2017/12/21

新しいデジタル一眼レフの購入を検討してみる

やはり埃は入ってしまう・・・

さてこれまでのブログの中で、修理に出したCanon EOS-1Ds MarkⅢの背面液晶保護パネルの中に埃が入っているということを報告しました。



修理に出したキヤノンのカメラに不具合が!?
http://krdayji1988.blogspot.com/2017/12/blog-post_1.html
ゆうのひとりごと

またもや液晶内に埃が・・・
http://krdayji1988.blogspot.com/2017/12/blog-post_16.html
ゆうのひとりごと


何度修理しても埃が入ってしまうのでどういうことだと思っていたのですが、3度目の修理から返ってきたあと、よくよく観察しながらブロアとクロスで背面液晶を清掃しました。

すると、やはり液晶保護パネル内に埃が入ってしまうことが分かりました。
恐らくどこかに隙間が出来ており、ブロアをかけた際そこから埃が入っていたのでしょう。

なら別にブロアを吹かなければいいじゃないかと思う方も居ると思いますが、事の発端は修理から返って来たカメラをそのまま1月ほど使った後、ふと液晶を見たら埃がパネル内に混入していたことなんですよ。

ですので、別にブロアを吹かなくてもカバンなどに詰めて使用している最中にどんどん埃が保護パネル内に入っていくことになると思います。
恐らく、最初から付いていた液晶保護パネルを外し新しいものに替えたときに、何かしらの要因で隙間が出来てしまい、そこから埃が入っていくようになったと思うんです。

また、それは何度新しい液晶保護パネルを張り直しても変わらないということが、これまでの3度に渡る修理で理解できました。

しかし、そうなるとこの先も安心してカメラを使用できないわけですよ。
液晶を見るたびにブルーな気分になります。
一度気になるともう頭から離れません。

結局こういうものって自分のフィーリングが大事だと思うんですよ。
気に入るか気に入らないか。
それだけです。

そしてもうこのカメラは気に入らない理由が出来てしまいました。
というわけで、思い立ったが吉日。
早速ヤフオクで売ることにして新しいカメラを物色することにしました。

予算はこのカメラを売った金額+αくらいでしょうか。
そのαが重要ですが、まぁ年末なんで多少色をつけることくらいは勘弁してあげましょう。


次に買うカメラの候補を考える

Nikon D850 (参考価格:36万円~)



いま一番欲しいカメラは何かと言われたら恐らくこいつを置いて他はないでしょう。
Nikonが今年の9月に発売した、ハイアマチュア用カメラ「D850」。

ニコンのフルサイズセンサー搭載機としては高画素機という位置づけでラインナップされてきたD800シリーズの最新機種ですが、旧型のD810が3600万画素という画素数で出てたのに対し(これでも十分多い)、なんとD850は約4600万画素と1000万画素程度の画素数アップを果たした化け物カメラとなりました。

もうそれだけでニコンファンを含め、カメラ趣味関係者のテンションは上がりまくりなのですが、その高画素センサーを搭載しているにも関わらず、

  • 秒間7コマ連写/バッテリーグリップ使用時は9コマ連写
  • フルフレーム4K UHD/30p撮影対応
  • 倍率約0.75倍の光学ファインダー
  • Wi-Fi/Bluetooth対応
  • タッチパネル式背面チルト液晶

などなど、今のニコンの持てる技術を全て集結させたようなカメラがこのD850なんです。
フラグシップモデルであるD5と同等のAF性能を持っていることも魅力的。

また、これまで高画素機=連写が遅いという法則だったのですが、バッテリーグリップ装備時という制約はありますが、9コマ/秒まで連写できるのは凄いですね。
同クラスのCanon 5D MarkⅣは3000万画素で7コマ/秒の連写ですからね。

ただ、このタイミングでマウントごと買えるのは辛い。
費用がいくらあっても足りません。

36万円でこの性能はホント破格だとは思いますけどね。
ニコンに乗り換えるのはもうちょいレンズも含め、値段が落ち着いてからにします。
というわけで、今のレンズ資産を活かすためにキヤノンの一眼レフで考えてみることにします。


Canon EOS-1D X MarkⅡ(参考価格55万円~、中古価格47万円~)



やっぱ一桁機を使ってたなら買い換えるなら一桁機でしょ!
・・・。

はい無理。
絶対無理。
55万円なんて馬鹿じゃないの!

というわけでキヤノン フラグシップモデルの現行機である「EOS-1D X MarkⅡ」は即却下!
最高14コマ/秒の連写力や常用ISO51200の高感度、ファインダー倍率0.76倍という大きなファインダーなどは魅力的なんですけどねぇ。

値段が高すぎて買えません。


というわけで次の候補を見てみたいと思います。


Canon EOS-1D X (中古価格25万円~)



まぁ、順当に行けばこの辺からが候補として挙げられるでしょう。
現在使っていたEOS-1Ds MarkⅢの後継機である「EOS-1D X」です。
高画素機の「1Dsシリーズ」と高連写機の「1Dシリーズ」が統合し、新たに生まれたのがこの「EOS-1D X」となります。

画素数は先代「EOS-1Ds MarkⅢ」の2100万画素と比べ1800万画素と減っていますが、12コマ/秒の連写力はまさに圧巻。
追従AFを切ったモードなら最高14コマ/秒で撮影することが可能です。
更に常用ISO51200(拡張204800)と最初見た時は一桁見間違えた?と思えたレベルの高感度性能。

5コマ/秒で常用ISO1600(拡張ISO3200)のEOS-1Ds MarkⅢがまるで玩具に感じてしまうレベルの進化っぷりですよね。

この機種が今では20万ちょいで買えちゃうというのだから驚きです。
てか、先にこっちを買っとけば良かった?

ですが、上の参考に書いた中古価格はあくまでも使い古したものの値段で、程度のいいものは20万円台後半~30万円前後なのでそのくらいの予算は必要でしょうね。
ですが、頑張れば十分狙える範囲。

やはり1桁機には一桁機にしか無い魅力がありますからね、惹かれます。



Canon EOS 5D Mark Ⅳ(参考価格:30万円~、中古価格:27万円~)



さてフラグシップ機の型落ちが候補になるなら、当然その廉価機の最新機も競合になるでしょう。
値段がほぼ同じですからね。

というわけで、「EOS 5D Mark Ⅳ」です。
キヤノンのフラグシップモデルである1D系の一つ下に位置づけられた5D系で上にも書きましたがニコンのD800系の競合モデルになるのですが、この「EOS 5D Mark Ⅳ」はいまいちパッとしない。

有効画素3040万画素は他の競合モデルであるD850(4600万画素)やソニーのα7R Ⅲ(4200万画素)に大きく引き離されています。
また、両機種はタッチパネル式のチルトディスプレイを搭載していますが、こちらはタッチパネルはありますが固定式のディスプレイ。

高感度、連写性能、ファインダー倍率など見ても競合機と比べ劣っています。
特徴がないのが特徴と言っても過言じゃないような機種で、キヤノンファンからも手抜き仕様、80%の完成品など呼ばれる始末。

ただ、お値段だけは超強気で発売時は定価46万円(実売42万円)程度だったものですから、そりゃもうボッタクリだと各所で叫ばれてました。
今は値段も落ち着いて30万円程度になりましたが、発売して1年で10万円以上値下がるのも異常といえば異常ですね。

最近のキヤノンってこういうとこあるんですよね。
EOS-1D X MarkⅡに関しても、旧機種のEOS-1D Xに比べ高感度やAFセンサー測距点はそこまで進化していませんし、動画性能は上がったもののマイナーチェンジレベルの性能差なんですよね。

ただまぁ、この機種そのものはそこまで悪い機種ではありません。
画素数も3000万画素もあれば十分ですし、高感度性能も常用ISO32000まで使えます。
更にキヤノンが最近力を入れている最新式画素センサーデュアルピクセルCMOSを搭載しており、ライブビュー時のAFが他社の一眼レフと比べかなり早い。
これは動画撮影時なんかにも重宝する機能です。

ただ、今も値下がりし続けているので今買うのはどうか?


という至極当然の疑問に行き着くわけで、候補には上がりますが決定打にはならないですね。


Canon EOS 5D Mark Ⅲ(参考価格:20万円~、中古価格:15万円~)



旧機種からそこまで進化していないとなると当然候補として出てくるのがEOS 5D Mark Ⅳの先代機である「EOS 5D Mark Ⅲ」。
画素数こそ2230万画素と最近のフルサイズと比べたら低いのでが、性能は今でも通用するレベルです。

この機種も当時出た時は、フルサイズデジタル一眼レフの名機として支持されてきた「EOS 5D Mark Ⅱ」の後継機として随分と期待されていました。
画素数こそ伸びませんでしたが、連写性能(3.9コマ→6コマ)、高感度性能(常用ISO6400→常用ISO25600)、AF性能(9点→61点)など今でも通用する性能にブラッシュアップされています。

今ではこのEOS 5D Mark Ⅲも中古で15万円もあれば買えるお手軽機種になっています。
あと倍の値段を足してEOS 5D Mark Ⅳを買う価値があるのか。
そこが争点でしょうね。


結論

さて、ここまでザラッと各機種を見てきましたが、やはりEOS-1Ds MarkⅢの買い替えとして持つなら「EOS-1D X」でしょうね。

そもそもフラグシップの1Dシリーズとその廉価機である5Dシリーズはクラスこそワンクラスの差しかありませんが、作りはもはや全く別物なんですよ。
1Dシリーズは完璧にプロ向けに作っており、どんな過酷な環境においても完璧に動作するよう設計されています。

シャッターユニットの耐久テストで見ても、EOS 5D Mark Ⅳは15万回なのに対し、EOS-1D X MarkⅡは40万回の作動試験をクリアですから。
基準がもう倍以上違うわけです。

ボディの堅牢性もはやり持ち比べたら1Dシリーズは安心感があるのに対し、5Dシリーズはどこか頼りない感じはします。
ファインダーの見え方も全然違いますしね。

ですので、一度1Dシリーズを持ってしまうとよっぽどの理由がない限りランクを落とし5Dシリーズに買い換えるという選択肢がないんですよ。
その理由というのは大きくて持ち運びにくいや、より高い画素が欲しいや、メインじゃなくサブで用意したい、お金が足りないなどでしょうね。

ですので、まずは「EOS-1D X」を狙っていこうと思います。
それと同時に安い価格で「EOS 5D Mark Ⅳ」が出ていたらそっちを買ってもいいです。

今持ってるEOS-1Ds MarkⅢが全然売れそうにないなら、予算そのものが減ってしまいますので「EOS 5D Mark Ⅲ」を検討すると言う方向で行きましょう。

さて、一体次はどんな機種がうちの手元にやってくるのか。
今年最後のカメラ購入はどんな結果になるのか。

ほんと楽しみです。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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