2026/08/29

新型CX-5の室内を見てきた。広くなったCX-5は本当に使いやすい?【インテリア編】


前回は、新型CX-5のエクステリアについて書きました。


初代から大きくデザインを変えず、CX-5らしさを残したまま進化した新型。


今回のフルモデルチェンジでは、デザインだけでなく車体そのものが大きくなったことも大きなポイントです。


そして、このサイズアップが個人的にはかなり気になっていました。


というのも、現在乗っているCLAシューティングブレークで一番気に入っているのが、広いラゲッジスペースだからです。


次の車に求める条件としても、これと同等以上の荷室は欲しい。


そう考えると、2代目CX-5の全長4,575mmよりも、新型の4,690mmというサイズは、かなり魅力的に感じます。


果たして、そのサイズアップは実際の室内にどう影響しているのでしょうか。


まずはトランクを開けてみる


室内がどうなっているのか。


ワクワクしながら、まずはトランクを開けてみました。


第一印象は、


「広い。これは広い」


でした。



実際に自分が積みたいと思っている荷物を考えても、これならしっかり収まりそう。


ラゲッジスペースについては、間違いなく使い勝手が向上しています。


これは新型CX-5の大きな魅力でしょう。


ただ、一つ気になったのが荷室の高さです。


荷室そのものは広くなったと感じますが、荷物を持ち上げたり、奥から取り出したりすることを考えると、もしかすると2代目の方が出し入れしやすかったのでは?とも感じました。


このあたりは、単純に「容量が増えた=使いやすくなった」とは言い切れない部分です。


荷物を実際に載せる機会が増えれば、また印象が変わるかもしれません。


後席ドアを開けてみると……


続いて後席。


ここはドアを開けた瞬間から好印象でした。



ドアがほぼ90度まで開く。


これ、地味ですがかなり大事です。


最近の車でも、ここまで大きく開かない車は意外と多い。


もちろん、隣に車が停まっているときに90度まで開けることはありません。


それでも開口部が大きいことで、乗り降りのしやすさは確実に変わります。


そして新型CX-5は、単にドアが大きく開くだけではありません。


シートとドア開口部の形状がよく考えられていて、身体をひねったり、頭を大きくかがめたりすることなく、自然にスッと入れる


これはかなり素晴らしい。


SUVは車高があるので乗り降りしやすそうに思えますが、実際には、


・天井が低い

・タイヤハウスが張り出している

・ドア開口部が狭い


などで、意外と乗り込みにくい車もあります。


新型CX-5には、そうした「乗り込むときのちょっとした面倒くささ」がかなり少ないと感じました。


ただし、少し気になったのが床の高さ


一方で、2代目CX-5と比べて気になったところもあります。


それが床の高さ


新型は2代目よりも少し床が高くなったように感じました。


身長170cm程度の私の場合、2代目CX-5は本当に足をスッと出すだけで地面に届き、そのまま滑るように降りる感覚でした。


乗り込むときも、特に足を上げるという感覚はありません。


ところが新型では、足をスッと出しただけでは地面に届かず、少し足を伸ばす必要がある。


ほんの少しの違いなのですが、乗り降りすると意外と分かります。


身長の低い人なら、ちょっと「よっこいしょ」と乗り込む感覚になるかもしれません。


ただし、これは床やシートの高さを変えたことによるものなのか、私の感覚なのかは分かりません。


乗ってしまえば、後席はかなり広い


では、実際に後席へ座ってみます。


ここは文句なし。


満点以上です。


自分で運転席のポジションを合わせ、そのまま後席へ移動してみました。


すると、膝前には拳3つ分ほどの余裕があります。


さらに良いのが、前席下の空間。


足を前席の下へ入れることができるので、数字以上にゆったり感じます。


「広い」というより、


「窮屈さを感じない」


という表現の方が近いかもしれません。


後席に座った瞬間の圧迫感が少なく、足元を自由に使える。


ファミリーカーとして考えるなら、これはかなり大きな進化だと思います。


そして気づいた。「床が高い」のではなく「床が低い」のかも?


ここで、ふと思いました。


乗り込むときには「床が高くなった」と感じたのですが、座ってみると、前席下へ足を入れられるスペースがかなり広い。


もしかすると、


床そのものはむしろ低くなっているのでは?


とも感じました。


座ったときの快適性を高めるために、シートや床面の位置関係を変更しているのかもしれません。


その結果として、乗り込む瞬間には足を少し伸ばす必要がある。


これはあくまで私の推測ですが、「乗り込みやすさ」と「座った後の快適性」のバランスを変えたのかな?という印象です。


運転席はデザイン満点


そして運転席へ。


ここは第一印象からかなり好きです。


デザインは満点。


マツダらしい高級感があり、水平基調でスッキリしている。


ただし、実際に触ってみると少し気になるところもありました。


それが、


「あれ? 質感は少し下がった?」


ということ。


同じレザーパッケージでも、CX-60と比べると高級感には明らかな差を感じます。


ボタン類やプラスチック部分の仕上げを見ていると、


「ここは少しコストを抑えたのかな」


と思う部分がある。


デザインそのものは非常に好みなのですが、触ったときの質感まで含めると、もう少し頑張ってほしかったというのが正直なところです。


大型ディスプレイは素晴らしい。でも……


センターディスプレイはかなり大きくなりました。



これは素直に良いと思います。


画面が大きいので情報も見やすく、現代の車らしいインターフェースになっています。


ただ、個人的には一つ疑問があります。


「エアコンなど、物理ボタンをなくす必要はあったのかな?」


ということ。


タッチパネルの方が多くの機能をまとめられるのは分かります。


でも、エアコンの温度調整など、運転中にも頻繁に操作するものは、物理スイッチの方が直感的です。


「画面を大きくすること」と「物理操作系をなくすこと」は別の話だと思うので、ここは少し残念でした。


メーターはもう少しかっこよくしてほしかった


もう一つ気になったのがメーター。


従来の円形メーターがなくなり、左右にバーが伸びるタイプになっています。


新しいデザインなのは分かります。


ただ、個人的には円形メーターの方が視認性が良かった


せっかくフル液晶なのだから、もう少し表示デザインを選べてもいいのではないかと思います。


例えば、


・円形メータータイプ

・新型のバータイプ

・シンプルなデジタルタイプ


など、ユーザーが好みに応じて選択できればもっと良かった。


インテリアを実際に見て感じたこと

今回、室内をじっくり見て感じたのは、


「広さと使い勝手は間違いなく進化している」


ということ。


特に、


・ラゲッジスペース

・後席の足元

・後席の乗り降り

・室内の開放感


このあたりはかなり好印象でした。


一方で、


・インテリアの素材感

・物理スイッチの削減

・メーターのデザイン


については、個人的にもう一歩欲しい。


つまり、


「使う場所としてのインテリアはかなり良くなった。でも、触れて楽しむインテリアとしては少し物足りない」


というのが今回の率直な感想です。


そして、もう一つ大きなポイントがあります。


ここまで室内を見てきて、気になってくるのが、


「この広くなったボディは、実際に走らせるとどうなのか?」


ということ。


サイズアップしたことで取り回しは悪くなっていないのか。


そして、歴代CX-5と比べて走りはどう変わったのか。


数ヶ月前に乗ったばかりの**モデル末期2代目CX-5**と比べて、新型は本当に進化したのか。


次回はいよいよ、「走り編」


新型CX-5をいつもの試乗コースで実際に走らせて、その乗り心地と走行フィールを確かめてみます。


ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。