2016/09/10

源義経ゆかりの地 鞍馬弘教総本山鞍馬寺 その2


さて、前回鞍馬寺本殿金堂に着いたところまで紹介したわけだが、今回はそこからハイキングルートを辿って奥の院魔王殿まで行き、貴船神社まで向かおうと思う。


本殿横の道から貴船に向かう道に入り、奥の院に向かう。


光明心殿を横目に見ながら、参道へと続く門を目指す。


この階段が奥の院への参道のスタート地点だ。
ここからひたすら階段を登り上へ向かう。


基本的には石段の階段になっており、比較的歩きやすい。


木々も生い茂っており、日陰が多いので日差しを気にせず安心して歩ける。


急な階段には手すりもあるため年配の方でも歩こうと思えば歩けるだろう。


樹齢が高そうな木々の間を縫うように造られた石段を一歩、また一歩と歩いていく。


そしてこちらが頂上部だ。
ここからは下りとなるが、ここで二股に道は別れている。
片側が石段が続く正規ルート。
もう片方は大杉権現社へと続く道だ。


しかし、この大杉権現社へと続くルートはちゃんと整備された道ではなく、土が露出しさらに木の根が張り巡らされた道となる。
パンフレットなどにもあり「木の根道」で有名なあの道だ。
正直、ここを歩いていって良いものかと初見だと一瞬躊躇する。

というか、前を歩いていたカップルなんか行ってはいけないと思ったのか、こちらの道を歩こうとはしたが途中引き返してきた。
私たちが歩いていくのを見たらその後着いてきたが・・・。


人の行く手を阻むように根が張り巡らされた木の根道。
鞍馬寺に行ったときにはぜひとも通ってみたい道の一つだ。


ちなみに木の根道は大杉権現社までずっと続いているわけではなく入り口のほんの10mくらいだ。
あとは普通の山道である。


そして大杉権現社を見た後は再び本道に出て石段をずっと下っていくことになる。
頂上から貴船へ下る道は見ての通り石段が少し古い。
勾配や段差も急になり、下る分にはそこまで苦労しなかったがこれを登ってこようとおもうとかなりの労力が必要になってくるだろう。


少し下ったところに不動堂がある。
ここまでくれば奥の院まであと少しだ。


そしてこれが奥の院魔王殿。
なんとも物々しい名前である。

ここまで来たらあと少し坂を下るだけで貴船となる。
逆に貴船側から登ってきたらここが最初のポイントになるが、ここまで登ってくるだけでだいぶ息が切れるはずである。


貴船からのルートはほんとに険しい。
石段ではなく木の階段となり、足場も悪く勾配も急だ。
登ってくる人みな息を切らし途中で休息を取りながら登っていた。


こちらはそれを横目に楽々降りていく。
鞍馬寺と貴船を繋ぐ山道を歩く場合、鞍馬寺から登ったほうが楽だろう。
個人的には鞍馬側から登ることをオススメする。


そしてこのあとお目当ての貴船神社を目指して歩いていたのだが・・・。
時刻はもう11時をまわり、辺りはすっかり昼食ムード。
辺りは川床料理を楽しもうと来た客で賑わっていた。
細い道をバスや車が行き来し、その間を観光客が歩いて行く。
これでは車を止め、貴船神社を見ることなんか不可能だ・・・。


残念に思ったが、この灯籠の並ぶ参道を撮影し、今回の貴船見学は終わった・・・。
ここまで人が来るとは思わなかった。
今度はもう少し早い時間にこちらの貴船神社から見学することにするとしよう。
楽しみはまた次回だ。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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