あとは電源を入れるだけなのですが、まずここでなんで今回ゆうがマザボを交換しようと思ったのか。
その理由について説明したいと思います。
ゆうは今パソコンのプログラムを入れているドライブをSSDにしています。
SSDというのは「Solid State Drive」の略で、詳しいことはググってください。
まぁ、簡単に言うとUSBフラッシュメモリっていうものがありますよね?
みなさんもデータの移動とかに使ってると思います。
そいつのでっかい版と思っていただいたらわかりやすいかもしれません。
PCの従来の記憶媒体であるHDDに比べて高速で処理ができ、回転メディアを使用しないため音が静かで熱も持たず消費電力も少ないといい事ずくめな記憶装置なんですよ。
書き込み回数が決まっているため細かいデータを大量に書き込むのには向いてないといった欠点もありますが、ほとんど書き換えを行わないOSなどを入れておくドライブとして使用するにはその欠点もあまり関係ないのです。
で、そのSSDですがHDDに比べて3倍ほど書き込みが早い。
そして今はSSDを接続する規格としてSATA2.0というものがありましたが、新規格のSATA3.0は更に速度が増すという。
その差はSATA2.0の2倍なんですね。
これはぜひとも使いたいもんです。
なんせ読み書きが早いと当然PCのレスポンスも早くなるわけで。
今まで1分ほどかかってたPCの起動が20秒ほどで済んだりするんですよ。
各ソフトの立ち上げも早くなりますしね。
しかし、調べてみるとゆうのもらったPCのマザボにはSATA3.0の端子がなかったんですね。
ですが、SSDの方は新しく新調したもんでSATA3.0には対応してたんです。
せっかく早く読み書きできるSSDなのにSATA2.0のために本領が発揮できない。
これはちょっと損な感じです。
ですから、中古で安いSATA3.0対応のマザボがあれば買ってそれと交換しようじゃないかと思ったわけです。
そしてたまたまヤフオクで見つけた現在使ってたものに「USB3.0」と「SATA3.0」に対応させたモデル 『GA-P55A-UD3R』があったわけです。
で、即購入と。
長くなりましたがそれがゆうが新しくマザボを買った理由。
ちょっと単純でもったいないと思う人もいるかもしれませんが、新しいモノに触れてみたいっていつ欲求はなかなか堪えるのが難しいもので・・・。
まぁ、そんな話はおいといて早速PCの電源を入れてみましょうか。
本当に読み書きが早くなったのか気になりますし。
で電源ケーブルをPCに挿して、電源ボタンを押すと・・・。
・・・動かない。
うんともすんとも言いません
・・・・・・これはちょっと良くないですね。
まさかマザボが壊れてた?
いやいや、まだ慌てる時間じゃない。
もう一度、各部品を外して組み上げようじゃないですか。
と内心焦りまくりのゆう。
いろいろ試してみたけど電源はつきません。
やっぱ、マザボの不良かしら?
もとあったマザボに交換しなおして電源とかが壊れてないかと確かめようとしたそのとき。
ん?これつなぎ方違うくね?
そう、前にも写真で撮ってお見せした
この部分。
ケースの電源ボタンやFANのコントールに接続するためのこの部分。
ここの配線が微妙に違ってました・・・。
暗いからケーブルの色を見間違えていたんですね。
なんか電源スイッチ自体が機能してないんじゃないかってふと思ったのが正解でした。
ちゃんと繋ぎかえれば元通り動き出しました。
これにて一段落って感じ。
早速、各種ベンチマーク測定ソフトとかで数値を測ってどれくらい変わったか確かめます。
ベンチマークっていうのは性能を数値化することとでも思ってください。
まずは基本の「Windowsエクスペリエンス インデックス」でも見てみましょうか。
各パーツのベンチマークを測定して数値化してくれるんですね。
で、これがマザボ交換前の数値。
ほとんどの数値が7。0を超えてます。
一番低いのがCPUというのも面白いもんです。
別にそこまで悪いCPUじゃないんですけどね。
intelの4コアのCPUである「Core i5 750」です。
で、こちらがマザボ交換後の数値。
・・・。
・・・・・・え
なんか各数値下がってませんか??
んなアホな
マザボを交換しただけで他のパーツ構成は変わってないのになんで数値が下がる
ちょっと内心焦りまくりのゆう。
これ以上ないほど想定外の出来事です。
ちなみに期待していたSSDの転送速度ですが、これは「CrystalDiskMark」というソフトを使って測りました。
でこちらがマザボ交換前。
HDDの転送速度は「Read 130MB/s」前後ですからこれでも2倍以上あるわけですね。
ですがこのSSDの公表値は最大「Read 415MB/s」。
そこまでいかないにしても「Read 300MB/s」超えくらいは軽くいくレベルのSSDなんです。
ですが、SATA2.0の規格が最大「Read 300MB/s」しか対応してないんだとか・・・。
ですので、公表値を出すためにもSATA2.0 の2倍の転送速度「Read 600MB/s」が出せるSATA3.0が欲しかったのです。
で、次はマザボ交換後の数値。
・・・・。
確かに「Read 305MB/s」でSATA2.0の限界である「Read 300MB/s」は超えれたけど。
超えれたけど微妙・・・。
てか、書き込みにいたっては「179.7MB/s」→「171.1MB/s」で落ちてるし・・・。
あと何か新しいマザボのドライバとかインストールするために再起動かけるたびにPC自体が落ちるんですけど・・・。
再起動しない。
一度、電源落ちた後再起動しない・・・。
なんかおかしい。
何かがおかしい。
とまぁ、混乱しまくってるゆうです。
で、いろいろ調べてみるとマザボを変えた後はOSとかもクリーンインストールしたほうがいいとのこと。
確かにその通りだかも。
これで謎の再起動しない病も治るかしら、と早速OSのクリーンインストールにかかる。
ゆうのPCはSSDとHDDのツインドライブ仕様でして。
OSやソフトはSSD、その他のデータはHDDに保存してるわけです。
ですので、いちいちバックアップをしなくてもSSDだけフォーマットしてOSなどを入れ直したら簡単にクリーンインストールできるんですね。
まぁ、各ソフトも入れなおさないといけませんんがその辺は仕方ないですね。
というわけで、クリーンインストールしました。
しかし、HDDじゃないのでOSの書き込みも早い早い。
HDD時代は余裕で1時間近くは覚悟していたOSのインストールですが、今回なんでものの30分くらいで終わってたと思います。
途中、MacBookで動画見てて気づいたら終わってたんで正確な時間は分かりませんが。
そしてクリーンインストール終了。
・・・と電源が落ちた。
もう一度電源を入れ直す。
・・・電源が落ちた。
なんで
PCケースの蓋を開けたままどこがおかしいのか見てると電源は落ちずに起動するんですが、他のソフトを入れてる最中も何回か電源が強制終了・・・。
何かがおかしい。
そして何がおかしいかはマイコンピュータを開くと分かりました。
・・・ドライブが1つ消えてる。
ゆうは前の環境では「C」、「E」、「F」、「G」の4つのドライブを使用していました。
「C」ドライブはSSDを、「E」、「F」、「G」はHDDをパーティション分けして振り分けてたわけですがそれが1つ足りない・・・。
もうなんか今回はトラブル続きです。
やってられんと投げ出すわけにもいかず、消えたパーティションを探すためにパーティションの変更や編集ができるソフト「EASEUS Partition Master Home Edition」を使用してみました。
すると、ちゃんと「C」~「G」まで4つのパーティションがあります。
じゃなぜマイコンピュータで出ないの?
とよく見るとOSを入れた「C」ドライブと「Gドライブ」プライマリーパーティションになってるんですね。
プライマリーパーティションっていうのは要はOSとかを入れること前提のパーティションなんですが、なぜか「C」以外のドライブまで「プライマリーパーティション」になっちゃったみたいです。
普通OSを書き込むとき別に1つ「プライマリーパーティション」を作るんですが、当然それは「C」ドライブがあるSSD内に作られると思ってました。
ですが、なぜかSSDをまたいでHDD内の「G」ドライブが「プライマリーパーティション」に・・・。
しかも、そこが起動ドライブ扱いになってるもんだから始末が悪い・・・。
それ消しちゃうとOS自体が起動できなくなっちゃうんですよ。
別にHDDの「G」ドライブを犠牲にしても良かったんですが、たかが起動ドライブごときに100GBもくれてやるのは惜しいもんです。
てか、SSDとHDDにまたいで「プライマリーパーティション」があるのも気持ち悪い。
仕方ないんでもう一度クリーンインストールしなおしです。
OSのDVDを入れて、OSのインストール時に「C」と「G」ドライブをフォーマット。
そして今回はHDDは繋がないでSSDだけつないでOSをインストールします。
これで確実に起動ドライブはSSDになるはずです。
と何度目の正直か分かりませんが、ようやく環境が復活しました。
写真とかは全部このPCのHDDに保管してたんでブログを上げたくても上げれない状況が続いたわけです・・・。
そして、マザボやグラボのドライバとかインストールしなおしてさぁベンチマークを測ってみましょう。
こんどこそ理想通りの結果が待ってるはずです!!
で、まずはWindowsエクスペリエンス インデックスから。
前回はなぜかすべての数値が下がり、特にCPUが1.0も下がるという結果でしたが果たして・・・。
・・・・・・・。
やっった~!プライマリーハードディスクの数値が最高の「7.9」になってるぞ!!
・・・ってCPUがまた1.0下がってるやん!!
他の数値もメモリはクリーンインストールする前より上がりましたが、他の数値は最初マザボを変える前より軒並み下がってますねぇ。
いったいどういうことやねん・・・。
なんかもう疲れましたが、これがマザボの不具合等でこうなってるなら即マザボを元に戻さないといけませんしねぇ。
幸い、再起動しない病は治りましたが他の機器がちゃんと機能してるか心配になって来ました。
金曜にマザボが届いて、それからなんやかんやあって環境が整った今はもう日曜の午前中です。
ここまできたら徹底してこのPCがちゃんと動いてるか確かめたいです。
とりあえず、別のベンチマークソフトで数値を測ってネットに上がっている数値とくらべて見ましょうか。
まず、はじめに使用したのが「CINEBENCH R10」というソフト。
3DグラフィックをレンダリングすることでCPUのベンチマークを測れるソフトみたいです。
これでCPUのベンチマーク測定し、ネットで同じPC構成の数値と比べて見てちゃんとCPUが機能してるかどうか見てみますか。
ちなみにうちのPCの構成はこんな感じ
- CPU:Intel Core i5-750@2.66GHz定格
- M/B:GIGABYTE GA-P55A-UD3R
- MEM:DDR3-1600 4GBx2
- DDR3-1333 2GBx2
- VGAGV-N580D5-15I-B (GTX580 GDDR5 1536MB)
- SSD:M4-CT128M4SSD2
- OS :Windows 7 RC x64 build 7100
さてさてその結果は
こんな感じ。
1コアなら「3905」
4コアなら「13789」ですか。
ですが、基準が分からんからこれが良いか悪いかわかりませんですね。
ちょっとネットでこのソフトで測定した「Core i5 750」の数値をぐぐってみる。
すると
・「11207」
・「13526」
・「11367」
などなどが出てきました。
これらの数字を見る限り、別にこのPCのCPUは機能が劣ってないどころか結構良い数値を出してることに。
う~ん、やっぱWindowsエクスペリエンスは当てにならないだけなのかな?
最後にPC全体のベンチマークを測りたくて「CrystalMark2004R3」ってソフトを使おうとしたら何故か起動しませんでした。
確かに推奨環境はOS Windows VistaまででしたがネットにはWindows7で動かしてるケースも何件かあったんですがねぇ。
仕方ないんでネットでも使用例の多い、モンスターハンターフロンティアのベンチマークソフトにて計測してみました。
画面の大きさは「1280?720」と「1920?1080」で。
ベンチマークソフトは第2弾「絆」で行いました。
すると
「1280?720」
「1920?1080」
とまぁこんな感じ。
2世代前のCPUに1世代前のグラボですが悪くない数値だと思います。
てか、もらったPCということを考えると必要十分以上のパフォーマンスですね。
というわけで、別にそれほど変な挙動もしてなさそうなので今回のPC設定はこのへんで終わろうと思います。
う~ん、ですがWindowsエクスペリエンスがなぜここまで低下したのかやはり気になりますねぇ。
Windowsの気まぐれでしょうか。
しかし、まだゆうは息をつく暇がない!!
まだまだ週末は終わりそうにありません。
次回はもうひとつPC関係のネタでいきますよ。
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