使用カメラはNEX-6、レンズはエルマー 50mm F2.8 Mマウントである。
50mmのレンズをAPS-CのNEX-6で使用すれば35mm換算75mmの中望遠レンズとなる。
常用で使うにはちょっと使いにくい焦点距離かもしれない。
しかし、オリンパスのPENなどのm4/3では換算2倍になるため50mmの標準レンズが100mmになる。
これはさすがに使い勝手が悪すぎたのでPENも持っていた時期はあったのだがすぐに売ってしまった。
ヘリコイドを使用すればここまで近接撮影が可能になる。
これだけ寄れれば実用性抜群!
ライカレンズで唯一の弱点とも呼べる最短撮影距離が克服されたわけだ。
写りはさすがといったところ。
おそらく開放で撮っているはずだが電子接点のないレンズではF値がEXIFに保存されないのであとで見返しても分からないのが難点。
今回はテストかつ結構薄暗くなってから撮っている。
ある意味超適当なわけで。
レンズの本当の写りを楽しむのはまた後日となりそう。
NEX-6にはピント拡大やピーッキング機能があるためMFでもピントが合わせやすい。
とはいえちょっと頭がずれるとピントが前後し思ったところにピントが合わなかったりもする。
Mマウントのエルマーはコーティングもしてあり値段もこなれているので初めてライカレンズを使うのにはお手頃のレンズといえる。
確か私も3万円以下で購入したが、それでこの写りなら悪くない。
そして最後にもう1本。
エルマー 50mm F3.5 Lマウントである。
同じエルマーだがこれはLマウントそれも初期のものだ。
コーティングなどされてるはずもなく大きめの塵が見えたりしており実用というよりコレクションとして格安で手に入れたものだ。
しかし、これは意外や意外。
まともに写るではないか。
前に1度ネガフィルムで1本分撮った時は色味もおかしく日光のせいか白く濁ることも多いのであまり期待はしていなかったのだが・・・。
これならリバーサルで撮ってもいい感じに写りそう。
上の2枚はどちらもF3.5の開放で撮っているものだがそれでもここまでシャキッと写るのは流石ライカと言いたいところ。
これで70年前のレンズなのだから驚きだ。
フィルムならお金を出して現像しなくてはそのレンズの良し悪しが分からないがマウントアダプタを使えばお手軽にレンズの状態が分かる。
今回のマウントアダプタは少々高かったが特にがたつきなどもなくいい買い物だったと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿