下社で面白い石仏のある方 春宮
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
いずれも本殿はなく、お参りを行う上の写真の建物は中央が幣拝殿(へいはいでん)、左右に片拝殿と呼ばれる建物が建ち並び、下社特有の形を示している。
あとで秋宮の幣拝殿・左右片拝殿の写真も紹介するが両社はとても良く似ている。
ただ、二つの社は地元を代表する大工が競い合うように建築を行ったため、似ては入るが細部の作りなどは多少の差異がある。
そういった細かいところを見ながら参拝するのも一つの楽しみかもしれない。
場所は昼食を食べたハルピンラーメン下諏訪町役場前店を北上した突き当りにある。
大きな鳥居位をくぐり、更に北に向かえば道路の真ん中に面白い建物が見えてくる。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
こちらは下馬橋という。
参道の途中にある太鼓橋で、室町時代に建造された下社最古の建造物だ。
参拝の際は、身分にかかわらず馬から降りて渡らなければならないとされ、現在も遷座祭において神輿が渡る際に使用されている。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
そして下馬橋を過ぎると諏訪大社下社 春宮の鳥居が見えてくる。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
境内の広さなどは秋宮の方が広く立派であるが、個人的にはひっそりとした雰囲気の春宮の方が好きだ。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
小ぶりな境内の中には中央に神楽殿が有り、その奥に幣拝殿がある。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
やはりいつ見ても立派な建物だ。
前宮の拝所は小ぶりだし、本宮の拝殿は近くでは見れない。
見て楽しむという点では下社の幣拝殿のほうが上だろう。
近くまで寄ってマジマジと観察することができる。
EOS-1D X + TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)
超広角レンズを使い、幣拝殿及び左右片拝殿を撮影するとこんな感じになる。
方拝殿の前には御柱がそびえ立つ。
とても厳かな雰囲気が漂う境内である。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
さて神社でお参りが済んだら、春宮では向かうべき場所がもう一つある。
境内を抜け、傍を流れる砥川に掛かる橋を渡って奥へと進む。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
そして再び橋を渡って対岸側を北上していけば目的のものが見えてくる。
Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.
体は岩そのものでそこに穏やかな表情の顔が乗せられているこの石仏は、祈れば万病が治ると言われている。
念仏を唱えながらこの周りをぐるぐる廻るのだが、ここまで来る観光客も結構少ない。
やはり川が近くにあると新鮮な空気が流れ、とても落ち着いた雰囲気の場所になっている。
そしてここの参拝が終わったら、諏訪大社最後の社、下社秋宮へと向かった。
これで長かった諏訪大社巡りも終わりだが、今日の神社巡りが全て終わったわけではない。
それも後ほどブログで紹介していこう。
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