須磨シーワールドに行ってみた!スマスイから何が変わった?
今回は、以前の「須磨海浜水族園」、いわゆるスマスイが閉園してから初めて、現在の神戸須磨シーワールドへ行ってきました。
須磨海浜水族園が閉園したのが2023年5月31日。
そして、その跡地に新しく神戸須磨シーワールドがオープンしたのが2024年6月1日です。
以前のスマスイには何度か訪れたことがあるので、今回は単純に「新しい水族館へ行ってみよう」というだけではなく、
「スマスイから一体どう変わったのか?」
というところも気にしながら見ていきたいと思います。
今回は車で須磨へ向かいました。
駐車場からシーワールドへ
まずは駐車場へ。
この日は平日だったので、駐車場はかなり空いていました。
これだけ空いていると、駐車すること自体はまったく困りません。
また、駐車場にもトイレがあり、帰り際に水族館のトイレに行き忘れた!って方も安心です。
ただ、須磨シーワールドの駐車場については、事前に調べている段階からちょっと気になっていました。
というのも、駐車料金が結構高いんですよね。
特に土日祝は駐車料金に上限がないため、長時間滞在するとかなりの金額になるようです。
このあたりは事前に調べた際にも、口コミなどで結構悪く言われていたポイントでした。
今回は平日だったので、駐車場の混雑についてはまったく問題ありませんでしたが、
休日に家族で一日遊びに来るとなると、入館料+駐車料金でそれなりの出費になりそうです。
そして、もう一つ気になったのが、
駐車場からシーワールドまで結構歩くこと。
しかも、この日はあいにくの雨。
駐車場から施設までの移動には屋根のない場所もあるため、傘を差して歩くことになります。
水族館というと、
「雨の日でも楽しめる屋内レジャー」
というイメージがあります。
ところが須磨シーワールドの場合、少なくとも駐車場から館内に入るまでについては、雨の日だと少し面倒です。
せっかく水族館に遊びに来たのに、入口へ向かう段階で傘が必要。
このあたりは、個人的にはちょっと気になりました。
もっとも、須磨シーワールドは水族館単体ではなく、須磨海浜公園一帯を含めた大規模な再整備の中で造られた施設。
従来のスマスイとは、そもそも施設の考え方が違うようです。
そんなことを考えながら、シーワールドへ向かいます。
新しくなった須磨シーワールドへ
施設周辺は綺麗に整備されていて、昔の須磨海浜水族園を知っている身としては、
「本当にここがあのスマスイの場所なのか?」
と思ってしまうほどです。
海側にはホテルも建ち、須磨海岸と一体になったリゾートのような雰囲気になっています。
そして、その周辺にはこんなものも。
こちらは海洋プラスチックなどを再利用して作られた魚のモニュメント。
「スマのおさかな」という名前が付けられています。
こういったところにも、単なる水族館ではなく、海や環境をテーマにした施設としての方向性が感じられます。
そしていよいよ入口へ。
今回は大人1名の1DAYチケットで、料金は3,100円でした。
さて、この3,100円。
正直なところ、
「結構するな……」
というのが最初の印象でした。
もちろん、スマスイから大規模にリニューアルされた新施設ですから、以前より料金が高くなること自体は仕方ないと思います。
ただ、関西の水族館と比べてみると、
・神戸須磨シーワールド 3,100円
・海遊館 2,800円
・京都水族館 2,600円
ということで、須磨シーワールドはやや高め。
となると、当然気になるのは、
「果たして3,100円を払うだけの価値があるのか?」
ということ。
これは最後まで実際に見てから、総評として考えてみたいと思います。
入口からして、ちょっと雰囲気が違う
チケットを見せて中へ入ると、まず目に入るのが大きな広場。
大きなオルカ(シャチ)のモニュメントがあり、音楽も流れています。
この雰囲気、昔ながらの水族館とはかなり違います。
どこかUSJのようなテーマパーク感があります。
さらに、タイミングによってはミストが噴き出す演出もあるようで、実際に見ていると辺り一面が白くなるほど。
「水族館」というより、
水族館を中心とした大型レジャー施設
と考えたほうが、こちらの雰囲気には近いのかもしれません。
ただ、ここでもやっぱり雨の日には少し気になります。
広い屋外空間を使った施設なので、建物から建物へ移動する際など、どうしても雨の影響を受けます。
昔のスマスイは、いかにも「水族館」という感じでしたが、須磨シーワールドはもっと屋外空間も含めて楽しむ施設になっています。
これは新しい魅力でもありますが、雨の日との相性については少し考えさせられるところです。
まずはAQUA LIVEへ
入口から進んでいくと、今回の目的の一つである展示エリアへ。
須磨シーワールドには、
・ORCA STADIUM
・DOLPHIN STADIUM
・AQUA LIVE
という大きく3つの施設があります。
今回まず向かったのは、展示施設であるAQUA LIVEです。
ここから展示を見ることになります。
ただし、ここでも少し驚いたことが。
展示室が結構遠い。
入口からそのまま展示室に入るという感じではありません。
階段やエレベーターを使って上の階へ上がり、イルカショーのプールを越えて、さらに展示エリアへ向かいます。
上の案内板ではこの先約150mとあります。
個人的に水族館のメインって水槽など常設展示だと思うのですが、水槽を見るためにどれだけ歩けばいいのでしょ?
案内に従って進んでいくと、ようやく展示室らしい場所へ到着。
この展示室の入口も施設に到着してすぐ入れると言うわけではなく・・・。
入口は施設をグルっと回り込んだところにあるんですよね。
つまり、施設についてもなお、入るまでさらに歩かされるという・・・。
この導線はどうにかならなかったのかな。
施設に入ると最初に出てきたのが、
「水の一生 The Life of Water」
という展示です。
六甲山から流れ出した水が川となり、やがて海へと流れ込んでいく。
そんな「水の循環」をテーマにした展示になっています。
いよいよ展示室へ
展示室の中に入ると、これまでの水族館とは少し違った雰囲気。
岩場や洞窟のような空間が作られ、その中を水が流れています。
人工的に作られた展示ではありますが、単純に水槽を並べるのではなく、
水辺の環境そのものを再現するような展示になっています。
川の生き物から海の生き物へ。
展示を見ていくと、六甲山系から瀬戸内海へとつながる水の流れを意識した構成になっていることが分かります。
浅い水辺の水槽では、小さな魚や水辺の生き物を見ることができます。
さらに進むと、海の魚たち。
そして、海草が生い茂るような水槽もあります。
このあたりは、従来の「珍しい魚を展示する水族館」というより、地域の自然環境を一つのストーリーとして見せる展示という印象です。
まだ入館してそれほど時間が経っていないので、展示そのものについては、ここではあまり深く評価するのはやめておきましょう。
この先にもたくさんの展示がありますし、今回の訪問ではかなり写真を撮っています。
まずは順番に見ていきたいと思います。
ここまでで感じたこと
ここまでの段階で、以前のスマスイとの違いはかなり感じることができました。
昔のスマスイが「水族館」という施設だったのに対して、現在の須磨シーワールドは、
水族館+ショー+リゾート+テーマパーク
といった、より総合的なレジャー施設を目指しているように感じます。
一方で、
・駐車場の料金
・駐車場から施設までの距離
・雨の日の移動
・3,100円という入館料
・館内の移動距離
・展示エリアまでの導線
など、最初の段階から少し気になるところもありました。
特に展示エリアについては、回遊性があまり高くないように感じます。
展示を見て、そのまま別のルートから出口へ向かうというより、来た道を戻る場面が多そうです。
平日の空いている今日は問題ありませんが、休日に来館者が増えた場合、
「これから展示を見に行く人」と「展示を見終わって戻ってくる人」
が同じ通路を行き来することになります。
そのときにどれくらい混雑するのかは、少し気になるところですね。
とはいえ、まだ展示を見始めたばかり。
この時点で須磨シーワールド全体を評価するのは早すぎます。
3,100円の価値が本当にあるのか。
スマスイから変わって良かったのか。
そして、新しくなった須磨シーワールドはどんな水族館になったのか。
その答えは、最後まで見てから総評としてまとめたいと思います。
ということで、まずはAQUA LIVEの展示をさらに見ていきます。
このあとは2階、そして1階へ。
展示を一通り見たあと、今度は再び3階へ戻り、次に向かったのは――
*イルカショーです。
須磨シーワールドを代表する、もう一つの大きなコンテンツを見てみたいと思います。