2018/02/10

信州旅行 2日目 その9 ~手長神社の対となる神社 足長神社~

とんでもないものを見た?! 最後に訪れた足長神社

Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

さて、ようやく今日の神社巡りもこれにて終了。
最後に訪れたのは諏訪市四賀にある足長神社。

前回のブログの最後に意味深なことを書いたが、まぁその詳細はこのブログの後ろの方に記しているのでまずは最初から読んでいって貰いたい。




足長神社は諏訪市四賀から八ヶ岳に登っていく山道の途中にある神社で、何度もこの前を通ったことはあったがここにこのような神社があるなど意識したことはなかった。
それほどひっそりと佇む神社である。





Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

諏訪の旧道に鳥居があり、そこからずっと階段を登っていけば神社の境内となるが、旧道は狭く車がすれ違うのもやっとという道だ。
正直、私も走り慣れておらず出来ることなら避けたい道の一つだが、地元の友人などはガンガン飛ばして走る。
慣れというものはなんとも恐ろしいものだ。


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

ちなみにその走り屋の友人と一緒にトヨタのスポーツカー86をココの近くのトヨタ店に試乗に行ったときのこと。
ディーラーの店員に「山道で試したい。」と言った処、分かりましたと快く了承し案内されたのがこの道だ。

結構背の高い若い店員だったが、身を捩るようにしスポーツカーの狭い後部座席に収まり案内をしていた光景を今も覚えている。
「意外と座れますよ」と笑顔で言っていたが・・・その狭さを体験したい方は近くのトヨタディーラーへGO!!


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

そんな思い出はさておき、旧道に車を停めることが出来ない私はそのまま先へ進み、八ヶ岳に向かうこの山道に入り、神社へ登るための階段近くの脇に車を駐め神社に向かうことにした。

神社の境内に入ってから、ふと気になる音が耳に入る。
「ガチャ・・・ガシャガシャ・・・」というそれは自然の音ではなく、明らかに人為的な音なわけだが、拝殿に近づくにつれその音の正体が分かってきた。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

人だ。
拝殿のそばで誰かが何やら作業を行っている。

私は最初、神社関係者が拝殿のメンテナンスでもしているのかと思った。
だが、徐々に近づくに連れこの男性の行っている行動を理解し、そして同時に恐怖した・・・。

そう、この男性が行っていることは賽銭泥棒である。
まさか、こんなところでそんなものに出くわすとは!?
しかも私はカメラ片手に写真を撮りまくっている。
下手に刺激したくないなぁとあからさまな行動は避けつつ、善良な参拝客を装ってそのまま進んでいったわけだが。


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

何とこの男性全然逃げない。
私が使っているEOS-1DXはフラグシップモデルらしく結構大きなシャッター音が鳴り、その音を聞けば勝手に逃げ出してくれるかなという私の意図と反して、直ぐ側まで言ってもガチャガチャしてるからもはや異常というほか無い。

結構な距離になって、ようやく重い腰を上げそれまでの戦利品を拾いつつ、ようやく拝殿から退いたのだ。
ここまでがめついとは呆れて言葉を失ってしまう。

相手は老人のようだったので、最悪の場合でもどうにかできる自信はあったが、人の悪意ある行為、異常な行為を見るとここまで背筋が凍るものかと改めて実感した。


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

ちなみに拝殿から退いた後もすぐ横にしゃがみこちらが離れるまで、じっとこちらを睨んでいた。
あまり直視しないようにしていたが、ほんと怖い。

この後、何事もなく車まで戻ることができたが、すぐさま神社の事務所に電話しこのことを話しておいた。
担当の年配の人は「別に連絡とかいいから危険だからすぐさま離れて下さい。」と言っていたがええ、全くその通り。

車のエンジンをかけ、山道を下ってる最中に先程の老人が見えたが恐らくこの辺に住んでる人なんだろうなぁ。
旅の最後にほんと嫌なものを見てしまったものだ。
本来ならこういうことを行えば罰が当たると思うのが普通だと思うが、そういった常識などが通じない相手が一番怖いと感じた出来事であった。


ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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