2014/10/29

彩速ナビ KENWOOD MDV-R700を購入して 導入編

今回からは無事装着されたマイカーのナビ彩速ナビ KENWOOD MDV-R700について紹介していきます。


全体イメージはこんな感じ。
ピアノブラックで艶のあるボディがちょっと高級感を演出してくれます。
ただ、ボタンの出来はイマイチかも。
カッチリクリック感があるわけでもなく、個人的にはここの出来はいただけない。
上位機種ならこういうハードの作り込みもしっかりして欲しかった。



主な仕様


簡単にまとめるとこんな感じです。
この機種にDVDドライブなどがついたフラグシップモデルが「MDV-Z700」、その廉価版が「MDV-X500」になります。
DVDドライブがある以外は「MDV-X500」より「MDV-R700」の方が高性能です。
液晶が高品質のものになり、スマホなどとの連携ができるのも「MDV-Z700」、「MDV-R700」の強みといえるでしょう。



では、簡単な使用感を紹介していきましょう。

まず、車のエンジンをかけるとKENWOODの起動画面が表示されます。
起動時間はこれまで使ってきたナビと比べたらそこまで長くありません。
以前に使用していたHDDタイプよりはやはり早いんでしょうね。


個人的に家の他の車に乗っている楽ナビと比較して、Bluetoothの繋がりの速さが一番の感動ポイントでした。
楽ナビの方は起動してからの接続がかなりもたつき、しばらく走っていないとBluetoothと繋がらないというレベルなのに対し、このナビは起動時間からナビ画面になれば即繋がっている状態。
音楽もさっと聞けていいですね。



こちらがナビ画面。
光沢パネルなんで反射が気になりますが、日中でもオープンにしてないと問題ないですね。
オープン状態だと天気な日には結構見えません。
まぁ、仕方ないです。


このナビのタッチパネルは静電気式なのでスマホと同じような操作ができます。
1本の指で地図をスクロールや画面をスワイプ(切り替え)、2本の指で地図のピンチイン・ピンチアウト(拡大・縮小)など感圧式のタッチパネルではできない様々なジェスチャー操作が可能となってます。
しかし、問題としてナビ画面のアイコンを操作しようとしたときに地図をスクロールしてしまうところ。
そのたびに現在位置ボタンで表示を現在位置に戻し、再びアイコンを押す動作をしないといけません。
このへんの誤操作防止は何か対策をして欲しいですね。



そして静電気式タッチパネルを採用したことによってできるようになった操作がこちら。
画面の一定の場所から中央に向かって指をなぞる操作(スワイプ)することでショートカット操作ができます。
例えば上の画像のように画面の左下端から指をスワイプさせると、



メディア画面を呼び出すことができます。
更にスワイプの距離を伸ばすことにより、操作画面を大きく表示できます。



こんな感じでグニョ~ンと画面を広げることができます。
そして端まで広げると、



メディア操作画面を呼び出すことができます。

ナビの
・左上は詳細マップ表示
・左下はメディア操作
・右上はメディア選択
・右下は電話番号
の画面を表示可能。


個人的に電話番号と詳細マップ表示はあまり使わないんで設定で他の機能を割り当てれると良かったかなと思います。
ただ、メディア操作画面とメディア選択画面はよく使うのでありがたい機能ですね。




ナビの下の『HOME』ボタンを押すことでホーム画面を呼び出すことができます。
ここではメディアの表示や地図表示、カレンダーや時計、車速計などが並んでいます。
黒が基調の結構カッコイイ画面ですよね。
上のメディア表示をタッチすることでメディア操作画面に飛べます。
下の各アイコンはタッチすることで表示の種類を変更することができます。
アナログ時計をデジタル時計に変えるみたいな感じです。


右下にある現在地の天気はiPhoneを繋ぎ、純正アプリとリンクさせることで表示できるようですが、その純正アプリが有料になり結構評判悪いのでここは別の表示もできるようになると嬉しかったですね。
もしくはアプリも無料配信して欲しかった・・・。



ホーム画面を左にスワイプすることで各種設定画面を表示できます。
ナビ設定ではナビでアイコン表示する施設の設定や音の調整、サウンド設定ではスピーカーの調整やイコライザーの設定、システム設定ではショートカットメニューの設定などができます。
基本的によく使うのはその3つでBluetooth設定は最初に持ってるスマホをペアリングしたら後に使うことはないですね。
ただ、複数のスマホをペアリングした場合はここでペアリングするスマホを選択します。



ホーム画面を右にスワイプすることで目的地検索画面を表示できます。
検索方法は
・名称
・ジャンル
・住所
・電話番号
など最低限の機能はついてますね。


また、検索結果を現在地から近い順に表示でき、各目的地を地図上で表示できるので分かりやすいです。
しかし、1箇所の目的地に対していくつもピンが立つのは理解出来ません。
恐らく大きい施設の場合各入り口などを表示してくれてるのでしょうが、そこは1箇所だけピンで表示するだけでいいです。



というわけでざっと各機能を説明してきましたが、詳しい説明はまた次回以降指定校と思います。
しばらくナビを使ってみて思いつくこのナビの良いとこ、悪いとこは


【良いとこ】
・画面がキレイ
・反応が早い
・スマホ感覚でそうできる
・音質がいい


【悪いとこ】
・タッチパネルが感度良すぎて誤操作する
・ナビの案内がイマイチなときがある
・地図表示画面が鮮やかすぎて目が疲れる
・高速道路モードはSAやIC表示の文字が小さくて見づらい
・音楽用ソフトが使いにくい


と言った感じでしょうか。
操作性に関してはそこまで不満に思ったことはありません。
ナビの性能と表示画面に対して不満な箇所がいくつかありますね。
その他オーディオなどに関しては満足しています。
特に初めに付いていたカロッツェリアのオーディオより音は良くなりましたし、家のプレマシーに付いているマツダ純正ナビの楽ナビよりもよっぽどいい音を鳴らしてくれてます。
こうやって聴き比べると音の違いも分かって面白いですねぇ。


では次回からナビの機能とオーディオの機能を詳しく紹介していきます。

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2014/10/26

ロードスターにナビを取り付ける ~その5 ナビ取付編~

ようやくここまできました。
地デジ用アンテナを貼り付け、GPS受信機にBluetoothマイクを取り付け、今回はいよいよセンターパネルを剥がしてナビを取り付けていこうと思います。

さてセンターパネルを外して行く前にナビの方に取り付けようの金属パーツを付けておきます。

こちらマツダで購入したロードスター用のナビ取り付けキット。
しかし、よくよく考えると今ついてるオーディオも後付けしてたわけで。
案の定こいつがくっついてました・・・。
1セット無駄になったなぁ・・・まぁこういうこともあります!!


まずはナビに付いてる金属パーツを外します。
ついでに側面に貼ってある注意シールも剥がしましょう。


湾曲したこいつには右パーツと左パーツに分かれているのでちゃんと「R」と「L」表記を確認しましょう。



はいこんな感じで金属パーツ取り付けOK。
画面のフィルムは画面が傷つくのを防ぐために最後に外すことにします。





さてナビを取り付ける下準備もできたということでセンターパネルを剥がしていきましょう。
まずはこのセンターコンソールの中敷きを取ります。


するとネジが見えますのでこいつを外します。


外したネジをどうするかがいつも困るのですが、この前全部一緒にしたら規格違いがあって探すのに苦労したので今回はネジ穴の近くにマスキングテープで固定しとくことにしました。
これならどのネジがどこのものなのかすぐわかります。
しかし、粘着力が弱いのであまりおすすめできる方法でもないですが・・・。
ほんとは図面書いて各場所に貼っつけていく方法が一番確かで安全でしょう。



続いてセンターコンソールの後ろ側のカバーを剥がします。



ここも上に引っ張れば取れますが、マイナスドライバーとかを突っ込んだほうが取りやすいかもしれません。
しかし、その場合傷がつかないようドライバーの先端にガムテープを貼るとか色々工夫してください。


カバーを剥がすとネジが3つあるので全部外します。



ネジを外したら上に持ち上げるようにしたらここは外れます。
その際、後ろ側が傷つくおそれがあるのでこのようにタオルを噛ませておいたほうがいいです。


後ろのネジが外れたら前ははめ込んであるだけなので上に持ちあげるだけで外れます。


そしてずらしたらネジが2本見えますのでここを外しましょう。


そしてセンターパネルの両側の部品は前にずらすように外します。


あとはセンターパネルの側面のネジを外すだけで、オーディオ部分が外れるようになります。
外す際は傷がつかないようこちらもタオルか何か噛ませておきましょう。


オーディオパネルはこのように前におもいっきり引っ張るだけで外れます。


あとは取付キットの金属部分とパネルを固定しているネジを4本外すだけでオーディオは外れます。


ナビを取り付ける際はエアコンの電源ケーブルも外したほうがやりやすいです。
しかし、私はエアコンの電源ケーブルが外れにくかったんでこのまま作業しました。




1日目は個々で作業が終了し作業は次の週に持ち越しになってしまいました。
というわけで外したパネルにナビをセットしていきます。


まずはナビの電源ケーブルとロードスター側の電源ケーブルを接続していきます。
これがまた結構めんどくさくて、


ロードスターの電源ケーブル⇒マツダ用オーディオハーネス⇒ナビ電源ケーブル
という接続になるわけですね。




まずはナビの電源ケーブルのリバースと車速のコードをロードスターの電源ケーブルに繋ぎます。
その際するのが上の写真にあるピンク色の物体。
こいつはコードを金属の爪で挟み込むことでケーブル同士を繋ぐことができるアイテム。


ナビの配線の紫がリバース信号、ピンクが車速信号なのでそれぞれ21番、19番に接続します。
ほんとはナビの配線の緑色のケーブルもサイドブレーキ信号に繋がないといけません。
これを繋ぐことでサイドブレーキを引いている時にしかナビを操作できなくなるというわけです。
でもそれってかなり使いにくいことはないですか?
もちろん、運転中にナビを操作するのは危険ですがそういう時は助手席の人に操作してもらえばいいだけですし。


ディーラーなどで取り付けるときは安全上サイドブレーキ信号にも繋ぎますが、個人でセットするときはその辺は応用が利きます。
というわけで、この緑のケーブルは他のアースと同じように繋いで常時信号状態にします。
これで運転中でもナビがいじれるようになるわけですね。
別に推奨はしませんからあくまでも自己責任で。


あとはナビの電源ケーブルとマツダ用オーディオハーネスのコードを接続していきます。
両方なんのケーブルか記載してあるので同じ者同士をくっつけるだけ。
どんどん繋いでいきましょう。



そしてマツダ用オーディオハーネスをロードスターの電源ケーブルにつなぎ、他のケーブル類をまとめてナビにセットしていきます。
説明書を見ながら間違えないよう接続して行きましょう。
そして全てつなぎ終えた後は余ったケーブルはまとめてフロントパネルの左右の合いたスペースに引き込んでおきます。

ロードスターのオーディオ部分にはスペースが少なく、ケーブルが邪魔で上手くまとめないとパネルが入らないのです。
私は車速、リバースのケーブルは運転席側のスペースに、後のケーブルは助手席側にまとめました。
ちなみにMHLケーブルやUSBケーブルはもちろん助手席に引き込んでおきましょう。



今回買ったマツダ用オーディオハーネスも結構デカいタイプでこれもまたナビをはめるとき難点でした。
助手席側に上手く押しやりながらえいや!とナビを押し込めます。
上手く押し込めないと後で飛び出てくるそうな・・・。



何回かトライした後やっとナビがセット出来ました!!
これは・・・いい!!
すごく合っている。
ピアノブラック調のナビのボディが映えますね。


ちなみにここから分解したのと逆の手順で直していきますが、その前にバッテリーのマイナス端子を繋ぎ、電源がきちんと入るかだけ確認しましょう。
GPSがキチンと作動し自宅の位置を指すか、オーディオは左右のスピーカーからきちんと鳴るか、地デジはちゃんと映るか、ラジオはちゃんと繋がるかなどです。



そして・・・

イヤッホォォ!!!!
やりました!!!


ちゃんと作動します。
オーディオも問題なく左右のスピーカーから鳴ってますし、GPS受信機もあの位置でちゃんと車の位置を追ってくれます。



しかし、感圧式ではなく静電気式のタッチパネルなのですごく綺麗。
たしかにこれは彩速ナビですわ。
反応もサクサクですし。
ナビの詳しいレビューはまた今度じっくりお届けしようと思います。
近々遠出する予定もありますし、ナビの性能からオーディオや地デジの性能などもちゃんと確認できそうです。


ちなみにグローブボックスにはMHLケーブルとUSBケーブルがあります。
MHLでmicroUSBで充電できる製品は充電できますし、MHL対応のスマホがあれば動画をナビに映すこともできます。
また、余ったもう片方のUSBはiPhoneを充電するも良し、USBフラッシュメモリを差して音楽や動画を楽しんでも良しです。
個人的には32GBのSDカードに家のPCの音楽全部詰めてナビに入れとくつもりですけどね。
これで自宅の音楽全てを持ち運べます。



ちなみにこのUSBケーブルは1Aの供給電流が可能でiPhoneを充電したりするときもすごく早くて助かります。
うちのプレマシーなんていくら繋いでも全然充電出来ませんが、こっちなら40分くらい繋ぐだけで20%が80%を超えるくらい充電できるのでかなり実用的ですね。


というわけでロードスターにKENWOODナビ”MDV-R700”の取り付けについてでした。



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2014/10/24

ロードスターにナビを取り付ける ~その4 GPS受信機&Bluetoothマイク編~

続いてGPS受信機とBluetoothマイクを取り付けていきます。
これも通常の取り付け位置と大きく変えていきますので、参考にして動作不良などあっても保証しませんのであしからず。


GPS受信機はこんな感じの四角いパーツです。




まずGPS受信機ですがこれはナビから遠い位置に置くのが鉄則です。
ですので、ディーラーなどに頼むと助手席側のこのダッシュボードの一番端に付けられることが多いです。
しかし、ETCの時にも言いましたが個人的には室内にゴチャゴチャケーブルがあったり何か置いてあるのは好きじゃないんですよね。


ブログとかで調べるとメーターフードの中に隠すという方法があることが分かったので今回はその方法を試してみることにします。




まずメーターフードを取り外します。
これは別にネジとかで固定されておらず上にちょっと引っ張っただけで取れるそうです。



こちらはプラ製の爪で装着されていたようで、大きな音もせずすぐに取り外せました。



フードの裏側、四角い部分にGPS受信機を仕込みフードの空洞に余計なコードをまとめて入れます。


GPS受信機には粘着テープが貼ってあり、それで上の図の部分に固定しておきます。
ホントは金属パネルとかを下に敷いたほうがいいらしいですがまぁこれで良しとしましょう。




そしてケーブルはこの隙間を通して、


一旦、下に持ってきてからナビのとこまで通しましょう。


ちなみに作業省略ですが、Bluetoothマイクはこの位置に取り付けました。
通常ではステアリングのとこに取り付けますが、アレってなんかかっこ悪くて・・・。
BluetoothマイクのU字金具をAピラーに挟み込んで固定しております。
コードはAピラーを通し下側へ。
GPS受信機のコードとセットでナビの位置まで持って行きました。



ちなみにこの位置だとサンバイザーと干渉するのですが、


その際はちょっとマイクを横に向ければいいのでこれでいこうかと。
サンバイザーを使用中にハンズフリーが使う場面は少ないでしょうし。


ちなみにナビ取り付け後、iPhoneをナビにBluetoothで接続しLINEでハンズフリー通話をしましたが相手側にはキチンと音声が伝わっていました。
何か声が遠かったりノイズが入ってないか聞きましたがまぁ聞こえると。
今度どう聞こえてるかも確認してみたいと思います。




というわけでGPS受信機とBluetoothマイクも取り付け完了。
これでいよいよナビの取付をしていきます。



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