オトナ語の謎。

11月 09, 2013
この前のブログで「よろしくどうぞ」の言葉使いについていろいろ思うことを書きましたが、それを書くためにネットでざっと言葉について調べ物をしていたときに面白いサイトを見つけました。



それは「オトナ語の謎。」。
なんでも学校では絶対に教えてくれないが、社会人になるといつの間にか何の抵抗もなく使っている、そんな謎めいた言葉「オトナ語」を徹底的に解説したものらしいです。


詳しい内容が見たい方は「オトナ語の謎。」で検索してみてください。


とまぁ、私もこれを見たときは面白いページを見つけたなと思い、時間がたつのも忘れて読みふけっていましたが、なんともあるある!の連続です。



私が職場でもよく使ってたものもサイト内で取り上げられていたのでをいくつか紹介しましょう。


たたき台 (提供者:ぶるー、KAORU、とてか)
■オトナはまず、だいたいの形をつくっておいて、
 それをもとに、ああだこうだ言うのである。
 言われるそれがすなわち「たたき台」。
 練りに練った企画書がさんざん修正されたとき
 「まあ、これはたたき台ですから」と逃げる応用例も。


結構よく使われてました。
と入っても実際にたたき台が上がることは稀で言うだけ言って後はその場しのぎの付け焼刃企画ばかりでしたが・・・。


シェアする
(提供者:miti)
■何度も述べているように、オトナはカタカナが大好きだ。
 「分ける」とか「共有する」なんて言うもんか。
 シェアする! シェアする! ナレッジをシェアする!
 なお、女性の社会人に限り、
 ランチタイムにメニューを見ながら
 「ねえ、これシェアしない?」と使うことが許されている。


まるで小学生が新しい言葉を教えられたらそれをなんとなくでも使って見るように、大人はとりあえずカタカナ語を使ってみる。
家では共通認識をコンセンサスとか言ってましたね。
意地でも「確認を取っておく」とか「みんなに知らしておく」とか言わず「コンセンサスを取っておいて」とか言うんですね。
これもオトナ語なんでしょうか。




デフォルト(提供者:ポンダ、アトム)
■最初から決められているもの。既定の。ひいては常識。
 「人が減ったわけじゃなくて、デフォルトで3人なんです」
 「この色はデフォルトだからどうしようもないんです」
 「あいつはデフォルトでおっちょこちょいだから」



これは私もよく使うかも。そもそもオトナ語なのかネット語なのかよく分かりませんが。
とりあえず事あるごとを「デフォルトなんで」で済ましてしまう。
同じようなことに「常識的に考えて」などもあるかもしれない。
その人の世界をこちら側に投影して承諾させる手段である。






取り急ぎ(提供者:みつお、いずみ、うなぎ)
■オトナは、本題に入るまえに
 さまざまな挨拶を述べねばならない。
 それをすっ飛ばしたいときはコレ。
 「取り急ぎ、用件のみにて失礼します」
 などと展開すれば、あなたもいっぱしのオトナかも。



電話対応するときの伝家の宝刀(?)。
相手側からの電話に対しても、詳しく要件だけ聞いて愚痴を遮るときは「取り急ぎ係りの者におつなぎしますので」と言ってその場を凌ぐ。
中々使い勝手がいい言葉。







よろしくどうぞ
(提供者:純夏、とてか)
■同様にオトナは、用件を伝え終わったあと、
 さまざまな挨拶を述べねばならない。
 それがどうにも面倒なら、いっそこれで統一だ。
 電話の最後に「よろしくどうぞー」
 メールの最後に「よろしくどうぞ」
 どちらさまもよろしくどうぞ。


まぁ、検索ワードにこいつが引っかかったわけですな。
電話だけだなくあらゆるセリフに「よろしくどうぞ」をつけ始めると、いよいよオトナになったと言うべきなのだろうか。







実際問題(提供者:guano)
■そうはいっても現実的に考えれば、の意味。
 「実際問題、それで間に合うの?」
 「実際問題、ひとりで大丈夫なの?」
 「実際問題、鼻血出てますけど?」
 姉妹品、「現実問題」も取りそろえております。


まぁもうちょっと現実見てよく考えろってことをオブラートに包んだ言葉です。
これを言われて時点で相手の理解を得るのは中々難しいはず・・・。





そういうことで(提供者:Q太郎)
■じゃあ、まあ、そういうことで。
 ええ、そうですね、そういうことで。
 そんなとき「どういうことだ?」とか思ってはいけない。
 要するに「今日はこれで終わりです」という合図なのだ。




何をいくらやっても無駄なときはコレ以上何も考えずにこの言葉を言うと少しは幸せになれるかも。
ただし、何の解決もしてないときにこれを言われるとストレスがマッハ。







そういった意味では(提供者:とく)
■「そういった意味では」に意味などない。
 むしろそれは話題から話題への架け橋。
 言葉と言葉のあいだにある間を埋めるものなのである。
 そういった意味では興味深い言葉である。


もはや深く考えてはいけない。
そういう意味なのである。




ちょっと3分いい?(提供者:キョウ)
■といっても3分ですむことはまずない。
 同様に「2分で終わらせるから待ってて」も信用できない。
 「3秒で終わります」は、はなから無理である。



時間指定されるだけもはやマシというレベル。
ちょっといい?と言われるとそれは最低1時間を意味する。




ちょっと体貸してくれる?(提供者:ドコオ)
■いったいオトナたちはボクの体をどうするのだろうか?
 「いま体空いてる?」と言われて、どう答えればいいの?



素直に「手伝って」と言えない。
そんな人たちのための表現である。



基本オーケー(提供者:リオタ)
■そういうふうに言われた場合、
 オーケーではないということである。



バリエーションとして肯定の前に「まぁ」や「大体」が付く場合もある。
「まぁいいですよ」、「大体いけますね」、「問題ないですよ」これらはすべて「嫌です」をオブラートに包んで言ってるだけなので上司の方は気をつけて貰いたい。



一番ベスト(提供者:akiko)
■オトナの言葉に文法を求めてはダメだ!
 意味を求めたりするより、感じるんだ!
 辞書をひくんじゃなくて、感じるんだ!



一番最初にとか言ってしまったりもするかも。
そこでいちいち発言を訂正するのは野暮というものだ。

私の上司もよく「今日の仕事は多いから、足元見ながらやっていこう」とか言うが、別に「足元を見る」という言葉に「現状を見据えながら1歩1歩丁寧に」という意味はない。
文字通り「自分の足を見ながら仕事をする」のか「誰かの弱みでも握ってそいつに仕事をおっ被せるよう」というのか。
こういうときは「確実に熟していこう」や「時間配分に気をつけながら着実に」とでも言うべきなのだろうか。

まぁ、足元ばっか見て仕事してたからかその人は職場でよく頭をぶつけていた。
みなさんも注意して貰いたい。



というわけで今日はこんな面白おかしいけど実際に使っている、そんなオトナ語のサイトの紹介でした。
言葉というものはナマモノですのでその時々で姿形が絶えず変化しています。

それを切り取って見つめなおしてみるのもとても興味深いものですね。





Artikel Terkait

Previous
Next Post »

Popular