MAZDA ROADSTER レビュー
前回前々回と購入までの経緯を書いてきたので今回はとうとう実車についてレビューしていきます。
いつみても楽しそうな顔です。
NC2からはディスチャージヘッドランプが標準搭載されています。
夜運転することを考えるとやはりディスチャージヘッドランプの方が安心ですね。
私は夜運転するのは苦手なので車を買うならできるだけディスチャージのものを選んでいます。
フォグランプはオプションです。
中古を買うときはあるものを優先して選びましたね。
あとでつけようとすると45,000円+工賃くらいかかります。
ちなみにカタログを見るとランプのコーティングはいくつか種類があります。
この車に付けられていたフォグランプはどうやらマルチコーティングのようです。
普通のコーティングと違って黄色にブルーがかかったように見えとてもキレイです。
ちなみにライトの色は普通にオレンジ色ですね。
ロードスターを横から見てみる。
う~ん、美しい。
ほんとはRHTのクーペスタイルの方が好きだけど、ソフトトップの方がオープンカーっぽいですね。
ホイールは純正のもので205/45R17、17インチなんでタイヤ代もそこまでかからないかしら?
タイヤはブリジストンのポテンザがついてます。
これもまた高いタイヤなんで買い替えの時はもうちょっとランク落とすことになるかも・・・。
リアライトです。
NC1と少しデザインが変わり、ちょっと出っ張ったようなデザインになってます。
右側にはロードスターのエンブレムが。
黄色のボディにシルバーって結構合いますよね。
そしてこちらがソフトトップ。
ソフトトップにはビニール生地とクロス(布)生地の二種類があります。
NC1ではタンカラーを選べばクロス幌でしたが、NC2からタンはなくなったんでどっちもブラックですね。
ビニール生地は表面が梨地でちょっと固い感じですね。
汚れにくくメンテナンスも簡単というメリットがあります。
ただ、紫外線には弱く青空駐車ではちょっと心配。
クロス生地の方は一度見に行ったことがありますが、布何で表面もサラサラしてて気持ちいですね。
柔らかいので屋根を開けるときもスッと開いてそこは気持ちいです。
ただ、汚れやすくこまめにメンテナンスをする人向けでしょうか。
個人的にはクロス生地の方が高級っぽくて好きです。
まぁ、別に高い金だして交換したいとも思いませんが、幌交換のときにはクロス生地の方を選んでみようかしら。
次は幌をオープンさせてみましょう。
ソフトトップの開閉は超簡単。
まず車内フロントに留め具を外すために運転席側の『RELEASE』ボタンを押します。
するとレバーを引けるようになりますのでレバーを引きます。
あとは取っ手を掴み幌を開けるだけなのですがここで注意点。
窓を少し開けてからじゃないとうまく幌が開きません。
クロス幌ならここで思いっきり後ろに引けばパタンとそのまま勢いで倒せるのですが、ビニールは硬いのでこうやって途中で止めることもできます。
ちなみに幌はここで一旦止まります。
そのあと押し込んでここを引っ掛けて固定するわけですね。
オープン状態です。
いやーやっぱオープンカーはこうでなくちゃ。
いいですね。
黄色に黒の内装、シルバーのホイールがとても合っています。
ただホイールはそのうちガンメタか黒に変えたいですね。
黄色と黒って合いますからね。
シートの後頭部部分は転倒した時に頭部を守るようのバーがあります。
しかしこれがどこまで効果があるのか微妙。
サーキットとか走る場合はちゃんとロールバーを付けましょう。
ちなみに座席の中央にあるこれは風よけでこれを立てることにより風の巻き込みを軽減出来ます。
が、実際走ってみると結構風は結構きますね。
ですが主にサイドからですので気になるなら窓ガラスを閉めたまま走ったらそこまで風は巻き込まないんでしょうが。
ちなみに空力はちゃんと考えられており、小雨程度だと幌を閉めなくても濡れないそうですね。
あまりやりたくはないですが・・・。
内装です。
ブラック基調にシルバーのアクセントが個人的には好き。
NC3になるとステアリングやダッシュボードパネルがピアノブラックになって黒基調になってます。
個人的にはこのサンフラワーイエローならこのシルバーアクセントな内装が合ってると思います。
ただ、NC3のカラーラインナップでは黒基調がいいんでしょうね。
個人的に気に食わないポイントその1。
純正ではなく付け替えられたシフトレバーとサイドパーキングレバーです。
金属製のものは見映えはテカテカしていいかもしれませんが(個人的には少しもいいと思いません)、夏場は熱く冬場は冷たく握りにくいんですよね。
ですので、そのうち純正に付け替えようと思います。
その際、シフトブーツをカラーステッチのあるものに変えてもいいかもしれませんね。
ちょっとスポーティーな感じで。
ダッシュボードはシンプルな作り。
パネルはつや消しのシルバーです。
そして気に食わないポイントその2。
ナビが付いていないこと。
基本はオーディオレス仕様なのでオーディオが入っているだけマシかもしれませんが、センターパネルに穴が空いてるのって好きじゃないんですよ。
ここは純正オーディオか2DINナビを入れてフラットにしたいです。
あとこのカロッツェリアのオーディオは日中は液晶が反射して何も見せず操作性も悪いです・・・。
メータ類です。
結構シンプルな作り。
ここもシルバーリングのアクセントがいいですね。
しかし個人的には最近のスカイアクティブのインパネの質感くらいは欲しい感じ。
メーター基盤が削りだし金属調でメモリも印字ではなくちゃんと別パーツになってる感じのものです。
そっち方がこだわってるというか高級感が出ていいですよね。
そしてセンターのコンソールボックス。
開けるとドリンク2本が置けます。
中央の仕切りも取り外せるので使い勝手はよさそうですね。
ちなみに横の細い部分も何か物が置ける感じですが何を置いたりするんでしょ?
ちなみにウインドウの開閉スイッチは中央についているのでそこはまだ慣れません。
ドアの内側にもドリンクホルダーがついており、下部にはメッシュの小物いれもあります。
そして中央背もたれ側のコンソールボックス。
ディーラーにETC設定を頼めばここに入れてくれたりもするみたいです。
個人的にはこういうとこに納めてくれるのが一番シンプルで好きです。
あと給油口の開口レバーはここについてます。
枚方に試乗に言った時、燃料がほぼなく試乗前にガソリンスタンドに寄ったのですが、店員さんがボンネットとトランクを誤って開き、最後にここを開けて給油蓋を開けるのを見て思わず笑ってしまいました。
結構特殊な場所ですよね。
そして座席をスライドさせるとその裏にも・・・。
小物入れ的なものが!?
使い勝手は悪そうですが、とりあえずここには車内清掃用のクロスでも突っ込んでます。
こうやってみると結構小物いれとか多く、使い勝手がいいんですよね。
一つ一つは小さいですが、私は普段から車内には何も置かない派なんで十分ですね。
あとソフトトップなら幌をクローズ状態なら座席の後ろ(幌が折りたたまれるところ)にもスペースが開くんでそこにも荷物とか置けます。
トランクです。
国産車の基準としてたとえスポーツカーであってもゴルフバッグを詰めることを重視しています。
今の時代ゴルフする人もそこまでいないだろと思いますが・・・。
2泊3日分の荷物を二人分くらいは楽に積めそうですね。
バッグは選びますが・・・。
そしてエンジンルームです。
うん、美しい。
私にとっても初めてのFR車なんですがいいですね。
何がいいかってこの縦置きエンジン!!
2Lの直列4気筒エンジンはアクセラなどに積んであるものと同じですが、ロードスター用に170馬力までチューンアップされています。
これがBMWとかなら直列6気筒エンジンが縦置きに置かれててそれはそれで素晴らしいものなのですが。
最近ダウンサイジングで4気筒くらいに減ってきてるという噂ですが・・・。
ちなみにFR車?縦置きエンジン?って方もいるかもしれませんので簡単にその辺のことを説明しましょうか。
そもそも車にはいくつかの駆動方式があります。
ようは前輪駆動か後輪駆動などですね。
前にエンジンがあって前輪駆動のものをFF(Front-engine Front-drive)車、前にエンジンがあって後輪駆動のものをFR(Front-engine Rear-drive)車といいます。
最近では大衆車のほとんどはFF車になってます。
それはなぜかといいますとエンジンを前に置き後輪を駆動させようと思うと当然前のエンジンの動力を後輪に伝えなきゃいけないためパーツ数が増え、キャビン部分も狭くなっちゃうんですよね。
分かりやすい図がこちら。
FF車は前部にエンジン、駆動、トランスミッションをまとめれますがFR車は車体の中央を突き通す感じでエンジン、トランスミッション、プロペラシャフトなどを通す必用があるわけです。
しかし、バランスを見ればどうでしょうか?
前に色々固まってるFF車よりFR車の方がバランスがいいと思いませんか?
ちなみにFR車が縦置エンジンになるのはエンジンの回転軸方向に沿って広報に動力を送りやすいためです。
FF車の場合は縦置き、横置きどっちもありますがスペース確保のため横置きが大半ですね。
スポーツカーにFR車が多いのはやはり前後左右のバランスがいいのがひとつの理由。
また、ミッションもシフトレバーに直結しているためシフトフィールが優れていると言われています。
FF車の場合、ミッションとシフトレバーの位置が離れているので間にロッドやワイヤーなどを介するためダイレクト感に欠けるというわけですね。
こうやって見ると座席位置もちょうど車の重心部分に来るようにレイアウトされてますよね。
ちなみにロードスターはよく前後重量配分が50:50と言われますが実車だけ見るとそうではありません。
車検証を見ると、前590kg、後530kgとなってますからね。
ちょっとフロントヘビーになっております。
しかしこれにも訳があって、ちょうど二人乗車した時前後重量配分が50:50になるように設計されているそうです。
確かに車って人が乗って走るもんですし、それを想定して作るとはさすがですね。
まぁ、人によって体重なんてまちまちですからそう上手くはいかないでしょうが。
ちなみにRSのボンネットには特殊な機構がありまして。
この運転席まで伸びてるチューブは「インダクションサウンドエンハンサー」と言いまして、エンジン音を運転席に心地よく響かせてくれる機構なんだとか。
いやいや、フェラーリやランボルギーニなら分かるけど直4サウンドはそこまで誇るようなサウンドじゃないだろと・・・。
ロータリーエンジンならまだ分かりますが、ユーザーからおとなしいとでも言われたんでしょうかねぇ?
というわけで今日のレビューはこのへんで。
かなり長くなっちゃいましたね。
恐らくこのブログで一番長いかな・・・。
でも、今回買ったロードスターの魅力が十分伝わったでしょう。
さて、これからはこいつに乗っていろいろ思い出作っていこうと思います。
そのためにもナビが欲しいなぁ。
ナビ取り付けました!!
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