鯖街道を行く④ 神宮寺

 奈良・東大寺の二月堂へお水送りを行うお寺

若狭国一宮を参拝したあとは、更に南下し神宮寺と鵜の瀬に行きました。

若狭国の神宮寺といえば「お水送り」という神事が有名です。

神宮寺の井戸より「お香水」を汲み、それを近くの河原の鵜の瀬より、奈良の東大寺まで居送ります。

若狭と奈良、一体どういうきっかけで繋がっていったのか。

古代ロマンですねぇ。

境内はとても静かで私達以外には１組、２組しか参拝客はおりません。

有名な神社でも日本海側ではこんなもんです。

静かに参拝できていいですけどね。

こちらが神宮寺の本殿。

この本殿を回り込んだところにお香水を汲む井戸があるそうですが、今回は見落としてしまいました。

今度、訪れる際には見ておきたいですね。

参拝自体はあっという間に終わり、続いて鵜の瀬に向かいます。

鵜の瀬は知らない人が通りかかったら、ササッと通り過ぎてしまうくらい普通の河川敷。

一応、看板と何台が停めれる駐車場があります。

橋を渡って対岸へ。

対岸には資料館とトイレがあります。

ちなみに河川敷に降りるには駐車場側からみたいで、せっかく橋を渡って対岸に来たのに引き返す羽目に。

お水送りの看板と、

運をのせたところで来た道を戻ります。

駐車場から３分ほど歩いたところに鳥居が有り、ここから河川敷に降りられます。

川では水遊びをする親子が。

溺れないよう気をつけてもらいたいですね。

神事がされてないと、ほんとただの岸辺です。

確かに子供と水遊びするにはちょうどいいかな？

というわけで、今回はこの辺で鯖街道まで引き返し、先に進むことにしましょう。