スタート地点は大正池
昨日は生憎の雨でしたね。
とちょっと落胆しましたが、天気ばかりはしょうがない。
ただ、今日は今回の旅行のメインディッシュである上高地へハイキングに行く予定だったんですよね。
どうしたもんか。
最悪、雨がひどいようならそのまま上高地はスルーして安曇野の方へ向かいますかな。
一体どうなるかドキドキの気持ちであかんだな駐車場までマイカーを走らせました、が。
なんと、あかんだな駐車場に向かうに連れ、雨はやみ晴れ間も見えてきました。
テンションマックスで車を止め、荷物を背負ってバス乗り場までダッシュ！！
すぐにバスは来たため、それに乗り込み大正池へ向かいます。
上高地はマイカー規制がありまして、向かうためには必ずバスかタクシーに乗り換える必要があります。
バス代は往復2,090円です。
7時半頃あかんだな駐車場に着きましたが、すでにほぼ満車状態。
シーズン中でなくてもこの人気。
流石は上高地です。
ここで降りる人は1/3くらいですかね。
全部回ろうとしたら３時間ほどかかります。
なんせ河童橋から明神池まで片道１時間かかりますからね。
今回はこの後も予定がありましたので、大正池でバスを降り、「大正池」→「田代橋」→「河童橋」まで歩いてから「バスターミナル」まで引き返すルートを通ることにしました。
このルートなら１時間ちょいって感じですかね。
ちなみに大正池に降りる前に大正池公衆トイレがありますので、トイレに行きたい人は先に済ませていきましょうね。
これが大正池です。
ホントはピーカンに晴れてたらもっときれいな景色が広がっているんでしょうが、こればかりは運ですから。
ですが雲が広がるこの景色。
風が止んだら鏡写しになったのに惜しい！
何時間でも見てられそうな景色です。
上の写真の真ん中を等倍で切り取ってみたんですけど、対岸の木々の葉もしっかり解像されています。
大正池を見続けてもいいのですが、次の予定があるため先に進みましょう。
大正池から田代湿原を通り、田代橋を目指します。
昨日雨が降ったので地面は濡れていますが、気温はそこまで寒くないですね。
しばらく歩いていると開けたところに出ました。
こちらは中千丈沢の押し出しとGoogle Mapsではあります。
さっきの大正池は池なので水は止まっていましたが、水の流れがある場所もいいですね。
川のせせらぎ、鳥の鳴き声、虫の囁き、風の吹く音。
ちなみに河原では子どもたちが石を積んで遊んでいました。
まさに対岸はこの世のものとは思えない景色だと。
とある草原のところで人だかりがありました。
田代池と河童橋へ向かう遊歩道。
見ての通り人も少なくのびのびハイキングた楽しめました。
常に川の横を遊歩道が走っているのもいいですねぇ。
田代橋までやってきました。
ちなみに川の右岸と左岸ですが、下流の方を見て右手が右岸、左手が左岸です。
白樺の並木道を通っていけばもうすぐ河童橋です。
見えました！
今は見てのとおりですね。
水が澄んでてとてもきれいですね。
夏場とかに来たらもう少し太陽が登ってて影の範囲が小さかったかしら？
とてもダイナミックですねぇ。
正直、これ見ただけでもここに来たかいがあったと思います。
また、今回の旅も撮影は全部ライカSで行っていますがこういう風景を撮ってみてもライカSの実力が垣間見れます。
別にシャープネスをかけてないのに、センサーとレンズの性能でバッキバキに解像するこの感じ。
たまりませんな。
ところどころ水辺には魚影が見られます。
ここの川魚は美味しそうだなぁ。
都会の喧騒を離れ自然の中に身を置くと心が洗われるようですね。
空気がひたすら美味しい。
うんうん、微笑ましい（？）光景。
子どもたちもそう言いたいんでしょうねぇ。
何があるのかと近づいてみると、近くの木に猿が数匹いたんですね。
微笑ましく皆観察していましたが、野生の猿はガチで怖いので。
噛まれたら普通に指が飛びます。
目を合わさないようにスッとその場を離れました。
先へ急ぐため河童橋へ直行ルートを通りましたが、田代池もフォトジェニックな写真が撮れそうな場所ですね。
また、来年も上高地に行ってみようかしら。
マイナスイオン出まくりです。
ここから田代橋を渡って右岸ルートか橋を渡らず左岸ルートを通ることになりますが、距離が短い左岸ルートを通ることにしました。
川は下流が頭で上流がしっぽなんですねぇ。
覚えとくとちょっとお得（？）な情報でした。
この河童橋も繁忙期には渋谷のスクランブル交差点かってくらい人通りがすごいみたいです。
渋谷のスクランブル交差点行ったことないけど。
これまで通ってきた道より人は多く繁盛してるなという印象ですが。
混み合って歩けないなんてことは一切なし！
というわけで、ここまで堪能したのでバスターミナルまで引き返しますかな。
今度、もう少し暖かい時期に来たときは半日くらい上高地で散策してみたいですね。
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