2014/06/27

雨の日の撮影


雨の日は撮影に出かけるのが億劫になりますが、雨の日は雨の日でそのときだけにしか撮れない魅力的な世界が広がっています。
今日は105mm F2.8 MACROを持ちだして雨の日の近所でも撮りに行こうと思います。


とはいえ普通のカメラで雨の中撮るのは中々度胸がいりますね。
もちろんメーカーは推奨してませんし、すべて自己責任となります。

こういうときはPENTAXの完全防滴の一眼レフが羨ましくなりますね。


ちなみに防水と書かず防滴なのはレンズ交換式カメラのように脱着できる部分がある商品には防水は使えないとかなんとか。
水にジャボンと付けたら水圧とかでヤバイでしょうしね。


ニコンやキヤノンのカメラも上位モデルなら防滴仕様になっています。
レンズも10万円を超える通称金冠レンズは防滴仕様らしいですが、雨の中で撮る用ではなく多少濡れても大丈夫的な感じみたいですね。
ペンタックスやオリンパス、そして最近は富士フィルムなんかも完全防滴カメラを出してきてますね。
あの手のカメラは台風の中で撮影しても大丈夫なくらい作り込んでいます。


今回はD700を使って撮ってますが、D700もD2xも基本的には防滴仕様で各所にシーリングが付いてます。
ですので、基本的には多少の小降りの雨の中で使う程度なら壊れることなく使えるかもしれません。
なんせ防滴仕様といってもどの程度の環境で使用できるのかメーカー側が言ってない上に壊れても保証等を受けれないのでやっぱ使うのは躊躇しますよね。



ですので皆さんは雨の日を撮りたいときはちゃんと完全防滴仕様のカメラを使用するようにしてくださいね。
もちろん、カメラだけじゃなくレンズも防滴仕様じゃないとダメですよ?
メーカーラインナップのすべてのレンズが防滴仕様ではないので、それもまた困りどころ。
まぁ機械ものに水は厳禁ですしね。


というわけで今日は傘を片手にグルっと散歩してました。
シーリングのゴムも1年ほどで劣化するらしく完全防滴のカメラも保証されるのは1年ほどらしいです。
中古で買ってもあまり意味ないってことですよね。
ふ~む。

ちなみに帰ったらちゃんとボディについた水滴を全部吹いて風通しのいい場所で乾かしてくださいね。
梅雨の時期。
ジメッとしてるのでレンズにカビとか生えないかビクビクですね。


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2014/06/25

大和郡山の矢田寺 ~1万株のあじさい園 D700にて その3~

矢田寺のあじさいの写真も今日で3回目。
今回は持っていったカメラ2台のうち残りの1台、D2xとシグマのマクロレンズ105mm F2.8 OSで撮った写真をお届けしようと思います。




まぁ、マクロレンズといってもいつも寄って撮るわけではなく中望遠レンズ的な使いかもします。
35mm換算約150mm。
意外と使いやすい画角ですよ。


D2xは古いカメラで当時のフラグシップモデルといえども高感度はちょっと苦手。
個人的にはISO400が限度でそれ以上は上げたくないかなといった感じ。


今回は基本ISO200で撮影し暗所や寄った際にシャッタースピードが落ちるならISO400まで上げる方向で行きます。


D700は32GBのメモリカードを使っているのでRAW+JEPGで撮影していますが、RAWの撮り出しとJEPGを見比べてみると結構色味とか違いますよね。
JEPGの方が全然良い感じです。


しかし、D2xは流石フラグシップモデルというかRAWの撮り出しもかなり良い感じに写るんですよね。
いやこれは個人の好みもあると思いますが、D2xの後に出たD3から処理エンジンが変わったんですよ。
D700もD3と同じ処理エンジンを積んでいるわけですが、それ以降の処理はあまり好きではないのです。


そういう意味では古いですがD2xを買ってよかったと思います。
腐っても最上位機種。
使ってるだけでワクワクさせてくれるようなそんな何かを秘めてます。

今日は105mm MACROもおもいっきり使ってやろうと思ってましたが、良いレンズですね。
手ぶれ補正もあるのでISOをそこまで上げれないD2xではありがたいばかり。


たださっきのニコン 50mm F1.4と比べるとちょっと絵が硬い感じでしょうか。
今回はどの写真も開放で撮ってますが、前に行ったように実効F値が記録されてるためほんとに開放なのかは分かりませんね。


105mmのレンズはワーキングディスタンスが稼げますからね。
こうやってアップ目に撮ってる写真も実は結構離れて撮ってます。


う~ん、でもボケはだいぶ綺麗になりました。
昔のシグマレンズが嘘のよう。



被写体に寄ってぼかせばこんなに柔らかい写真も撮れます。
ちなみにこれシャッタースピードは1/45秒。
換算150mmなら最低でも1/150秒程度ないと手振れを起こしますが、手ぶれ補正の力ですね。
これでも若干ぶれてますけど(笑


しかしマクロレンズも楽しいですけどやはり絵的に面白いと思うのは50mmの方が多かった印象。


他の被写体だとそうでもないでしょうか。



それともまだまだ中望遠レンズを使いこなしてないということでしょうか。


ですが、50mmをAPS-Cに装着し換算75mmにしたのも結構好きです。
単焦点はズームレンズと違って自分が動いて絵を決めるのでより被写体に集中できる気がします。


個人的にお気に入りの1枚。
どことなく幻想的な感じがグッド。


しかしこうやってアップで撮ると花の作りも詳しく分かっていいですね。


様々な方向から撮ってみるのもいいですね。


いつも立って撮ってる人は一度しゃがんで撮ってみたらまた違った風景が撮れていいですよ。


あとは真上から撮ってみたり。


まぁそんなこんなでマクロレンズでの撮影はこのへんで。
撮った枚数自体が少ないのと虫が入っている写真があるので今回はアップするのをやめときます。
しかし、マクロレンズを買ったら虫と花は撮りたくなりますよ。
小さいものを大きく撮る、それがマクロレンズの醍醐味ですからね。


というわけで週末に訪れた奈良県大和郡山の矢田寺でした。
また来年も行きたくなりましたね。
ではでは。


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2014/06/24

大和郡山の矢田寺 ~1万株のあじさい園 D700にて その2~

というわけでその2です。
その1を見てないかたはこちらをどうぞ。


前回に引き続き今回もD700で撮影した矢田寺の紫陽花をお届けします。
今回はあじさい庭園の対面にあった色々な紫陽花が植わってるあじさい見本市での写真です。


札入の写真もありますが、そうでないものあるんで種類云々より様々な種類のあじさいそのものを楽しんでいただけたら幸いです。



白い花は日光がきついとすぐ白飛びしちゃうんでちょっと大変。
あとボカして撮るといい雰囲気になるので大好きです。



紫陽花と一言でいっても色んな種類があるんですねぇ。
これまで人生で見てきた紫陽花なんてその中のほんの一握りだったみたいです。



紫陽花の原種はガクアジサイらしいですが、そのガクアジサイも色んな種類があります。


花びら部分の形もそれぞれ違うんですよね。
そこまで注意して見たことはありませんでした。


このガクアジサイなど花びらが立体的に重なっていてとてもおもしろい。


この藤のように垂れているのも紫陽花みたいです。
咲いているのを見たかったですね。


今回はF2で撮ってることが多いです。
もう少し絞ればピントもしっかり合うんでしょうがせっかくの明るいレンズですしボケを楽しむことにします。



良いカメラですね。
ちゃんと撮れましたか?



私はこんな感じに撮れました。



個人的にはガクアジサイが好きです。
こうメリハリのある感じが絵にして美しい。



しかしこのボリューム感も捨てがたい。
紫陽花って面白いですね。



カタカナの名前の紫陽花もあるんですね。



というわけでD700による50mm単焦点の写真はこのへんで。
あじさいの見本市の写真は次回でもうちょっと詳しく載せます。
では次回はD2xによるマクロな世界をお楽しみに。




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2014/06/23

大和郡山の矢田寺 ~1万株のあじさい園 D700にて その1~ 

というわけで昼食も食べた後はいよいよ矢田寺に向かいます。
今日の装備はD700+50mm F1.4に替えレンズの12-24mm F4.5-5.6で標準単焦点に超広角レンズとフルサイズの強みを活かしたレンズで攻め、またD2x+105mm F2.8 MACROでこちらもAPS-Cにマクロレンズを装着し換算1.5倍の恩恵を最大限利用したいと思います。


現地で逐一レンズ交換をすると面倒なので個人的にはカメラ2台持ちは結構楽でいいです。
いや重量的に楽ではないですが、撮影場所でレンズを交換するのは色々リスクも伴うので出来れば使いたいレンズの数だけボディも持ってったほうがいいんですよね。
あくまでも体力があり、行く場所が限定されるときに限りますが・・・。


というわけで、今回はD700とD2xで撮った写真をそれぞれ紹介して行きたいと思います。
まずは標準50mm単焦点に超広角レンズの世界をとくとご覧あれ。



D700はフルサイズ機ですが、フルサイズといえばやはり50mm。


カメラのファインダーを通し、人の肉眼で見た通りの世界が広がっているのがいいですね。


また、レンズの設計上無理がなく、F1.4と明るいレンズなのにおねだんもお手頃なのがいいです。
あまり絞らずF2.0くらいでスナップしてるとちょっとした植木鉢もなんか良い感じに写っていいですね。



山の上まで身障者なら車でいけます。
そこから寺の方まで50mくらい歩きますか。
普通なら下の駐車場に車を止めちょっと山を登らないといけないので寺まで行くのにちょっと一苦労かもですね。



人混みと紫陽花が見えて来ました。
この先が矢田寺です。
この季節は入場料を払います。
大人で400円ですね。




ここで単焦点のコツですが、これいいなって思ったところを撮るのもいいのですが、こういうときは思い切って寄って撮ってみましょう。


そして被写体を画面全体に収めず必ず四隅のどこかに寄せます。
画面を縦横3つに分けた時の左右の4点に被写体を配置する方法を三分割法と言いますが、こうすることで背景と被写体がいいバランスで写せます。



どういうことかというとこの写真を例えとしますと、


こんな感じに3分割した各接点に被写体を置くという感じですね。
今回は左側に被写体を固めた感じですが、このように寄らすことで写真にメリハリができます。あくまでもこれは撮影法の一つなのですべてこれじゃないといけないというわけではないですが、迷ったときは使ってみてください。


とまぁ、自分の知ってる撮影法など適当に紹介したりして。
個人的には単焦点を使い寄って被写体を中心でなくずらして撮るとそれっぽく写ると思います。
あと超広角はダイナミックに寄って歪ませて撮ったり。
狭い場所で全体を移したいときは12mmはありがたいですねぇ。
端の方とか結構歪みますが、シグマのレンズは結構シャープでコントラストも高めで写るので好きです。




ただ暗いレンズなのでそれが玉に瑕ですが・・・。
F2.8の14mmが欲しいですねぇ。




ここまで見ただけでも紫陽花も色んな種類があるのでとても楽しいですね。
もうテンション上がりっぱなしでレンズを変え、カメラを変え撮りまくってます。
傍から見ればただの変な人です。
カメラ2台首からぶら下げてパシャパシャやってるんで。



とはいってもカメラを持ってる人は多くなりましたよね。
観光地に行くとみんなスマホとかかと思うと意外とそうでない人のほうが多い。
やっぱ写真とるならカメラですね。




そしてこちらがあじさい庭園。
上から眺めるスポットがあるのですが、すごいですね。
一面紫陽花だらけ。
早く中に入って撮影しよう!


こちらが庭園の入り口となります。
人混みで混雑しているかと思いきやそこまで人はいません。
これなら中で立ち止まって撮影しても邪魔にならないでしょうね。


まさに紫陽花の壁。
すごいですねぇ。


どこを向いても絵になる気がします。



こういうとき良いカメラを持ってないとピントが合いにくくて困ります。
手前にピントが合ったり、奥になったり。
カメラがいつも自分のイメージしたようにAFしてくれるとは限りませんからね。


ちなみに50mm F1.4は開放F1.4で撮影するとここまでボケます。
もう中央の一部にしかピントが合ってません。
被写界深度がかなり浅いのがわかると思います。
でもボケがキレイで私は結構好きなレンズです。
ちなみに最新型は4万ちょい。
中古のならその半額以下で買えるのでコスパもいいですね。



こうやって見てるとほとんど広角レンズを使ってないのがわかると思います。



まぁ、こういう狭く混みあった場所は広角でガッツリ撮るのもいいのですが、やはり使ってて絵になるのは50mmかなと。


あと安い広角レンズなので周辺が暗くなったり、色々ありますからね。




そんなわけで9割くらいは50mmで撮ってます。



みなさんもレンズで迷ったときはまず標準レンズを試しましょう。
標準の名は伊達ではないのですよ。
どのメーカーも比較的安くそして明るい50mmの単焦点レンズがラインナップにありますからね。


この庭園を一望できる展望台です。
多くの方が記念撮影してました。


決してそこまで広くない庭園ですが、道が曲がりくねったりしておりボリューム感があります。


紫陽花の壁で隔てられた細い道をひたすら歩いていきます。



なんだか不思議の国に迷い込んだ気分ですね。



天気も快晴ではないですが曇り空がいい感じにディフューザーの役割を果たしています。
白飛びしないで撮れるのも曇り空のお陰ですね。




ただ道はところどころ険しく足の悪い人は回れませんね。
あとさっきから探しているのですが紫陽花といえば・・・



いました。
そうカタツムリ。
ちなみに紫陽花は実は毒があるので花にも葉にも虫が寄らないのですよ。
ですのでこのカタツムリも日光避け程度で葉に留まっているんでしょうね。


ボカして撮るのはやはりスマホでは難しい。
一眼レフならではの絵です。



あじさい庭園はどうでしたか?
入ってから出るまでに何枚撮ったんだろうというほど撮影しましたよ。


ちょっと長くなり過ぎそうなのでこの後寄ったあじさい見本市は次回紹介しましょう。
乞うご期待!!







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