2016/03/04

Nikon D700 MB-10互換バッテリーグリップ

前回ブライダル撮影を行う話をしたのだが、その際私が新たに買い足した装備があります。
それがデジタル一眼レフ用バッテリーグリップとクリップオンストロボ。
どちらもブライダル撮影のための強力な助っ人です。
今回はまず購入したバッテリーグリップについて説明していきましょう。


今回はアマゾンで互換品を購入しました。
いわゆる中国のコピー製品ですね。
そもそも、バッテリーグリップは機種ごとに用意されており、私が使っているD700用の純正品「MB-10」はとっくの昔に生産中止。
今は中古などでしか手に入りません。
そもそも、純正マルチパワーバッテリーパック「MB-10」だと定価で4万円ほどします(高い!!

もちろん、信頼性があるのは純正品でしょうが新品が手に入らない事、そもそもそこまで高いものは買えない理由より互換品を購入するに至ったわけです。
値段は5000円でお釣りが来る程度。
純正だと別売のバッテリー室カバーや赤外線リモコンも付属しておりある意味純正よりも豪華なオプションです。


付属品はこんな感じ。

・バッテリーパック本体
・EN-EL3e用バッテリーホルダー
EN-EL4/EN-EL4a用バッテリー室カバー
・単三電池用バッテリーホルダー
・赤外線リモコン

がついています。


様々なバッテリーに対応するのはありがたいですね。


D700でも使用しているEN-EL3eの予備バッテリーも無駄にならず使用可能です。


また、D2xで使用しているEN-EL4や追加で購入したEN-EL4a互換バッテリーも付属のバッテリー室用カバーを使うと使用可能。


D2xのがそのまま使えるんじゃないの?と思って試してみたら、D2xのバッテリー室の方が深さが浅いんですね。
だからちゃんと専用のバッテリー室カバーは長さを補うためにフタ部分が分厚くなってるわけです。


また、電池ホルダー用の充電池も買い足しました。
安かったのでアマゾンブランドの充電池ですが中身は1世代前のエネループらしいですね。
バッテリーホルダーには8本の電池がセットできるので8本セットを購入。


ちなみにエネループの黒い奴、プロ用のは普通の電池よりでかいのでこういったホルダーには合わないので注意が必要です。
一度買って痛い目を見ました。


バッテリーグリップ本体です。
梨地の外観とラバーグリップがいい感じ。
そこまで質感が悪いことはないですね。
純正はお値段が8倍くらいなわけですが、プラボディじゃなく金属ボディに防塵防滴シーリング加工がしてあるので高いのには理由があります。
しかし、こっちのボディには赤い四角が見えると思いますが、赤外線リモコン用の受信機も搭載されておりワイヤレス撮影が可能です。
そのへんは純正にはない機能なので嬉しいですね。


さて実際の装着ですが、前に持ってたキヤノン20Dとかは電池室の蓋外してにバッテリーグリップを挿入するタイプだったのですがこれはそんなことしなくてOK。


まず、背面のバッテリーグリップ接点部のラバーを外します。


するとこんな感じの接点が出てきます。


ちなみに外したラバーはバッテリーグリップに装着できます。


そしてD700本体に装着。
いやーでかいですねぇ。


フラグシップの1桁機、D2xとくらべても大きさも重さもバッテリーグリップをつけたD700が上という始末。
このボリューム感。
こうやって見るとD2xって結構コンパクトですね(混乱


ちなみにバッテリーグリップの電池設定はメニューで行えます。


エネループはニッケル水素充電池なので上から2つ目のNi-MH単3形充電池に設定します。


また、バッテリーを使う順序も設定可能。
カメラ側のバッテリーかバッテリーグリップ側のバッテリーかどちらを先に使うか決めれます。
ちなみに肩液晶のバッテリー残量表示はバッテリーグリップ側を使用中は横に「BP」表示がでます。


バッテリーグリップを付ける利点はバッテリー容量が上がることはもちろんですが、重いレンズをつけたときボディ側が軽くバランスが取れない時の重し代わりになります。
また、縦位置で写真を撮る時普通に構えられるので、ブライダル撮影でポートレートを撮るとき縦位置で撮るときなどは重宝するでしょうね。

また、D700に限って言えばバッテリーグリップを装着すれば連射速度が上がるという利点があります。
普通は5コマ/秒でそこまで早い連射速度ではないのですが、バッテリーグリップを付けることで8コマ/秒にパワーアップ!!
実はフルサイズ機で8コマ/秒は結構早い方でニコンのフルサイズで言うとこの速度を超えているのはフラグシップの1桁機だけ!
高画素機のD810は6コマ/秒ですし、D750も6.5コマ/秒とD700+バッテリーグリップには及ばないのです。

ではそんなD700の連射速度を動画で見てもらいましょう。
まずはノーマルの5コマ/秒


続いてバッテリーグリップ装着の8コマ/秒


どうです?
この速さ、痺れますねぇ。
8年も前の一眼レフでありますが、実は今でも十分使える高連射機として生まれ変わりました。
これでまだまだ使えます。
あとはもうちょっといい望遠レンズを買えば動体撮影もガンガンいける?
まぁ、これで結婚式の撮影準備ができたわけでバッテリー容量は安心ですね。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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