2023/07/31

北陸旅行4日目 魚津水族館

 現存する水族館で日本最古の水族館


海王丸パークから海岸沿いをひたすら走り、45分ほど車を走らせれば見えてくる。
ここが魚津水族館だ。


開園時間すぐにやってきたため、駐車場の車もまばら。
外観は見ての通りかなり古びている。

聞けば、現存する水族館では日本最古の水族館で、大正2年(1913年)に創立したらしい。
現在は3代目(1981年)の施設らしいが、それでも築年数40年以上。

年季が入っているわけである。
平成25年(2013年)には創立100周年を迎えたんだとか。



入場料は大人1000円。
水族館の中ではかなり安い。

下手したら半額以下である。



入場ゲートをくぐれば淡水系の水槽。



石川県で行ったのとじま水族館では大水槽がドーンと出迎えてくれたが、ここはそういうところではない。



ただ、建物は古びているが展示はしっかりしており、魚も生き生きしている。



なるほど、地方の水族館としてみたらこれはこれで悪くないのではないだろうか。



亀水槽。



亀だけでここまででかい水槽を用意するとはなかなか面白い。



海水水槽では波発生装置が故障しており、時々人力で波を起こしていますとの注意書きが。



施設は古くてもスタッフの意気込みは全然フレッシュだ。



奥に進むと水中トンネルのある大型水槽がある。
なんとこの水槽も日本で最初に作られた”アクリル製水中トンネル”なんだとか。

年季が入っている。



今では当たり前に思われるマツカサウオの発光。
それを世界で初めて発見したのもこの水族館なんだとか。

大正3年に停電になったとき、偶然発見というが・・・。
その時代から浄水設備とかあったのだろうか?

どういう環境で魚を飼っていたのか気になる。



こちらが水中トンネル。
今から40年も前にこれを見た人々は、その幻想的な情景にさぞ興奮したことであろう。

1981年なぞ私が生まれる前である。



また、この水族館は魚のショーがある。



イシダイが文字が書いてある紐を引っ張ったり、



ウマヅラハギが輪くぐりをしたり、



イシガキダイがじゃんけんをしたりする。
私も魚を飼っており、慣れたら餌を上げるとき寄ってきたりするので、人馴れすることはあると思っていたが。

ここまでできるとは驚きだ。



一体どうやって魚を調教しているのか。
その秘密がこの扉の中にある。



なんとこの水族館はバックヤードが覗けるのである。



新聞記事が載っている。
なんでも、じゃんけんをしたイシガキダイの「ガッキー」はセリ場で入荷したらしい。
まさにまな板の上の鯛だったのが、水族館の大スターだ。

水族館のスタッフもネタを仕入れに市場に行っているのか。




さて、これで水族館は終わり。
大きさとしたらさほど大きな水族館ではない。

ただ、1000円という値段を考えたら満足度は星5くらい与えたいくらい素晴らしい水族館だった。
個人的にはダイオウイカコーナーも面白かった。

皆さんも富山を訪れた際はぜひ、魚津水族館も訪ねてみてもらいたい。
きっと楽しんで貰えると思う。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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