2023/11/03

長野県1日目 おもしろかっぱ館

 駒ヶ根にはかっぱがいた!!


昼食も済ませ向かったのは駒ヶ根市にあるおもしろかっぱ館。
天竜川のそばにある建物だ。


駒ヶ根市はあまり行ったことがない。
なのでこういう施設があるということは全く知らなかった。



駒ヶ根市の観光案内板。
駒ヶ根と言えばやはり南アルプスと中央アルプス。
ハイキングや登山がメインの観光になるだろう。



建物の表にはかっぱの銅像が。
「俺たちの生きる道を探せ」



かっぱ版「君たちはどう生きるか」かな?



入館料は大人200円、小人100円。



この建物はとても特徴的な建物で、遠くから見てもすぐ分かる。
おわかりいただけるだろうか?

かっぱの顔の建物なのだ。



ちなみにこの特徴的な建物は某アニメでも登場したようだ。



では入館していこう。



所狭しとかっぱグッズが並ぶ。




子どもの手書きでこの地方のかっぱ伝説が語られている。

伝説名は「河童の妙薬」。
なんでも天竜川に住んでいたかっぱが、高遠藩川奉行中村新六様が川の見回りに来た際に、馬にちょっかいをかけ川に引きずり込もうとしたが、逆に馬に引っ張られてそのまま奉行屋敷まで引きずられていってしまったそうな。

奉行屋敷についたかっぱは皿が乾き息絶え絶え。
そこを奉行に助けられ二度といたずらしない約束をしたのち開放されたかっぱは、お礼として通風の妙薬「かげんとう」の作り方を教えた。

それ以降、中村家では150年間もの間、薬を販売してきたんだとか。

このようなかっぱの妙薬の伝承は各地に残されているらしい。



日本には様々な地域にかっぱ伝承があるんだなぁ。



かっぱの焼き物や銅像が展示されている。



地域の人もこの地のかっぱに親しみをもっているようだ。



地下には河童の妙薬の展示コーナーが。



先程の伝承は本当に中村家に伝わるもので、中村家が薬を販売していたときの看板や包装紙などが展示されている。



ちなみにこの通風の薬のレシピは門外不出。
最近、中村家の蔵から実際に薬が中に入った薬袋も見つかったようだ。

それもここに展示されている。
皆さんも近くに寄った際は訪れてみては?
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿