使用するソフトは「CrystalDiskMark」。
フリーソフトでHDDやUSBフラッシュメモリの転送速度などを計測するのによく使われるソフトだ。
【交換前】 SAMSUNG製SSD(128GB)
こちらが交換前のSAMSUNG製のSSDのベンチマークである。
Readに関しては500MB/s以上の速度が出ており、ごくごく普通の印象。
ただ、Readに比べWriteが150MB/s前後とかなり遅い数字である。
恐らく安いSSDを使用しているためであろう。
【交換後】 SanDisk製SSD(512GB)
交換後のSanDisk製SSDはというともはや一目瞭然。
Readに関してはほぼ同等の500MB/s以上をマークしているが、Writeに関しても500MB/2近い数値が出ている。
SanDisk製のものもそこまでグレードが高いものではないが、ベンチマークソフトでここまで差が出るのであればやはり交換して損はなかったということだ。
そもそもノートPCに元からついているSSDなどのパーツはできるだけコストを下げるためにグレードの低いものがついている。
なのでメーカーのカスタマイズによって高い金をかけて容量をアップしても安物がつけられる可能性があるので、基本的には後で自分でパーツを買い交換したようがコスパが良い気はする。
実際、このLenovo Y700 4Kディスプレイ仕様ではSSD/HDDのカスタム設定はなかったが、他のグレードで128GBのSSDから512GBのSSDに換装する場合、メーカーカスタマイズでは3万円以上のコストがかかる。
しかし、実際は512GBのSSDを別売で購入しても2万円もかからない。
自分で交換できるパーツをメーカーカスタマイズにてカスタムするのはメーカーを潤わせるだけなのだ。
また、高い金を出して質の良いものが付くなら良いが、その保証もどこにもない。
やはり自分で交換できるパーツは自分で吟味し交換したほうが色んな面でメリットが高いと思う。
せっかくなので新たに買ったSSDケースに入れた場合の速度も比較してみよう。
【SAMSUNG製SSD】 USB3.1にて接続
Readは500MB/sは超えないがWriteに関してはほとんど遜色がない。
さすがはUSB3.1である。
内臓とほぼ変わらない速度で転送できるので、これで大容量のデータを持ち運びたいときでも安心だ。
【SanDisk製SSD】 USB3.1にて接続
プリントスクリーンにマウスカーソルが写っているがそこはご愛嬌。
SanDisk製のSSDでもUSB3.1にするとほとんど内臓と変わらない速度で転送できていることが分かる。
こうやって見ても、SAMSUNG製とSanDisk製ではWriteに大きな差があることが見て取れる。
どうせ買うならやはりしっかりしたメーカーのものを買いたいものだ。
個人的にSanDiskにはSDカードやCFなどもお世話になっており、これまで特に不具合といった不具合も起こったことがないので選ぶ時は率先して選んでしまうメーカーだ。
では最後に普段使っているUSBフラッシュメモリの転送速度も載せておこう。
これでもUSB3.0に対応しているフラッシュメモリなのだが・・・。
転送速度は実に半分どころか1/6程度の開きがある。
確かに数ギガの転送をしようとすると結構時間かかるなという印象なのだが。
USB2.0時代はもっと遅かったし、USB1.0のiPodでデータのやり取りをしている時は随分待っていた気がするが時代の流れというものは怖い。
その当時の何倍の速さで転送しているはずのUSB3.0対応のフラッシュメモリが鈍亀に見えてしまうのだから・・・。
まぁ、これからは大容量を転送する場合はSSDケースに入れたSSDで行うことにしよう。
これも使っていかないと勿体無い。
これで新たに買ったSSDの紹介は終わりである。
皆さんもパソコンを選ぶ時は後々パーツを交換することも念頭に選ぶと安上がりで済むかもしれない。
今度は500GBのHDDも2TBくらいのものと交換して行こうと思うので、交換した際にはまたレビューをお届けしよう。
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