2015/05/02
白毫寺で藤を堪能した後はそこから車で30分ほど離れた一ノ宮神社にやってきた。
なんでもこの神社はこの時期真っ赤に咲いたキリシマツツジが満開になるとか。
せっかく丹波市まで足を伸ばしたのだ。
もう1箇所くらい回らないともったいないと思いこちらも寄ってみることにした。
HPには観光バスなども止まり結構な人が来るようになっているとあったが、今回寄った時は車も数台しか止まっておらずそこまで騒がしくなかった。
駐車場から徒歩3分くらいところに神社に続く参道の入り口が見える。
少し神社までは階段を登って行くらしい。
ちょうど観光を終えた旅行客が降りてくるのが見える。
そしてある程度階段を登ったところで目に真っ赤な壁が飛び込んできた。
この位置からでも十分わかる。
これは・・・いい。
階段を登り切るとそこは真っ赤なキリシマツツジが咲き誇る境内があった。
階段の途中にはピンクや他の赤いツツジが見えるが、境内内は真紅一色である。
時期的には調度良かったのかもしれない。
今がピークでこのあとは散っていく感じであろう。
もうすでに終わった花も見える。
いいタイミングだったかもしれない。
なんでも樹齢300年の樹木もあるとかだとか。
本来は低木で腰の高さ程度しか見たことなかったツツジの木だがここまで大きいとまさに壮観。
はやり来ている人は皆カメラを携えあちこちを撮影している。
とはいえいいアングルはお決まりの用で、撮影して家に帰ったあと記事を書くために他のHPを見てると全く同じような写真があって笑った。
別に他のHPから無断転載してるわけではないので皆さん安心してください。
いやほんとに他のブログとかでもここに載せたような写真が見つかるはずである。
最近丹波市は観光にも力を入れているようで、連休シーズンになるとしょっちゅう観光バスを見かけるがそうやって人が中に入って来れば地元も活性化し利便性も高まって観光の敷居は下がる。
だが、その分落ち着いた秘境的な場所も人が騒がしい単なる観光地となることが悩ましい。
観光地としての価値と地元の利益が両立できる運営を地元には頑張ってもらいたい。
ここで撮ってる写真の多くはD2xで撮影しているものだが、これに28-70mm F2.8を装備するとこれもまたキレイな赤を吐き出してくれる。
カメラ的には少し暖色に寄った傾向の絵作りなのだがそれとNIKKORレンズのバランスが素晴らしい。
ちなみに広角で撮ってる写真はD700にSIGMA 12-24mm F4.5-5.6を使用して撮影している。
ホワイトバランスをオートにするとD700はどうも寒色よりな写真を吐き出す。
なのでいつも色温度を上げて現像するが、緑や紫のような色を撮るときはこれがまたいい。
こうやって絵を見比べてみるとシグマレンズはやはりシャープでコントラストも高めだ。
絞って撮ってやるとその真価がよく分かる。
花や葉はこのように太陽に透かしてもいい感じに映る
逆に表側からだと太陽の光を反射し白っぽくなってしまうときもあるので、そのようなときは撮影位置を工夫したり、PLフィルターを使って反射を抑えるのもいいだろう。
このようにマジマジとキリシマツツジを見たことはなかったが、これはこれでいい花だ。
またひとつ毎年行きたいスポットが増えた。
最後はキリシマツツジ以外のツツジも貼っておこう。
帰るときにちょうど観光バスが到着したのかゾロゾロと年配の観光客が階段を登ってきた。
ナイスタイミングである。
ここに来るときはおそらく11時までに到着したほうがいいだろう。
観光バスは昼飯前後に来ると思う。
来年もぜひ訪れてみたい場所だ。
you may also like
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿