2013/09/30

白い彼岸花

そういえば、前に白い彼岸花も撮ってみたいと言っていたが、何のことはない。
近所の公園の端にすぐ生えていた。










とはいえ、もうちょっと花は枯れかけでそこまで密集していないので来年はもうちょっと数のある場所を探したいと思う。












もうすぐ10月だがそろそろ紅葉の季節。
出来れば奈良や京都の紅葉を撮りに行く機会があればと思う。

さて、今年の紅葉はどんな感じか楽しみだ。


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2013/09/28

一眼レフで撮る風景

一昨日、昨日とそれぞれ近所でスマホとミラーレス一眼を使用した写真を貼ってきた。
そして今日は同じ場所をデジタル一眼レフカメラで撮った写真を貼っていこうと思う。









正直、私は使ってて一番楽しいカメラは一眼レフだ。
もちろん使い方によっては別のカメラの方が使いやすいということはある。


特に背面の液晶画面を使用した撮影、例えば三脚に固定し、マクロ撮影をするときなどはいちいちファインダーを覗くのでなく液晶画面でピントの山を確認したほうが手っ取り早いことが多い。


また、人通りの多い所ではデカイ一眼レフを構えるのでなくコンパクトなコンデジやミラーレス一眼を使ったほうが取り回しが良い。









しかしながら、それらはあくまでも一眼レフのサブ、一眼レフが使えない状況での手段にしている。
今回のように近所を気軽にまわるといったときでも持ち運べるのならできるだけ一眼レフを持ち歩く。









やはりあのスタイルが一番自分にとっての写真を撮るという行為に合っているのだろう。
レンズから入ってきた光をそのままの形で見れるのだから、このフィーリングは他の素通しファインダーやEVF(電子ビューファインダー)などでは味わえない。


もちろん、一眼レフという機構そのものが完璧で何のデメリットもないかと言われればそうではない。











一眼レフはレンズから入ってきた光をミラーにより反射させカメラ上部にあるプリズムによって反射させ正像の状態をファインダーに映す。


そしてシャッターを切ると、ミラーが跳ね上がりレフ板の裏側のあるセンサーに光が当たることで写真が撮れるわけだ。


つまり、写真を撮るには



シャッターを切る→ミラーが跳ね上がる→センサーに光が当たる→ミラーが下がる



という動作を繰り返さないといけないわけだ。
問題はこのレフ板の動き。


レフ板が跳ね上がると必然的にファインダーには何も映らない。
つまり、一眼レフは撮る瞬間というのもはファインダーを覗いていると見えないのである。



そしてミラーが動くということはブレができるとうこと。
ミラーの大きさが大きければ大きいほどそのブレはでかくなる。














ミラーレス一眼はミラーがないのだからミラーによるブレも当然起こらない。
低速でシャッターを切ったりするときは実はミラーレスの方が有利なのだ。



とまぁ、そんなメリット・デメリットをよく理解してカメラを使うことも重要だ。
特に一眼レフのシャッターを押してから写真が撮れるまでの時間差、いわゆるシャッタータイムラグはミラーのないミラーレスにはかなわない。


レンジファインダーカメラの王様、ライカがスナップなどで好まれたのもシャッター音が小さい(ミラーがバタバタ動かないので)、ミラーの動きによるブレがない、そしてシャッタータイムラグがほぼないことも理由にあげられるだろう。


そういうものを重視する人たちにとっては一眼レフなど使ってられない欠陥機構かもしれない。



いろんなカメラがあり、いろんな機構がある。
それらをできるだけ多く触ることでいろんな違いに触れていくのもカメラ趣味の楽しみだと私は思う。



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2013/09/26

彼岸花を撮ろう

先日は彼岸花を撮ろうと出かけたらコンデジの電池が切れていたためスマホで撮った写真を載せましたが、今日はちゃんとカメラのバッテリーを確認していきましたから大丈夫でした。


使用したカメラはSONY NEX-6。
使用したレンズは前に買ったCarl ZeissのFlektogon 35mm F2.8 とSonnar 135mm F4です。


まずは家を出て、カメラを持ったまま庭を覗いて見ます。












ちょうど紫蘇の花が咲いてました。
ここまでくると実を取るにはちと遅いですね。


この前、畑で紫蘇の実を回収しましたが、それも今後佃煮にして保存していく予定です。
美味しいですよね、紫蘇の実の佃煮。
あの歯ごたえがなんとも言えません。




そして自転車に乗り彼岸花が咲いてる場所まで移動します。


と住宅街を走らせているとふと目の端に何やら可愛い花が写りました。












ナデシコですね。
街路樹が植わったりしている歩道横の花壇にひっそりと咲いてました。












なんかこう花びらのひらひらがなんとも幻想的な感じ。
普段気にせずに生活している周りにもこういった新たな発見があるもんなんですね。












そしてやってきたのは近くの公園の池のほとりです。
先日は田んぼの畦道でしたが、そこまで行くのがめんどくさいので今日はここで撮影していこうと思います。














こんなかんじに道の端にズラッと彼岸花が咲いております。
きっと誰かが植えたんでしょうね。













時刻は16時前くらいでしょうか。
大体15時を過ぎると日が傾いてきて、光は赤みを増し、暖かい感じの絵になります。


こういう光源では赤は映えますね。












今回持ってきたレンズはいずれも単焦点レンズで、その特徴はよくボケるということ。
今回のブログの2枚目のナデシコの写真は結構絞って撮ったので背景の草むらまでクッキリ写っていますが、あとはできるだけ開放して撮っているので写真の背景がキレイにボケてます。



こういった写真を撮るのはスマホでは無理ですからね。














おもいっきり近づいて撮るマクロ撮影や中望遠レンズのキレイなボケはやはりカメラじゃないと楽しめません。
そして私はそういう写真も好きなんです。












どうですか?
スマホで撮った写真との違いを楽しんでもらえましたでしょうか?


また、写真っていうのは撮るレンズ、撮るカメラによっても変わってきます。
そういう変化を楽しむのもカメラ趣味の一つだと思います。


そしてファインダーを覗くことで、自分が普段意識できていないものも意識することができます。
これだからカメラはやめられませんね。


今度はまた別のカメラで撮りに行ってみようかな。



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2013/09/25

たまにはスマホで 彼岸花

最近田んぼの畦道を見るとチラホラと赤い花が目に飛び込んできます。
そう、この季節を代表する花、彼岸花です。

曼珠沙華とも言い、色は赤から白いのまでありますね。
花言葉は「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「あきらめ」などなど。


そんな彼岸花をせっかくだから撮っておこうとコンデジを持って行ったわけですが。
いざ撮ろうとしたら電池が切れていた!?

う~む、毎日使ってるものならちゃんと電池があるかないかをチェックしてるもんですが、たまに電源を入れるものにそこまで気は周りません。


まぁ、仕方ないんでスマホで撮っときました。






最近はスマホの性能も上がりこれでけで十分って人も多いと思いますが、個人的にはやはりスマホよりはカメラで写真は撮りたいですね。







記録として撮るなら先にも書いたとおりスマホで十分です。
しかし、写真という作品を写したい場合はスマホでは思うような写真は撮れません。





まぁ、このへんは実際に両方使ってる人じゃないと分かりにくいと思いますが。
明日は空いた時間にカメラを持って撮り直しに行こうと思います。


今日はiPhone5で撮った写真。
そして明日は別のカメラで撮った写真を載せますので、ぜひともその違いをお楽しみください。





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2013/09/24

実はカレーライスをマズくしている作り方

日もブログを書こうとアメーバのトップを開いたら、このような記事が目に止まった。


あー勘違い!実はカレーライスをマズくしている作り方の誤解4つ
http://news.ameba.jp/20130923-236/


これは一体?!
興味をそそられる。


カレーライスといえば、もはや日本人にとっての定番メニュー。
家で食べる好きな食事の中でも上位に位置する食べ物ではないだろうか?

もはや国民的食べ物とも呼べるカレーライス。
その作り方の勘違い。

もしかして今まで自分はせっかくのカレーをマズく作っていたのだろうか?



リンクをクリックし、記事に飛んでみる。



そしてそこでみた4つの方法とは?!



■1:具材は多ければ多いほどよい?

「よかれと思って具材をたくさん入れすぎると、味のバランスが崩れることがあります。ごはんとともに口に運んで、トータルでちょうど良いくらいに具材の量を調整しましょう。特にじゃがいもは、ごはんと同じでんぷん質なので、入れすぎるとバランスが崩れやすいです」



な、なるほど。
確かに個人的には具だくさんが好きなのでついつい具を多めに作っていたかもしれない。
というより水分多めのカレーは何か貧乏臭くて…。
ジャガイモも好きだから結構いれるなぁ。


■2:じゃがいもはカレーに欠かせない具材だ

「好きな具材アンケートでも上位にランキングする“じゃがいも”ですが、個人的にはじゃがいもはカレーに入れません。炭水化物はごはんだけでいいように思いますし、また、冷凍保存する際には取り出さないとスカスカでまずくなります。じゃがいもはなかなか扱いが面倒なので、省略してもいいかもしれません。

どうしてもじゃがいもを入れたい場合は、煮くずれを防ぐために、だんしゃく(丸くてゴツゴツしたほう)ではなくメークイン(細長くて比較的ツルッとしたほう)を使用しましょう」


ふむ。
ジャガイモは入れなくてもいい。
確かにそんな人もいますよね。
でも自分はジャガイモ好きなんだよなぁ。
それに炭水化物は…とか言い始めたら、大阪のお好み焼き定食とかうどん定食とかどうなんの?って話ですし。

コロッケパンとかもろ炭水化物+炭水化物ですけどねぇ。




■3:火にかけたままルーを入れる

「ルーを入れる際には、火はいったん止めましょう。市販のカレールーの作り方手順でも、火を止めるよう指示がありますが、これは、カレールーに含まれている小麦粉を均一に溶かし、なめらかに粘化させるためです。

“まあいいや”って火を止めずに沸騰したところにルーを入れると、ダマになってしまうことがあるので、一手間を惜しまないようにしましょう」



これはその通り。
こういう時はちゃんと火を止めてからいれないとですね。





■4:具材を全部入れたまま冷凍する

「残ったカレーを冷凍保存して数日後に食べる場合は、上で述べたじゃがいもだけでなく、にんじんも入れないほうがいいです。どちらも冷凍すると食感がスッカスカになって、おいしくなくなります。じゃがいもやにんじんは取り除いて冷凍しましょう」


まぁ、確かに野菜ってあまり冷凍しないほうがいいですよね。
でもこれって作り方か?




ここまで4つのポイントを見てきましたが・・・。
この人単にジャガイモをディスりたいだけちゃうんかと…。

作り方のポイントっていうのならもっとこう、野菜の炒める順番とか煮崩さないコツとか味に締まりをつけるワンポイントを教えて下さいよ。

別に筆者の好みとか聞いてませんよ。





そして最後に、ワンポイントアドバイスがあります。


「じゃがいもやにんじんのかわりに、オクラや長いもを使ってみるのもこの時期にはおいしいと思います。たとえば、オクラと長いものジンジャーカレー(写真)は、秋バテ解消にぴったりです」


だからジャガイモをディスるな~!
いいじゃん、ジャガイモ入れても。


てか、家庭と学校のカレーと言えばジャガイモ・人参・玉ねぎが入ってないとコレジャナイ感がするんだよ。
他のカレーがどうあれここは譲れん。


けどチキンカレーとかトマトバターカレーとか作るときはジャガイモや人参を抜いて作るけどね。
これらはどっちかというとハヤシライス系統だと思ってるんで、ジャガイモ入れなくてもOK。


とまあ今日はそんなアメーバニュース記事の話でした。




あと最近、うちではグリーンカレーが流行ってます。


アスパラガスになす、パプリカ、たけのこなどなど美味しい野菜盛りだくさんのカレーです。
肉も鶏肉なんでとってもヘルシーですね。

まぁ、確かにこいつにはジャガイモ入れないけど・・・。


そんなわけで今日はこの辺で。


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2013/09/22

季節の変わり目にご注意を

最近、遠方の知り合いと電話で話す機会が合ったのだが通話口の向こうでズビズビと鼻をすすってるわけだ。
声もガラガラでたまに鼻をかんだりしてる。

話を聞くとどうやら風邪を引いたらしい。

最近昼間は暑いが夜はとことん冷える。
私の部屋は2階で日中暑くなった部屋を冷ますため夜はずっと窓を開けっ放しにしているのだが、さすがに最近は肌寒くなってきた。

恐らく友人もそんな感じで寒風に当たり、体調を崩したのだろう。

もともと季節の変わり目は体調を崩しやすい。
先の台風もそうだが、不安定な気候が繰り返し訪れ、体のリズムを狂わせる。

こういう季節は服をこまめに着たり脱いだりして体温調節をしっかりと行うことが大切だ。
特に夏の暑さでへばってる体にとって、気温の寒暖差はキツイ。


皆さんもぜひ気をつけて貰いたい。


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2013/09/21

9月もあともう少し・・・

9月ももう下旬ということであと少しで10月に入りますね。
昨日は中秋の名月ということでキレイな満月が私の部屋からも見えました。


この季節と言えば、子どもこの頃から運動会や文化祭、音楽会などイベントも盛りだくさんであっという間に年末まで進んでいく感じです。

今もなおその感覚は変わらず、恐らくうかうかしてるとあっという間に年末になってしまうのでしょうねぇ。


私の身の回りは今はちょっとバタバタした状態なのですが、それも年末までに片付くとありがたいです。
そうなると爽やかな気分で新年が迎えられそうですから。

しかしどうなるかは、それこそ神のみぞ知ると言ったところでしょうか。


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2013/09/20

iPhone5にiOS7を入れてみる


本日とうとうiPhone5sとiPhone5cが発売されました。
案の定、朝早くから並んで購入している人たちがニュースになっていましたね。


私は今年の春にiPhone5を買ったので今回は買い換えるつもりはありませんが、iPhone5s/iPhone5cに入っているOS「iOS7」はiPhone5でもアップデートできるので早速アップデートしてみました。


OSのアップデートは19日の午前2時解禁だったのですが、私はその時間まで起きており、即アップデートしました。
しかし、予想通り最初は混み合って中々ダウンロードが進みませんでしたが、なんとか30分後くらいに全データがダウンロード完了し、そしてアップデートが始まり入れ終えることができました。


ひと通り触ってから寝たのですが、とりあえず触ってみた感触をお伝えしていこうと思います。







まずはロック画面から。
iOS6のときは上下に黒い部分があり、そこに時刻やロック解除の文字が見えていましたが、iOS7では壁紙が全画面表示になり、ロック画面自身も楽しめる感じです。


後の機能は前のと変わらず右下にカメラのショートカットがあるのと上からスライドで通知センター、下からスライドでコントロールセンターを開くことができます。







パスコード入力もシンプルなデザインになりましたね。

使われているフォントも違うので新しい印象を受けることができます。






そしてこちらがホーム画面。
アイコンはフラットデザインになり、かなり様相が変わりました。
特に今までひまわりだった写真アイコンが何やらお花模様になったのにはある程度時間が経たないと慣れません。



このホーム画面でもロック画面と同様、上からスライドで通知センターが開けます。






すりガラスのような質感になった通知センター。

ここではいろんな通知を確認することができます。



そしてホーム画面で下からスライドすることで新しい機能、コントロールセンターを開くことができます。








Androidには前から同じようなことが出来たのですが、iPhoneではなかったので素直にこの機能はありがたいですね。

ここで音楽のコントロールやWi-FiやBluetoothのオン/オフ、ライトや電卓などのショートカットができます。


ただ、欲を言えば下のショートカットアイコンは自由に変えれれば良かったですし、上のオン/オフメニューももうちょっとバリエーションがあればよかったですね。

これは今後に期待です。




最後にこれまでホーム画面の一番左側にあった検索機能が、ホーム画面中央を下にスライドすることで呼び出すことができます。







この文字入力もフォントが変わったり、透過背景になったので慣れるまでちょっと時間がかかるかな。
とはいってもインターフェースはほぼ一緒なので困ることはないんですけどね。


さて、続いていくつかアプリを見てみましょう。
まずはMacの標準ブラウザである「Safari」を見ていきましょう。







これもまたとてもシンプルなデザインになりました。







タブの切替も前までは横に並んでいたのがこのように立体的になりました。
そしてタブを削除するときは、削除したいタブを横にフリックします。







もちろん左上の?をタップしても削除出来ます。

ですが、タブ自身を横にスライドさせた方が早くていいですね。



次に「写真」のアプリです。







こちらもだいぶ変わりました。
特にいろんな分類分けができるようになりました。







年代から月別、そして日別など素早く目的の写真を見つけることができます。
また今回初めてiCloudの写真共有を使って、PCにiPhoneで撮った写真を転送したのですが結構早くアップできるのでこれはPC側でブログ書くときとかにも楽でいいですね。


そして最後に「ミュージック」アプリについてです。







こちらも結構変わりましたね。
前はアーティストを開くとアーティスト名のみの表示され、その後アルバム名、アルバムの中身といった感じでした。






しかし今回は各アーティストのアルバムアットワークが同時に表示され、アーティストを開くとアルバムが連なって表示されます。


そのおかげでアルバムの連続再生が可能となりました。
これは結構うれしい仕様で、これまで古いiPodならアーティストで全曲再生にすると曲はアルバム順だったわけですね。
ですが、新しいものはアーティストで全曲再生するとあいうえお順に並ぶので被ってる曲があってもそれが連続して再生されるのが悩みどころでした。


それが今回のアップデートで改善されたのです。
しかし、これもデメリットが有りまして、アーティストのアルバム数が多いと下のアルバムまでいくのにスクロールをかなりしないといけないんですよね。


また逆にアルバム再生をしようとすると








一度その曲を開いて右上のアルバム曲全表示をタップするとアルバム再生になるというめんどくさい設定。









普通に再生画面左下のリピート設定に「アルバムリピート」をいれてくればいいんですが、設定にあるのは「曲をリピート」、「アーティストをリピート」、「リピートしない」です。


これはかなり面倒なんでさっさと次のアップデートには改善されることを望みます。


今までサクサク曲を探せて再生できるのがiPhoneの売りだったので、今回の方式だとアーティストから曲を選択するのに無駄に時間がかかってしまう。



というわけで簡単ですがiPhone5にiOS7を入れたみたプレビューでした。




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2013/09/19

僕の中の高速列車に乗って…

東京に仕事に行った友だちがお盆休みには少し遅いが、都合がとれたので地元に帰ってきた。
もともと親同士が知り合いで、途中海外に転勤しており私自身彼らの家族とは高校になるまで面識がなかっただが、色々趣味が合ったりして高校以降、大学に入った後も地元に帰ってくる度中まで集まって遊んだものである。

お互い社会人になったとうことで、たくさん積もる話もあるだろうが、ちょっと食事でもしないかということで、いつものカレー屋「ジャガタマハル」でランチをした。

最後に合ったのは私が大学の時だからもう何年だろうか?
別に何十年と合ってなかったわけではないが、お互い変わってしまったのかもしれない。

新しい場所、新しい生活、新しい人生。
そうやって時は流れていくんだなと感じる次第である。




前から帰ったらまた会おうとメールでやり取りしていたので、変える前に東京駅でお土産を買ってくれたらしい。

「高校生っぽいお土産だけど」と笑いながら渡してくれたビニール袋には電車を模した缶にクッキーが入っていた。




早速、その日の晩にコーヒーを入れながらいくつか食べながら、高校時代を思い出す。
一体あれから何年か・・・。


指折り数えてみようとしたが、片手を全部おり終えた時点で数えるのをやめた。
正直、ちょっと前の出来事だと思っていたのだが、あれからそれぞれお互い別の道を歩いてもうそれだけの時間が経っていたのだ。


そういえば年をとるにしたがって、ノスタルジーな気分に浸ることが多くなった。
そしてそんな感じの曲を選んで聞いてみたりしている気がする。


私はケツメイシが好きなのだが、彼らのアルバムには毎度1曲程度はこういうノスタルジックな曲が入っているのだ。

例えば、
ケツノポリス2では「トモダチ」、ケツノポリス3では「家に帰ろう」、ケツノポリス4では「東京」などなど。


もともと「トモダチ」の曲を気に入ってケツメイシを聴き始めた。
あれはちょうど中学校を卒業する頃だったか。


私のいた小学校は結構小さく、そしてそれと比較し中学校はとても大きかった。
そんなこともあってか小学校の頃は当たり前のように遊んでいた仲間が中学時代では結構遊ぶ機会が少なくなっていった。


もちろん、相手もこっちも別の仲間と遊ぶようになったということだが。
そして中学の卒業。


お互いそれぞれ別の高校に行き、今後また遊ぶ機会も少なくなっていくだろう。


そんなときにケツメイシの「トモダチ」が心に響いたんだと思う。



そして予備校時代はケツノポリス4の「東京」をよく聞いていた。
自分が大阪まで出るのに電車をよく利用してたからか。
そういった感じの曲がよく耳に残るようになった。


もちろん、高校時代の友だちはみんな別の道、別の場所、別の人生を歩いて行ったので一人取り残された感じがしていたのかもしれない。


そんなとき東京に行って生活するといった歌詞に友だちを重ねていたのかもしれない。


そして大学時代。
私もとうとう地元を離れ別の場所で一人暮らしを始める。
そうするとケツノポリス6の「街並」の歌詞が身につまされるわけだ。


なんせ地元に帰ってくる度景色が変わる。
高速バスに乗り、大阪に降り立ったとこから阪急デパートはドンドン改装され、大阪駅も工事が進む。


途中降りる宝塚駅も改装されていき、まるで浦島太郎気分だ。


まさに


そこから見えるか 変わりゆく街並

ゆっくりとだが 動いていく明日に

通ったあの道も アスファルト


もうすぐ あの空き地も無くなるよ



である。


そして大学も4回生のころ。
次の進路を決める時期がくるわけだ。


そんなときケツノポリス5の「トレイン」をよく聞いた。
今まであまり好みじゃなかった曲だ。


どっちかというと同じアルバムなら「旅人」の方が好きだったのだが、この時期から過去を思うより未来を想像していきたいと思っていたのではないだろうか。


今まで消極的にしか生活していなかった私だが、大学に入ってからは自分のやりたいことを思う存分やった気がする。

というより、今までそこまで深く考えて来なかった「選択」というものを自分主体でちゃんと考えるようになったと言ったほうがいいだろうか。


そうして4回生になったとき、私はどんな未来を創造したいのだろうかと考えるわけだ。
だから、「旅人」になる前の未来に向かって行きたい「トレイン」が好きになったんだろうか。



そしてそんなことを考えながら「トレイン」をもう一度聞いてみる。

すると前まではあまり気にしなかったのだが、このトレインに出てくる電車はただの電車じゃない。



僕の中の高速列車は 今日もガタガタ言いながら


夢と言う名の駅に向かって ひたすら走ってる



といった歌詞の通り、「高速列車」なのだ。
今日、その意味が分かった気がした。


確かに自分の乗っている列車は「高速」だ。
そして降りたい駅を乗り過ごすと、またその駅まで戻ることはできない。


何度も乗り継ぎをし、たまにはホームで次の電車が来るまで待ち、そして目的地へとひたすら進む。


さて、私が乗った電車の先にはどんな駅が待っているのだろうか。
じっくり窓の外の風景を楽しみながら、毎日を過ごしていきたいと思う。



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2013/09/18

- カトマンドゥカリー PUJA -  三田店

この前、昼食にネパールカレー店「カトマンドゥカリー プジャ」に行ってきました。

ずいぶんと前から新しく店がオープンしているのはしっていたのですが、なかなか行けなかったのですが今日が初の来店となります。


この店はよくあるインドカレー屋ではなくネパール人のシェフが調理しているネパールカレー屋みたいですね。
HP曰く本場の味と日本の味覚を融合させて云々書いてますが、ようはネパール料理を日本人向けにアレンジしているといったところでしょうか?


駐車場は店の前に数台分あるのですが、敷地の半分にみっちりと誰かの車が止められており、駐車場スペース自体は狭いので大きめの車でのアクセスはそこまでよくありません。


中に入ると結構オシャレな内装。
テーブル席は全部で6つくらいでしょうか。
そこまで広くはありません。



こちらがメニュー表。
上に赤字で書いてあるとおり、ナンが食べ放題です。


結構近所の主婦層にも人気なようで、我々が入ってからも客の足が途絶えることはなくすぐに満席になってしまいました。


私は一番シンプルな「スリヤランチ 900円」を注文しました。

・おすすめカリー 1品
・プレーンナン
・ネパール料理 1品
・スープ/サラダ

のセットとなっています。


今回は3人で食べに行ったのですが、全員スリヤランチで辛さのみ別々にしました。


そしてしばらく待っているとまずはスープが運ばれてきました。
そしてナンが2枚テーブルに置かれ、追加したければ店員を呼ぶといった感じ。


そして最後に残りのカレーなどが運ばれてきたんですが、それらが運ばれてくるまでにタイムラグがあり、ナンとカレーを一緒に食べようと待っているとちょっとナンが冷えてしまってよくありません。


特に私は4倍を注文しましたが辛さが辛くない順に料理がテーブルに運ばれてきて、一番辛いのを頼んだ私のが一番最後にきました。


別に持ってくるのに時間がかかることは致し方ありませんが、どうせならナンもそのときに一緒に持ってきて貰いたいですねぇ。



ということでスリヤランチです。

ナンも大きめですが、全部たいらげた後追加でもう1枚注文しました。



すると運ばれてきたナンは焼きたてでとってもアツアツ。
普通に美味しかったので、これからはちゃんと他の料理と一緒にナンを持ってきて欲しいですね。


カレー自体も結構美味しかったです。
個人的にはもうちょっと辛いほうが好みだったので6辛くらいでもいいかもしれません。


というのも、いつも行っている西北のカレー屋「ジャガタマハル」だと4辛で注文しており、今回もそのノリで注文したわけです。


しかし、ここのカレーはジャガタマハルに比べちょっと甘め。


まぁ、そんな感じで美味しくいただきました。
ナンは食べ放題なんで多少お腹が空いていても安心ですね。

その場合はカレーが2種ほどついているのを注文したほうがいいかもしれませんが。


では今日はこの辺で。




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2013/09/17

スマホの液晶 その2

昨日は液晶の解像度やサイズについて書いたので今日は液晶の種類について書いていこうとおもいます。


スマートフォンの画面はいくつか種類がありますが、大きく分けると有機ELディスプレイと液晶ディスプレイに分けられます。
また、液晶ディスプレイもそれぞれ方式があり、一長一短があるわけです。


||有機ELディスプレイ

最近よくみかけるようになってきた有機ELディスプレイ。
これは液晶と違って自発光の有機EL素材を使用することでバックライトが必要なく、液晶より薄くて軽く省電力で使用できます。
また、液晶に比べコントラストが高く、液晶を使用しているスマホと比べるとより鮮やかでクッキリした画面に見えます。

その反面、画面の明るさがそこまで明るくできないため日光下での視野性は低下します。
またコストが高いのでスマホでは上位機種でしか使用されていません。




||液晶ディスプレイ

液晶はいくつかの方式があり、その会社独自の技術を使用した液晶も多々あります。
今回はその中でも主流なものを紹介していきましょう。


○IPS方式
高輝度(明るさ)と視野角の広さが特徴の方式です。
少々高価なのとVA方式に比べ反応速度で劣るのがデメリットでしょうか。



○VA方式
反応速度が早くコントラストも高いのが特徴。
IPSより安価で多くの端末に使用されています。
少々高価なのとVA方式に比べ反応速度で劣るのがデメリットでしょうか。




○IGZO方式
つい最近出てきた新方式。
シャープが開発した液晶で、消費電力が極めて低く、反応速度も高く、画面も明るいといった特徴があります。
現在はシャープ製のスマホにしか採用されていませんが、今後も増えていくといいですね。




と簡単に分ければ上記の4種くらいが主流でしょうか。

具体的に言うと、韓国サムスン電子のGALAXYなどは一貫して有機ELディスプレイを採用しています。
有機ELディスプレイの生産の大本はサムスンとソニーですからね。


また、高価な機種はIPS方式、安価な機種はVA方式といった感じでしょうか。
ちなみにiPhoneのRetinaディスプレイはIPS方式、XperiaZはVA方式でした。



最後にIPS方式のiPhone5とVA方式のXperiaZを比べて見ましょう。



まずは真正面から。
こうして見ると確かに、VA方式のXperiaZの方がコントラストが高い気がしますね。
ただ、iPhone5の方が高輝度が高く、写真にした時に色が飛んでるだけとも言えるかもしれませんが。

また、色味もXperiaZの方は寒色系でiPhone5は暖色系です。
分かりにくいですが左右の石の壁の色合いを比べていただくとまだ分かりやすいかもしれません。


そして斜めから。



これは差が一目瞭然でしょうか。

VA方式は視野角が狭いのが特徴で、上の写真の通りXperiaZはちょっと斜めにするとすぐ白っぽくなります。


これがほんとほんのちょっと傾けただけでなるので普段使用してる限りは、XperiaZよりiPhone5の液晶の方が何倍もキレイに見えますね。


もちろん、IPS方式とVA方式で比べるだけでもIPS方式の方が高価ですがキレイな液晶であることは事実ですので。


せっかくフルHDでXperiaの最上位機種として出したXperiaZにIPS方式を採用しなかったのかちょっと謎です。


ちなみに、XperiaのタブレットなどにはIPS方式を採用しているのでますますソニーさんどなってんの?と言いたいのですが・・・。


もちろん、ただIPS方式だからキレイってわけでもなくどこのメーカーのどこで生産された液晶かによっても見え方は結構変わってきます。


例えばXperiaZも2社で生産された液晶を使用しているらしいのですが、そのうちシャープ製の液晶の方がまだキレイらしいです。


こだわれば切りがありませんが、スペックだけ見ても液晶の質というのは伝わりにくいもの。
もしスマホを買うときはちゃんと店頭で、他の機種と比べながら選ぶといいかもしれませんね。







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2013/09/16

スマホの液晶 その1

この前スマホの液晶の話題でと友だちと盛り上がったのだが、最近のスマホはどんどん液晶サイズもでかくなっていき、それに伴いボディも肥大化している。

そうした中でスマホを選ぶ基準が液晶の良し悪しで決めることもそう珍しくない話になってきていると思う。

そこで今回は液晶についてのうんちくと私が買ったスマホの液晶について少し話をしていこう。







☆液晶のサイズについて☆

まず、基本的なことであるが液晶のサイズについて話していきたい。
液晶サイズの単位はインチが使用されており、この値がでかくなればなるほど液晶サイズも大きくなっていくのが基本である。

が、このインチサイズは実は液晶の対角線の長さであることは知らない人も多いのではないだろうか?



1インチ=2.54cmなので20インチのディスプレイは対角線の長さが50.8cmになるということだ。
そして単に20インチとあってもその液晶の縦横のサイズがいくらなのかパッとは分からない。






同じ17インチでも正方形に近いスクエア型や横に長いワイド型など、液晶の形は様々あるからである。
そこで次は液晶の解像度、そして縦横比いわゆるアスペクト比について話そう。






☆液晶の解像度、アスペクト比について☆


まず液晶の解像度であるが、これは単純に言えばその液晶がどれだけのドットが集まってできているかを指す。





液晶を拡大すると上記のようになるが、一つの点は赤緑青の三原色でできている。
また、この液晶を構成する点の集まりをpixel(画素)とも呼び、デジカメなどの何万画素というのは撮影できる写真がどれだけの点の集合であるかを表しているわけだ。



続いてアスペクト比について。
アスペクト比というのは液晶の縦横比のことである。

例えば、最近地デジ放送とかで主流になったフルHDという規格。
これは液晶のpixelが横1920×縦1080並んでおり、約200万ピクセル(画素)である。



そしてその縦横比は16:9となっている。



一方、コレまでの地上波のテレビやPCのモニタの多くは4:3のアスペクト比であったため、ハイビジョン放送はこれまでの映像をよりワイドにしたと言える。
そしてハイビジョン映像が主流になるにしたがって、PCの液晶も16:9のアスペクト比を持つものが多くなってきたのだ。






☆ppiについて☆


最後にppiについて話しておこう。
これまであまり聞く機会がなかったppiという単語だが、時代は高精細液晶が主流になってきており、このppiが液晶選択の対象に上がってくることも多くなった。


ppiとは簡単にいえば液晶におけるピクセルの密度である。
例えば、家電屋のTV売り場にある様々なTVを想像してほしい。


それらのTVはほとんど地デジ放送に対応したフルHDという規格でできている。
先程も言ったがフルHDとは1920×1080ピクセルの液晶だ。


TVの大きさが変われどその解像度に変化はなく、32インチだろうが50インチだろうが画面のピクセル数は1920×1080。
つまり、大きいTVの場合、ピクセル1つ当たりの大きさが大きくなっていると言っていいだろう。


言い方を変えれば、大きいTVの場合は単に画面を引き伸ばしているだけであり、近くで見たら小さいTVよりも荒く見えるということだ。



その液晶のピクセルと画面サイズの比率がppi(pixel per inch )である。
ようは1インチ当たりのピクセルの数である。




例えば40インチのフルHD対応テレビは55.07ppiとなる。


最近のスマホはこのppi値が非常に高くなっており、iPhone4でRetinaディスプレイが出てからというもの各社競って高細密液晶を搭載したスマホをドンドン出しているのである。


少し例を出しておくと私の持っているスマホは

iPhone4 3.5インチ 960x640pixel 326ppi
iPhone5 4.0インチ 1136x640pixel 326ppi
Xperia Z 5.0インチ 1920x1080pixel 440ppi


となっている。

いずれも300ppiを超える超高細密ディスプレイであることが分かる。

ちなみにスマホに比べタブレットなどのppiはまだここまで高くはない。


それはスマホの方がより目に近づけて使用するので、pixelサイズもそれに比例して小さくしないと目立つためである。

TVなんていうものは皆さんちゃんと3m程度離れてみていると思うが、それだけ離れて見ていれば多少pixelが大きくてもそんなの気にならないのである。


というわけでここまで液晶のサイズや解像度について書いてきた。
次回、今度は液晶の種類、質について書いていきたいと思う。




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2013/09/15

知るということ

これは最近読んだ漫画にあったセリフのことである。

それはほんとによくある問い。
恐らく殆どの人なら子どもの頃に感じていたのではないだろうか?


「なんのために勉強するのか?」


大概の子どもは自分がなんで学校に行きなぜ勉強しているか分からない。


みなさんも一度くらい思ったことはないだろうか?
そしてその問いに今は応えることができるだろうか?


過去に自分、例えば小学校でも中学校でもいい。
その頃の自分になぜ自分は勉強するのか、きちんと向き合って答えを伝えることができるだろうか?


もちろん、そんなのなんのためにもならないよ。
無駄なことばっかりさ!

と応える人もいるかもしれない。



しかし、それは例え真実であったとしても今の自分の正解であって、その頃の自分にかける言葉としては相応しくないと私は思う。



なぜか?
それは子どもにとって

「この世の中には君の知らないいことがいっぱいある。

けど今の君にはわからいよ。

君がどんなに天才でどんなに知識があっても絶対にわからない。

この場合の「知る」とは「行動を積み重ねる」ということだから」



つまるところ、我々は今を生きている子どもたちに「なぜ勉強するのか?」という問いにキチンと正解を出してやることはできないのだ。


このセリフを読んだ時、確かにその通りだと思った。

何を言ってもそれは当人にとって知ったことにならないから。
実際に自分の人生を積み重ねていき、そこで初めて価値のあるものか無いものか見極められる。


勉強も同じだ。

今何のために勉強するのか。
そんなの誰だって答えられない。


その答えを見つけるのは自分でしか無い。

そして私はこれまで生きてきて一つ分かったことがある。


何か無駄だとか意味が無いとか、そういうことを言う人はその物事に対してキチンと理解してない人が多い。
ちゃんと本気でその物事に取り組み、意味がわかっている人は決してそういうことを言わない気がするのである。


だからとりあえず、私は無駄だと言われても自分でそれをやってみたいと思う。
そうして自分の中で「やった」を積み上げていきたいと思う。



そしてもう一つ。
心に染みるセリフがある。

「これはいつもオレ自身に言い聞かせてることなんだが

何かをやろうとした時…

「やらなければできない」が大事なんだ

でも人は知恵がつくと

「できるからやる」となるらしい

ああ・・・

それは結局「できないコトはやらない」だ」



私は子どもに学習を教える機会があるが、このことだけは本当に伝えたいと思う。
物事というものは、自分ができることばかりではない。

どれだけ頑張ってもできないことだってあるだろう。
それは確かだし、人間何年も生きていけば分かることだ。


でも、そうしたできないを繰り返したとしても、「やらなければできない」ことは真実である。

よく学習塾が「やればできる!」をうたっているがそれはどうなのかと私は思う。
どれだけ頑張っても人には向き不向きがあるだろう。

それをできないことを「やってない。」せいだけにするのはあまりに当人にとって酷ではないかと。
本人がやっていることを全否定するのかと。


だから私は思う。


世の中には「やればできる」ということばかりではない。
自分の力でどうにでもならないことなんてたくさんあるだろう。

でも、「やらなければ何もできない」。
「やる」ことを放棄していったい何が残るというのか。

「できなかった」のならそれでもいいさ。
なら「やったけどできなかった」と胸を張って言ってやれ、と。

「やってできなかった」ことは無価値なんかじゃないと。


そうして「できない」を積み重ねることも自分を知るには大切だと思う。
「やろうとしなかった」を積み重ねた人間より「やったけどできなかった」ことを積み重ねた人間の方がずっと深い人間になれる気がするから。



そして最後に

「聞こうとしない

見ようとしない

やろうとしない奴

そりゃわかりっこないって

わからない奴にわかってもらおうと時間を費やすほど

人生は長くない」



誰かに分かってもらおうと何かを必死に伝えることは私もよくしてたと思う。
でも、その相手は誰それ構わずといったことをしていては、ただの人生の浪費でしかないというわけだ。

本気で分かろうとする人にはこちらも本気になるべきだが、そうでない人に付き合っているほど人生は長くないのである。




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2013/09/14

戸隠神社

最近は特に書くネタがないので筆も進まないのだが、こういう時は過去に撮った写真をネタに記事でも書いてみよう。

というわけで、今回は何年か前の9月フォルダから発掘した「戸隠神社」参拝のときの写真を紹介して行きたい。




戸隠神社は長野県長野市北西部、戸隠山周辺にある神社で現在の奥社の建設は紀元前210年とも言われている古くからある神社である。


社は全部で5社あり、それぞれ宝光社、火之御子社、中社、九頭龍社、奥社と呼ばれている。


主祭神は地主神である九頭龍大神、天照大御神が天の岩戸に隠れたことによって世にはびこったとされる神話に基づく神が祀られているらしい。


それもそのはずこの戸隠山自身、その起源が神話に基づいているからだ。
天照大御神が天の岩戸に隠れ、世界は闇に包まれた。
神々はその岩戸の前で宴会を開き、アメノウズメの踊りなどで盛り上げていたところ、気になった天照大御神が岩戸を少し開け顔を覗かせる。
そこですかさず大力の神、天手力雄命が天の岩戸をこじ開けて天照大御神を外に出し、世界に再び光が指すわけだが、その時放り投げた岩戸が現在の戸隠山であるとされているのだ。


つまり戸隠山とは戸を隠している山ではなく、天照大御神を隠した戸が元になっている山という意味である。


ここは旅行のついでに寄ったようなものであまり深くは見学しなかったのだが、長野の綺麗な高原と森の奥深くにある奥社はそれはそれで幻想的であった。



駐車場はいくつかあるのだが、この時は中社の駐車場に車を止め中社を見学した後、参道を通って奥社に向った。



この時はまだデジ一は持っておらず、コンデジでの撮影となるが陽が射す明るいところはいいのだが、森に入ると思ったように写真が撮れず四苦八苦した。



私がデジ一を欲しいと思ったキッカケでもある。
コンデジは確かにコンパクトで便利なのだが、ある程度キレイな写真をつまり正確な記録を残そうとするには少々ものたりないのである。



しかし、そんなコンデジばかりを使っているときの写真の方が今よりうまいものがいくつもあるのも不思議なものだ。

無駄打ちしない分、1枚1枚しっかり考えて撮っていたからかもしれない。



そしてこちらから奥社に向かう。
中社の駐車場からアクセスできるように道が続いているのだ。




上の看板にあるように奥社の入り口までは約1.5kmあるがこういう場所を歩くのも参拝の楽しみの一つなのでもし行く機会がある方はぜひ横着せず歩いて貰いたい。



そしてこちらが奥社入り口である。
ここから更に2kmほど参道を歩いていくことになる。


ちなみにここからの写真は多分歩きながら撮ったこととコンデジの性能のため大変汚い画像になっている。



う~む、大きな杉並木が立ち並ぶ神秘的な参道なのだが今度またリベンジしたいと思っている。



人と比較してみてくれたら分かると思うが大変大きな杉の木である。
それが参道の両脇に立ち並ぶ風景はなんとも歴史を感じさせるではないか。




そして後半は坂と階段をひたすら登るわけである。



そしてその階段の途中にあるこちらの社が恐らく九頭龍社。
登るのに必死であまりよく確認していなかったのだ。



そしてこれが奥社だ。

ひたすら歩いたどんつき。
奥の奥にある文字通り奥社である。



まぁ、別に特に何の変哲もないこじんまりとした社である。




しかし、ここに来るまでの参道が、そして奥社を取り巻く戸隠山の環境がこの社を何物にも変え用のない神秘的な存在にしているわけである。


今回、時間としてはあっという間の見学だったが、私の記憶の中にはしっかりと刻みこむことが出来た。
そして再び訪れようと思わせる佇まいであった。


本当は今年の夏にでも友人と行こうか行くまいかといった話もしていたわけだが、それも叶わず。
しかし、またいつかこの神社を訪れてみたいと思っている。





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