2017/11/03

銀の馬車の道 生野銀山 その2



前回に引き続き生野銀山の見学レビューをお送ります。
坑道内コースはこんな感じになっており、入り口からグルっと回って出口に向かうのですが、疲れたら途中ショートカットできるので時間がない方でも結構安心して回れる作りになってます。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.


一定間隔で坑道内を照らすライトがどこかホラーゲームのような世界観を演出しています。


Canon EOS-1Ds MarkⅢ + EF 24-70mm f/2.8L Ⅱ USM


ライカとキヤノン。
それぞれ違った雰囲気の写真が撮れるので同じ坑道内なのに違う世界が広がっているようでとても楽しいですね。


Canon EOS-1Ds MarkⅢ + EF 24-70mm f/2.8L Ⅱ USM


こちらはパンフレットでもあった場所ですね。
立って撮ったりしゃがんで撮ったり。
広角で撮ったり望遠で撮ったり。
それぞれ目で見た風景と違う景色が撮れたりするのでレンズ遊びはやめられません。


Canon EOS-1Ds MarkⅢ + EF 24-70mm f/2.8L Ⅱ USM


例えばこちら。
キヤノンで撮った写真。
赤みがかった絵で、どこかサスペンスドラマのワンシーン的な雰囲気を醸し出しています。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.


そしてこちらがライカで撮った写真。
しゃがんで縦位置で撮ることで画に奥行きが生まれ、奥深い坑道を表現できます。
またキヤノンに比べ黄色みがかった絵でこれはどちらかというとホラーなテイストですよね。


Canon EOS-1Ds MarkⅢ + EF 50mm f/1.4 USM


そして今度はキヤノンで同じ位置、同じ構図、同じ50mm F1.4の単焦点で撮影した写真です。
露出設定がキヤノンのほうが明るめになっています。
また、色味が全然違いますね。
キヤノンはこの光源でははやり赤っぽく写すみたいです。

どちらの絵が好きかと言われたら個人的にはやはりライカの絵なんですよね。
多分見え方としてはキヤノンの方が現実に近いかもしれませんが、絵の雰囲気はライカの方がより非現実的で好み。


Canon EOS-1Ds MarkⅢ + EF 24-70mm f/2.8L Ⅱ USM


ただカメラごとに個性があるってほんといいですよね。
同じ絵が撮れるだけじゃつまらないですもの。
みんな違ってそれがいい。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

さて坑道探検もこれにて終了。
次は坑道の横にある階段を上り、昔の坑道後を見学に行きます。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.


川の上流をどんどん登っていくと山肌のあちらこちらに洞穴が空いているのがわかります。
これが昔の手掘りの坑道みたいですね。
流石に危ないので中に入ることはできなさそうですが。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.


ここも最後まで見ると結構な距離を歩きそうなので途中で引き返してきました。
山はもうすっかり秋模様。
紅葉も撮りに行きたいですね。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.


ふと目についた風景も明るい単焦点で撮影してみたら、とても不思議な雰囲気で撮れます。
ズームレンズは便利ですが、この楽しみを知ってしまったらもう単焦点レンズの虜になりますよ。
ただ、日中開放気味で撮るにはシャッタースピードが速いカメラを使うか、レンズにNDフィルターを噛ませて暗くして撮るか、日陰を撮るか。
色々工夫が必要です。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.


あっという間の生野銀山見学ツアーもこれにて終了。
突然の思いつきで訪れてみたのですが、ほんと正解でした。
この後はこの近くでオシャレなランチを見つけたのでそちらに行ってみようと思います。

車を使った旅はふとした思いつきであっちこっちに足を伸ばせていいですね。
そうやって何気なく散策してるときに素敵な出会いがあると、またここを訪ねたいなと思ったり。
さて次はどんな出会いがあるのやら。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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