茅野市の黒いラーメン屋
立石公園の展望台で諏訪湖を撮影した後、私が昼食に選んだのが茅野市のアクアランド茅野の近くにあるラーメン屋”麺王 零 ZERO”だ。
私が茅野市に住んでた頃、この近くに勤めていたこともあって何度か訪ねたことがあるが、とてもリーズナブルな値段でラーメンが食べれる店として重宝していた。
漆黒の店に重々しい扉。
店内の様子が外から全くわからない店構えは如何にも通好みな感じだろうが、入ってしまえば割りと庶民的。
まずは入って左手にある食券機で食券を購入する。
私はいつも一番右端の煮干しそば(並 490円)を注文するが、ここのメインは一番左のぶたそば(並 380円)だろう。
今回は煮干しそばとぶためしをチョイスしたが、この辺の相場というより全国的なラーメン相場からみてもこの値段はかなり安めだと思う。
幸楽苑のあっさり中華そばですら税込みで421円になった現代で、400円以下でラーメンをよくもまぁ提供できるなと感心してしまう。
私の選んだ煮干しそばもワンコイン500円以下だが別に手を抜いているようには見えない。
厨房では店員のお兄ちゃんが1人でせっせとラーメンを作っている。
あとはパートのおばちゃん2人というシフトだが、正直この店の大きさにして店員の少なさが際立っている気がする。
私のラーメンはすぐに出てきたが、これがピーク時なら絶対に回らないだろう。
ラーメンの値段が人件費にもろに影響しているとしたら、もうちょっと値上げしても良い気はする。
実際食べログなどではサービスの質の低さを指摘する意見が目立つ。
味は悪くないだけにもったいないことだ。
さて、気を取り直してラーメンレビュー。
煮干しラーメンは透き通ったスープが特徴。
スープはその名の通り、煮干しの風味たっぷりだが、味はあっさり目でたいへん食べやすい。
細めの麺がスープに絡んで大変美味しい。
チャーシューが大きめなのも個人的にはグッド!
ただ、何かこう物足りなさを感じた。
前はもっとスープの風味が濃厚というか、これが煮干し出汁のラーメンなのかと感心した覚えがあるのだが。
と気になってこれまでのブログを振り返ってみたら。
3年前の記事でも同じこと書いてる・・・。
どれだけ最初のインパクトが強いのかと。
単に記憶補正かと実際その時撮った写真を見返してみたら
2012年4月7日撮影
確かにチャーシューが違いますね。
3年前や今回のは丸っこいチャーシューでしたが、2012年のものは細長いタイプ。
そう、このチャーシューはジューシーで美味しかったんですよ。
あっさりしたスープに肉厚でジューシーなチャーシューがとてもまっちしていたというか。
あと今のは麺も少ない?
何にせよ味は変わった気がするのですが、それでもコスパいいからついつい通っちゃうんですけどね。
そしてぶためし。
コロチャーがたっぷり乗ったご飯・・・というイメージだったのですが、こちらも上のサイコロチャーシューが少ない。
前はご飯を覆うくらいは乗っていたのですが、今はこっちの面はチャーシュー見えますが、裏にしたらご飯が見えてますからね。
最近は原材料費も上がって大変なのですかねぇ。
ですが、思い出の味が変わっていくのは何か悲しいです。
まぁ私の思い違いならいいんですが、写真として残っているとハッキリ差が分かりますからね。
流石に味や匂いまでは分かりませんが。
こういう記録も積み上げていけば、確かな歴史になるんだなと実感しつつ、腹ごしらえを済ませたところで、真冬の八ヶ岳にアタックといきますか!
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