2012/12/13

ロストマン

年をとるにつれ物事の趣向が変わるというのはよくある話。

食べ物の好みが変わったり、まったく違った方向性の趣味に目覚めたり・・・。


音楽についてもそれが言えることは言うまでもないだろう。

今日はそんな感じ、とある”曲”の話。



私にとっていつも聞く曲というのは、前にブログの”ラジオの話”で少し話したが中学時代にラジオから流れてた曲が原点にあるといって過言ではない。


そのころに気に入った曲はいつまでも飽きることなく、というより聞くたびにその時を思い出せる思い出の曲なのだ。


そんないつも聞いてるアーティストの中に「BUMP OF CHICKEN」というバンドがある。


どちらかと言えば、中高生に人気なバンドだろう。
私が初めて知ったのは中学校の給食の時間のBGMで流れてる曲からである。


小学校、中学校といえば放送委員がいて、給食の時間とかにいろんな曲とかを流すのが全国的に標準だと思うが、たまに変な曲を流してお叱りを受けるのもお約束。

私が中学のときは、ブリトラ(ブリーフ&トランクス)の「ハゲの歌(小フーガハゲ短調)」を流して、全校アンケートが取られるという問題になった。





まぁ、そんな話はさて置いて「BUMP OF CHICKEN(以下バンプ)」の曲の中に”ロストマン”という曲がある。

2003年に発売されたバンプの6作目のシングルであり、”ロストマン/sailing day”の両A面シングルの中の1曲。

ロストマンがスローテンポな曲であるのに対し、sailing dayはアップテンポで勢いのある曲である。

どちらかと言うと昔、といっても中学や高校生のときはsailing dayの方が好きでロストマンの方はそこまで好きではなかった。


もちろん、いい曲だとは思ったが歌詞がいまいち頭に入ってこない。
そんな不完全燃焼な感じの曲だった。



しかし、今ではロストマンの方をよく聞くようになった。
なぜならその歌詞が自分の中に入ってくるようになったからだ。



ロストマンはこういうフレーズから始まる。



『状況はどうだい 僕は僕に尋ねる

旅の始まりを 今も 思い出せるかい』



大学受験をして、1度失敗して、考える時間ができて、そしてまだ大学を受験して、その結果大学に行く事になって・・・。

いつからかこの曲の冒頭、『状況はどうだい?』というフレーズが頭に入ってくるようになったのだ。



そして歌詞はこう続く


『選んできた道のりの 正しさを 祈った』


最初はただ、聞き流すだけだった。
歌詞の意味なんて考えもしなかった。

選んできた道のりの正しさを祈るってどういうことか、そんな疑問なんて持つこともなかった。


そして、この前ネットでロストマンの発表前にラジオでこの曲を作詞した藤原が語ったことが書いてあった。

一部、省略しているが


”「ロストマン」は迷子という意味で。


タイトルがついたのも、愛情を込めて親しみを込めてなにか、「君」とかじゃなくて名前を呼んであげたいと思った。

その状態や状況、その呼び方で表現してあげられるような、そういう呼び方をしてあげたい、と思ったんだ。


「ロストマン」ていうのは間違った人じゃなくて正しさを祈ってる人のこと。

数式に答えを書きながら書きながらまだ計算ドリルは終わらなくてみたいな感じで。
これで正しいでしょって思わないと次のページに行けないでしょ。

正しさを祈るっていうのはそういうことだと思う。
正しいと理解するということだと思う。
 自分で。答えを見ないでね。だから祈るんだよね。

正しい正しいと祈るんだよね。


「間違った旅路の果てに正しさを祈りながら」っていうフレーズでいちばん俺が描きたかったことは伝えたかったことは、「Yes-No」っていう分岐をいくつもいくつも経験していくじゃないですか人間は。

たとえば、ふたつの箱があります。
かたっぽはからっぽです。かたっぽはあなたの人生の中でもっとも欲しい物が入ってます。

どっちか選んでください。もう究極の選択ですよ。で、からっぽの箱をあけちゃったヤツがいるとする。
そこで正しさを俺は祈りたいなと、思うんですよ。カラだった。当然へこむ。
で、その未来を歩んでいくわけじゃないすか。

で、きっと、それが正しいと祈ることができるんじゃないかと。カラでよかったと。


これから「ロストマン」をきいてくれるであろう人たちに、俺はこれを言わずにはいれないなっていうのがあるんですよ。

自分で正解か間違いかを判断しなきゃいけないってことはものすごい責任なんですよ。
だからもし「ロストマン」を聞いて自分の人生を正しいっていうふうに思える強く思える人がいたのであれば、「ロストマン」て曲に感謝するのではなく、「ロストマン」て曲で、そういう方法論を知って、ものすごいその責任を背負いながら正しいっていうふうに言えた自分のそのタフさ強さにまず感動してほしいなって俺は思うんですよ。


それが「ロストマン」ていう曲が世の中に出回ってすごく意味があるなと思える瞬間なんで。そういうふうにみんな聴いてほしいなと。”




なるほど。

そう思って藤原はこの曲を書いたのか。

そう思ってこの曲を歌っていたのか。



そう考えるといろいろな疑問が解けたような気がした。



sailing dayは勢いのある曲だ。

ロストマンとは全く反対の、自分の道が正しいか祈ることすらしない。

ただ、前を向いて目指す方を向いて、嵐の中だろうと夜が空ける前であろうと構わず船を出す人間の歌だ。


恐らく昔の自分は、中学生、高校生の頃の自分は。


そうありたいと思っていたのかもしれない。そうなりたいと思っていたのかもしれない。


別に何があったって、どんな人生を歩んだって、ただ何かに向かって走って行きたかったのかもしれない。



ただ、年をとるごとにいろんな選択をした。

いろんな分岐路に立って、その中の1つを選んできた。


ということは、その他の選択肢をすべて捨てたということ。

他の可能性にさよならをしたということ。



思わずにはいられないんだ。
今とは別の、まったく別の道を歩んだらどんな未来がまってたのかと。

あのときのあの選択はほんとうに正しかったのかを。



そんな気持ちが芽生えたからこそ、自分にとってロストマンという曲が大きくなっていったんだろう。


多分、これからもいろんな選択をしていかなければいけないんだろう。

たくさんの選択肢の中からたった1つをつかみとり、その他を捨てていかなければいけないんだろう。

でも、例えベストな選択でなかったとしても、自分はその道を信じていきたいと思う。

その道を否定せず、歩いていきたいと思うんだ。


だから、今日も自分自身にたずねてみる。 


”状況はどうだい?”


そして胸をはって答えてやる。


”なかなかいい感じじゃないかな? この先はもっとよくなりそうだけどね。”


そうやって生きていくんだ。生きていきたいんだ。





今日はそんな感じ。

とある”曲”の話・・・。


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2012/12/10

RICOH R8  使い勝手のいい本格派コンデジ

☆RICOH R8


久しぶりのカメラ紹介。ニコニコ
手持ちのカメラをなんとなく紹介していくコーナーです。


で、今回はコイツ。

”リコー R8”を紹介していきましょう


何を隠そう、このコンデジはゆうが初めて買ったデジタルカメラになります。


それまでは携帯のおまけみたいなカメラで頑張っていたのですが、大学に入りレポートとかを書く際に、写真なども添付しなくちゃいけなくなり、流石に携帯じゃ・・・

ってことで購入しました。



各部紹介
    *前面*



   *背面*


けっこうシンプルな外観。
ボタンも適度に離れており、使いやすい設計となっております。

*軍艦部*




基本スペック

有効画素数1,000万画素
素子1/2.3型CCD(総画素数 約1030万画素)
レンズ
焦点距離:
焦点距離の35mm換算値で28~200mm
F
F3.3(広角)~F5.2(望遠)
ズーム倍率
7.1倍



とまぁ、各部紹介はこんな感じにしましょうか。


続いて操作性などの説明ですが。
正直いってすっっっっごく使いやすいです




いやホント
初めて自分が手に入れたコンデジなんで思い入れはあるかと思いますが、各部の操作はほとんど不満がない。

強いて言うなら起動の遅さとズームの遅さくらいです。
ですが、当時では7倍ズームっていうと中々優秀な部類でしたし、起動も他の機種に比べ特別遅いってわけではないですからね。





特に私がRICOHのRシリーズ、その新モデルであるCXシリーズで気に入ってるのはこのレバー、通称”ADJ.レバー”です。





普通に押しこむことと、上下左右に倒すことで様々な操作ができるレバーなんですよ


今、左にチューリップの絵、右に矢印が書いてありますがコレはカメラの機能”マクロ”と”フラッシュ”を意味しています。



”マクロ”っていうのは物を大きく撮りたいときに使用するモードです。
コンデジなどでは撮影対象に寄って撮るときなどに使用します。



”フラッシュ”機能は文字通りカメラのフラッシュの調整に使う機能です。
よく薄暗い室内で撮影するときなどフラッシュを炊いて撮影している方がいますが、場所によってはあまり望ましくない場合があります。
そういった場合、フラッシュをのモードを「発光禁止」にしておくといざという時便利です。



また、このレバーは上と下にもショートカット設定ができるので、自分のよく使う機能をショートカットに設定しておくと操作がとてもスピーディーに行うことができます。



更に
ADJ.レバーを押し込むことで





各種撮影設定ができるモードになり、素早い撮影設定の変更が可能なのです。


実際にこの機能は撮影をしてるときはとってもありがたい機能で、いちいちメニューボタンを押して階層を辿らないと撮影設定ができないカメラなどを触るともどかしく感じてしまいます。



まぁ、すべてカメラにまかせてオートで撮影する分にはあまり関係のない機能なのですが、ちょっといじりながら撮影を楽しむって方にはとても操作しやすいカメラですね。



また、それらの操作を片手の親指のみ、1つのボタンですべてできるっていうのだから優れもの。

あっちのボタンを押したり、こっちのボタンを押したりでは押し間違いがでて操作に支障をきたす場合がありますしね。
このレバーはほんと革命的だと個人的には思っております。


ちなみに寒いときでも分厚い手袋をしたまま操作できます





とまあ、ざっとここまで操作のことしか言ってませんが実際の写りはどうなのか?

買ってからひと通り触ってみて、さあ外に撮りに行こうかと思ってパッと表にでて撮った写真がこちら。










カナヘビの嫌いな人はゴメンナサイ m(_ _)m
蛾の嫌いな人もすみません m(_ _)m


しかし、この描写です

コンデジ買いたての操作もまだよく分かってないようなド素人がこんな写真が撮れるんです。

そりゃ、テンション上がりまくりですよ。


実はRICOHのコンデジは“マクロ撮影”がとても得意なのです

マクロ撮影に関しては他のメーカーよりも1歩か2歩はリードしているでしょう。


実際、このカメラを買うときはズームも魅力でしたが、マクロ撮影にも期待して買ったんですよね。


で、買って撮ってみるとあらキレイ


そんな感じでしばらくはいろんな生き物ばっか追っかけてました。
季節は夏でしたので、主に虫ですけどね。






虫嫌いの人にはゴメンナサイ(もうクドイか・・・(;^_^A



でも、なかなかキレイに写っているでしょ?
これが簡単に撮れるんですよ。



では、風景の方はどうか?






これに関しては可もなく負荷もなくって感じでしょうか・・・(^▽^;)


別にそこまで悪いってわけじゃないんですが、他のメーカーのカメラの方がまだキレイに撮れるって場合はよくありました。



とまぁ、そんなこんなで私のカメラライフは始まったわけです。

買ってからというものどこに行くにも持って歩きましたね。
今ではその役目を他のカメラに写して、R8は引き出しの中に置きっぱですけどね(;^_^A


たまには連れだしてやらんといけんなぁ・・・。


そんな感じな“RICOH R8”のレビューでした。



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2012/11/28

モノクロ写真て?一部カラーにするには?

まぁ、タイトルの通りです。



???みなさんはこのような写真を見たことはありませんか?




?????モノクロ写真なのに一部がカラーになっている写真です。??


このように強調したい部分をカラーにすれば周りがモノクロなので際立って見せることができます。


????最近のカメラではこのような処理ができるものもあるらしいですが、フォトショップを使えば普通の写真でも簡単にモノクロ一部カラーな写真が作れます。????

では、どうやって作るのか説明していきますね。



?????①まずは編集したい写真をフォトショップに読み込ませ、レイヤーを上に1枚し追加し、黒で塗りつぶします





???????????②レイヤーの表示設定を「彩度」に変更します。するとモノクロ写真が出来上がります。???



レイヤーのここを「彩度」に変更すると・・・???????モノクロ写真ができます。??????






③あとは色を変えたい部分を黒で塗りつぶしたレイヤーから消しゴムなどで消していくと、消された部分がカラーになります。




???自動選択ツールや消しゴムをうまく使い、カラーにしたいところを黒塗りレイヤーから削除していく。????????こういう写真は1つの対象のみをカラーにすることがコツです。??




また、対象の一部のみをカラーにしてみても楽しいです。?????????????




とまあ、こんな感じでフォトショップを使えば後から簡単にモノクロ一部カラー写真が作成できます。


??こういった編集をするのも写真撮影の楽しみにの1つかもしれません。??

ぜひ、面白い写真を作ってみてくださいね。??????






先日アップした落ち葉の写真なんかもこうして見るとまた違った印象で見えます。??????????





人物のみカラーにするのはよくある手法ですね。???





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2012/07/10

ドライブ日和


今日は、天気もいいので友達と車山までドライブに行って来ました

ほんとうにいい天気!!



眼下に広がる草原に青い空にたなびく雲・・・
遠くの方には茅野の町が見渡せます。



茅野の市内からわずか1時間以内でこんないい景色が広がってる。
信州ってほんといいところです。





久しぶりにいい息抜きになりました。

次はスポーツカーでも買って走らせてみたいもんです

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2012/04/19

若気の至りかな・・・  -勝味庵のカツ丼-

この前、友人と一緒に昼食に行って来ました。
なんでもどうしても食べたいものがあるんだとかで・・・

そして食べてきたのが”コレ”


そう
トンカツ屋に行って来ました。

なんでも不味いトンカツ屋で味噌カツを食べたらしく、その口直しだとか・・・。

それで自分は久しぶりにカツ丼を食べました。こういう店で食べるカツ丼も乙なもんです。


それから友人はヒレカツ定食を食べてました。
こちらも美味しそうですね。


しかし、こういうのを昼から食べることなんて若いうちじゃないと無理なんだろうなぁ~



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2012/04/04

酒粕ラーメン!!  -蔵人-

”寒い夜には最高ですね!!”


この前、ラーメンを食べに行きました。
知り合いに美味しいラーメン屋があるという情報を聞き、仕事が終わり腹もいい具合に空いてきたころですので期待は大です

その店の売りは”焼き味噌ラーメン”!!
昔ながらの味噌を使ったラーメンで、店も昔の蔵を利用した雰囲気のある作りです。


”蔵人”っていうのもなかなか洒落たネーミングですよね。

そこでさっそく食べてみたのが知り合いオススメの”酒粕ラーメン”
何でも酒粕がまろやかで味噌と合いとても美味しいんだとか。

私はあまり酒粕が好きではありません・・・。と、いうより酒自体嫌いなので臭いを嗅ぐのも遠慮願いたいところという考え。

ですが、このラーメンの酒粕はそのようなキツイ臭いはまったくありません。
グイグイ食べちゃえます。


ちなみにこの左に見える白い玉が”酒粕”です。

その後は”雑炊返し”を注文しました。
普通なら麺を食べ終わると替え玉とかで、もう一度残ったスープに麺を入れ食べると思いますが、雑炊返しの場合ご飯を残ったスープに入れとき卵と海苔をかけて雑炊にしてくれるのです。

最初は濃い目のスープで全部飲むのはちょっと・・・と思っていたのですがご飯ととき卵でいい感じに味も薄くなって結局、スープまで1滴残らず食べてしまえました。

今度は激辛ラーメンとかにも挑戦していきたいですね。







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