私は新人なので毎月の課内費が安めなため、それで美味しいものが食べれるなら願ったり叶ったりなわけです。
とは言っても酒を飲まないので安上がりな人間だと思いますが・・・。
今回、課の人がチョイスしてくれたのは三宮の「京風季節料理 くれない」というお店。
聞けば社内でも結構利用してる人がいるんだとか。
皆、先輩からの紹介でそれが後輩に伝わってと言う感じらしいですけどね。
我が社の社員は常連ってことですな。
しかし、聞けばこの店はおじやが名物で別の店で飲んでそのシメに来ることが多いらしいですが。
今回はコース料理を食べるんでそれは初めてって人もいましたね。
店内はそこまで広くはありません。
ビルの2階、カウンター席とその後ろにテーブル席が2つ。
そして奥に座敷が2部屋という感じでしょうか。
夜宴会をするなら予約は必須ですね。
テーブルにつくともう最初の料理はセットされていました。
そしてこの手前の器具は・・・カニですね!!
いや~、最初からかなりテンションが上がります。
そしてみんなで飲み物を注文し、乾杯をしてから料理に箸を伸ばします。
うん、美味い。
どれもこれも手が込んでることが分かります。
板前さんの腕前もいいですね。
ただ、従業員も少なめなのか頼んだ飲み物が出てくるのがちょっと遅いので飲む人は早め早めに注文したほうがいいでしょうね。
色とりどりの前菜を楽しんだ後は新鮮な刺身が出て来ました!!
見てるだけで惚れ惚れします。
やっぱ、ネタの質が違いますな。
特にこのウニが他で食べるのもとは別物でした。
とは言っても他でウニを食べたこと自体あまりないんですけどね。
ウニって美味しいウニはほんと美味しいのですが、不味いのはとことん不味いので中途半端な店では注文したくないんですよね。
個人的にはウニやカニなどの甲殻類、イカや青魚とかは下手な店では注文したくありません。
マグロやサーモン、他の養殖魚とかは多少アレでも食べれますが、鮮度命の食材は不味いのはほんと体調崩すくらいダメなんで・・・。
このウニはいいですねぇ。
変な臭みもなくしつこくなく。
これが美味しいウニなんだなと心から感じさせてくれるものです。
そういや、大学で隠岐の島に行った時許可を得てその場で取ったウニを食べた時もこんな感じだったかしら?
その時は時期を逃しててそこまで身が詰まってませんでしたが、やっぱウニは新鮮な方が美味しいもんです。
そして続いてカニが出て来ました!
タラバや松葉でなく毛蟹ですな。
足を食う場合、タラバとかのほうが身が詰まってて美味しいのでしょうがカニ味噌は毛蟹の方が美味しいと聞きますね。
これは足ですが。
それでも味は毛蟹が一番濃厚と聞きますね。
そこまでカニを食べ歩いてないので分かりませんが。
一度食べ比べとかしてみたいな。
お次はかき揚げ。
熱々のうちに食べちゃいましょ。
かき揚げは私もよく作りますが、店で食べることって少ないな。
熱々ホクホクでこれもまた美味しい。
でも玉ねぎ多めより私は人参やじゃがいもメインのかき揚げのほうが好きですね。
パリっとするんで。
そして煮物です。
優しい味でこれぞ京風って感じでしょうか。
エビの殻も面倒くさいんでそのままバリバリ食べちゃいました。
ちょっとみっともないかしら?
でもエビにも味噌があり、殻にも旨味があるんで個人的には食えるならそのまま食った方が全部楽しめていいんですよね。
まぁ、食べづらいのとせっかくのプリっとした身の食感を楽しめなくなりますが。
・・・というのは単なる言い訳で本音を言えば手を汚したくないだけです、ええ。
そしてブリの照焼。
こういう照り焼きで皮を残す人がいますが、あれってもったいないですよね。
確かにフニャフニャで表面がカサカサし変な感触ですが、皮の近くの肉のほうが旨味が強いんですが。
私は食べれない骨以外は全部食べます。
そして最後はシメのおじやです!
これは凄い。
ちなみにメニューを見たらおじや一人分だけで1000円とかいう数字が見えました。
・・・すげぇ。
これは5人分なんでこの鍋1杯で5000円くらいするのかしら?
でも食べて納得。
このおじやはただのおじやじゃないですね。
具もエビや鶏肉、かまぼこやグリンピースまで入ってます。
そしてダシがまた美味い。
一体何で取ってるのでしょう。
お腹がいっぱいでもこれならまだ入りますね。
というわけで、今年の忘年会も無事終了しました。
いや~、美味しい料理を食べるのもいいですね。
何と言うかすっごい幸福感を味わえます。
ただ、腹を満たすだけじゃない。
心も満たせる料理こそ本当の料理なんでしょうねえ。
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