの時期危ないので取り付けたわけではなさそうだ。
そうだとしたら立派すぎる。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
こんなとき”何だこんなものは!”と柵を乗り越え、撮影するような無粋な真似は絶対やってはいけない。
カメラを持つものは普通の人以上にマナーには気をつけたいものだ。
そうしないと必ず撮影者に対し厳しい社会が待っている。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
ここは東山魁夷の絵のモデルになったことで写真家の中では割りと有名な場所だと思う。
きっとその中では他人の迷惑を顧みず三脚を広げて我が物顔で撮影している人もいたのかもしれない。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
最悪の場合、撮影の邪魔だと手前の木の枝などを打払う人もいたりする。
観光客が増え、小さい子どもなどが池の畔まで歩いていき落ちたら危ないから柵をした、とそのような理由であることをせめて願いたい。
EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM
恐らく観光用だろうが、きっとこれも観光客が増えたことによる配慮だろう。
前までは御射鹿池の前に3台ほど車が止められる程度で、それ以上は車が道路に溢れている状態だった。
人が増えることは観光地としてはありがたいのだろうが、そのために失われる景色もある。
なんとかうまく住み分けれないものか。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
前に来たのは、夏だったがそれももう5年前になる。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
車が何台か止まっているので宿泊客もいるのだろう。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
そして温泉宿の脇から横谷峡遊歩道へ降りる道があり、降りたらすぐおしどり隠しの滝だ。
EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM
ただ、いい天気なので何枚かおしどり隠しの滝を撮っていくことにした。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
そのためここの温泉は真っ赤な温泉なのだが、体の芯から温まる。
明らかに治ると書いて”明治温泉”なわけだ。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
今度は白樺湖の方まで足を伸ばし車山をグルっと回ってみようと思う。
久々の山道のドライブに心躍るが、せめてもうちょっといい車だったらなぁと思うのは贅沢だろうか・・・。
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