2015/08/09

森の中のかき氷屋 ~アトリエパーシモン 吹上の森~



今日は昼から外に出て行く用事があった。
具体的に言えばいつも馴染みの車のディーラーに野暮用があり、そのあと幾つか回る店があった。
しかし、今日は本当に暑い。
こんな日は何かスカッとするものを食べたいなぁと思い、足を運んだのがゴルフ場近くにあるとても美味しいと好評のかき氷屋だ。
なんでもフワッフワッの氷にオリジナルのシロップで仕上げた極上のかき氷なんだとか。




噂を確かめるべくゴルフ場内にある駐車場に車を止め、氷と書かれた旗の掲げられた門をくぐり森の奥へと進む。
森の中は日陰だけあって少し暑さもましになる。




そうして1分ほど歩くと目的の家が見えてくる。
完全に木々に覆われた家はどこか映画の中に出てくる隠れ家みたいだ。




その佇まいから結構古い家だと分かるが、門や入り口まで続く石畳、中庭などはとても手入れされている。




立てかけられた”吹上の森”という看板を確認し中に入る。
土足ではなく靴を脱いで家に上がろうとしているところに、店員が何名か確認しに来た。




入ってすぐ左手にある控室でしばし待つ。
我々の他には1組待合室に居たが、ちょっと古ぼけた感じがする部屋だ。
アチラコチラに壁の剥がれや傷などが目立つ。
う~ん、外観とは裏腹に建物内はそこまで手入れされてないのかもしれない。
もちろんホコリ等はなくちゃんと掃除されてるようだが。




5分ほど待ってから先ほどの店員に店の奥へと案内された。
意外と家の中は広く、廊下を歩きながら他の部屋の様子も見てみる。
結構客は入っている感じだ。
そしてテーブルに置かれたメニューを見てさっそくどのかき氷を注文するか見てみる。
う~ん、やっぱ高い。
これで飲み物付とかならまだ納得できるけどただ氷を削ってシロップかけたものに700円ねぇ…。
連れは普通じゃね?とかいうけどそれなら手作りで素材にこだわって300円や400円でめちゃくちゃ旨いアイスを作ってるような店は一体どうなるのかと。
まぁここまで来てケチっても仕方ないので一番高めの”いちごミルク小豆”を注文した。




ここまで来た中で気になった点をいくつか上げるとしたらまず店員の態度だろう。
正直、あまり洗練されているとは言えない。
場末の喫茶店にいそうな素人の高校生や大学生のバイトレベルだ。
ちょっとぶっきらぼうなのが気になる。
あとこのお冷が結構不味い。
普通に水道水だ。
こだわったかき氷を出してる店で水が不味いなんてあまり良くないのでは?と思いながら部屋の中を見回してみる。




一番奥の部屋はある意味正解かもしれない。
廊下沿いにあった大きな部屋より落ち着ける気がする。
ただやはりアチラコチラに見せる建物の劣化が気になる。
味があるというよりは単にボロいだけにしか見えない。




まぁその自然さがいいんだろうか。
そんなことを考えながら10分くらい経ち、まさかかき氷の氷から作ってんじゃないだろな?と冗談を言ってるとお待ちかねのかき氷がやってきた。




こんもり盛り上がったフワフワのかき氷。
シロップの中にはいちごの種が見えることから、なるほど手作りシロップなのは間違いないようだ。
水分多めのジャムみたいなものかもしれない。
果実も入ったそのかき氷はとても美味しかった。
確かにこれならみんな騒ぐのも分かるなと言う感じ。
ただ、他のケーキ屋とかと比べるとなんかモヤモヤするのは食べたあとでも変わらない。




ちなみに食べながら小豆はどこだよ!と思っていたが何の事はない。
器の下の方にたんまり入っていた。
これも甘さを控えた優しい味の小豆で、このかき氷にはぴったしだ。
このチョイスは正解だったな。

というわけで今回はパーシモンのかき氷の紹介したが、皆さんも機会があると1度位は行ってみてもいいかもしれない。
もちろん、そっからリピートするかはその人次第だが。
個人的には手作りアイスでいいかなという印象。
700円もあったらダブルでなく4段くらいは買えそうだし(笑
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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