北陸旅行１日目 大野からくり記念館

 大野に居た天才科学技術者

ヤマト・糀パークから更に車で2分ほど。

河川に浮かぶ島の端。

そこに奇妙な建物が佇む。

ここに大野からくり記念館がある。

石川県ってからくり人形が有名だっけ？と思いながら建物の中に足を勧める。

どうやら大野弁吉というここ出身の絡繰師がいたようだ。

ここに来たのはほんの偶然だ。

先程のヤマト・糀パークでここのパンフレットと割引券を発見したのだ。

相方が。

旅はこういうところが面白い。

特に予定もなく赴くままに車を走らせる。

いいじゃないか。

回廊の屋根になにかあるのか？

と思って目を上げてみると歯車の模様と人の模様が彫ってある。

廊下を進むとからくり人形がこの施設の案内をしてくれる。

なるほど、面白い。

施設の中央まで来たところでアナウンスが。

なにやら入口近くでからくり人形の実演ショーがあるらしい。

2種のからくり人形の実演ショーがあった。

昔の人からしたらさぞ不思議に見えたに違いない。

実演ショーのあとは展示を見ながら先に進む。

施設にはいくつものパズルが置いてある。

これをすべて解くだけでおそらく1日潰せるだろう。

あれじゃない、こうじゃないと言いながらサイコロだけ完成させて帰ることにした。

写真では3分クッキング並みにあっという間に出来ているように見えるが、実際はその3倍以上かかっている。

たまにこういうものに没頭するのも悪くない。

この机の一つ一つがパズルである。

最後は顔が変わる浄瑠璃人形。

確かにこれもからくり人形か。

紐を引っ張ったらクワッと鬼になる。

実際こういう人は多い。

決して紐を引っ張らないように注意しながら付き合うべし。