2018/03/10

最高のレプリカを楽しむ 大塚国際美術館

それはまるで異国の情景



当初予定になかった鳴門市の「板東俘虜収容所」観光ですが、いい意味で期待を裏切られる結果となり、この調子で今日の大本命を見に行くことにしました。

そう、今日の本命こそ徳島県鳴門市の鳴門大橋を渡ってすぐにある大きな美術館、

”大塚国際美術館”


その名の通り大塚製薬グループが創設した美術館ですが、この美術館の特徴は何と言っても展示されている作品全てが原寸大のレプリカということです。

大塚グループの大塚ミーオ陶業が開発した特殊技術により、世界中の名画を陶器の板に原寸で焼き付けた作品が館内所狭しと展示されています。
しかも!!レプリカなので撮影も自由!!

これで海外に行かなくても「海外に行ってきたよ~」というアリバイ作りが出来るわけです(笑




たいへん大きな美術館なのですが、入ってすぐに我々を迎えてくれるのが上の写真のシスティーナ・ホール。
バチカンにあるシスティーナ礼拝堂をそのまま再現したわけですが、これはまさに圧巻!


世界の名画が大集合!



そしてこの礼拝堂以外にも世界のあらゆる名画が飾られています。
フェルメールの真珠の耳飾りの少女とか。




ダヴィンチの最後の晩餐なんかも。
美術の資料集や教科書に載っている常連がすぐ間近で見れるわけですね。




そしてダヴィンチといえばもちろんこの人。
モナ・リザもちゃんとありますよ。




他にもスクロヴェーニ礼拝堂の原寸大展示なんかも圧巻ですね。




また、つい最近新聞にも載っていましたが、日本で消失したゴッホの幻のヒマワリなども復元し展示されています。




兵庫県芦屋市の商家によって購入されたヒマワリですが、空襲によって消失してしまい幻のヒマワリとなってしまいました。
今日はタイミングが合わなかったのですが、この後現存するヒマワリと共に7点のヒマワリの企画展があるそうでそれもまた見に行きたいなぁ。




また、ゴッホと言えば最近見た映画「ゴッホ 最後の手紙」の中に登場する人物のレプリカもあり、あ!この人あのシーンの!!という発見がって面白かったです。
これは画商でゴッホの弟のことなど主人公に説明してくれるタンギー爺さん。




他にも作品の重要人物「医師ガシェ」の肖像なんかも。
企画展として「ゴッホ 最後の手紙」の元ネタを全部ズラッと並べてくれないかしら。
映画の原画とかも一緒に飾ってくれたら絶対見に行きたいんだけどなぁ。




ちなみにこの美術館めちゃくちゃ広いです。
展示スペースはB3Fから2Fまでと5層に渡り、礼拝堂などの再現から各時代の絵画を順に並べています。
15時に入ったのですが、正直閉館の17時までの2時間では到底全部見れませんでした。

なんとか近代芸術コーナーのゴッホやピカソなどを見たいから最後は駆け足でみましたが、じっくり見るなら1日必要ですね。

まぁ、鑑賞ルートは約4kmあり展示されている作品は1000点以上。
1日あっても回ることは難しいと言われていますけどね・・・。

入場料は一般3240円とかなりお高めなお値段なのですが、このボリュームなら納得です。
若者も結構多かったのですが、大学生なら2,160円になるから今のうちに行っとけ!って人が多いのかしら?

私も島根の足立美術館などは大学生なら多少安くなるので卒業前に友達と見に行きましたしね。
今日はじめて訪れましたが、訪れたことがある人は皆絶賛していた理由がよく分かりました。

皆さんもぜひ一度訪れてみて下さい。
その際はたっぷり時間をかけて鑑賞するよう気をつけてくださいね。
そうじゃないと文字通り走りながら鑑賞することになるので(笑

ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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