2015/11/02

パソコンデスクと配線関係



パソコン用のデスクと椅子は長時間作業を行う上ではとても重要なものになる。
今回新たに引っ越しその際机や椅子も買い換えることにした。
これまで何度か引っ越しを繰り返し様々な机を使ってきたが、どのような机や椅子がパソコン作業に適しているのか。
今回はそんな私の経験を元にしたパソコン環境のおすすめ製品を紹介していきたい。



パソコン用デスクは広めを買うべし
パソコン用のデスクで重要な事が大きさである。
特に様々な作業を行う天板はある程度大きめのものを買っておいたほうが後で後悔は少ない。




富士通のHPに書いてあるパソコン作業を行う際の最適なポジションだが、これを見る限りでも机の奥行きはある程度ある想定だ。
基本的に頭の位置からディスプレイまでの距離を40cm以上離すことを考えると机の奥行きは最低でも60~70cm程度が望ましい。
たまに足を伸ばすことを考えても奥行きが無いと窮屈感は否めない。

また高さは身長・座高にもよるだろうが70cm程度のものを買っておけばいいだろう。
高さを調整できるものは少ないだろうがあとは椅子で合わせる感じで問題ない。
また、ディスプレイが大きければ大きいほど頭とディスプレイの距離を話す必要が有るため27インチ程度までなら奥行き70cm以上、30インチ以上ならさらに大きめのものを買う必要があるだろう。

私もそのうち27インチの4Kディスプレイとかほしいと思っているがそれも想定して今回は奥行き70cmのものを購入した。




今回購入したのはこちら。
幅1400mm(140cm)×奥行き700mm(70cm)×高さ700mm(70cm)のサイズのものだ。
天板は前後に出っ張りがあり、クランプでライトなどを固定できるのもポイント。
また、壁にベタ付きさせても壁と机の裏板の隙間があくためコード類を収納するのも楽だろう。
値段はヤフーショッピングで9,000円程度。
1万円以下という安価で買えたがとてもコスパがいいと思った。

特に安価な机はいろいろ気をつけなければいけない。
大きさが自分の理想的であってもがたつきが少しでもあるととても使いづらいからだ。
私はこれまで2度ほど一人暮らしをしてきたが、そのたびにパソコンデスクは買い換えている。
大学時代は1ルームの6畳間ということもあり奥行き45cmのスリムタイプをニッセンで購入した。
が、これは大失敗だった。

ノートPCを使う程度ならその奥行きでもさほど問題ないがディスプレイにキーボードを置くだけで机の上が一杯一杯になる。
また、足も伸ばせられないため長時間の作業に向かない。
資料を見ながらパソコンを使おうにも資料が置く場所がないなどなど。
余裕が無い机はここまで使い勝手が悪いのかと痛感した。
結局ディスプレイは机の角に斜めにして置き体も斜めにして使っていたがこれも腰などにあまりいいとは言えない。
また、ガタつきもひどく両側からつっぱりタイプの棚で固定し少しでもガタつきを抑えなくては使えたものではなかった。

その経験を活かし2度目の一人暮らしのときはIKEAで奥行き75cm×幅150cmのものを購入した。
サイズ的にはとても快適で卓上にPCディスプレイにオーディオをおいてもまだ余裕が有るくらいだった。
値段も1万円以下で買う前はいい買い物だったと思ったのだが実際家に届き組み立て使ってみると…。
部屋が畳だったからか下に絨毯を敷いているからか分からないが、この机もがたつきがひどい。
その後、その部屋を引き上げ実家でもPCデスクとして使っていたが何も下に敷かなくてもはやりガタつきが酷いので結局実家では別のダイニングテーブルをPCデスクとして使っていた。
軽くて運びやすい机だったが、それが逆に不安定にさせていたのかもしれない。

今回はそれらのことを考慮し、

・奥行き70cm以上、幅160cm程度
・机はしっかりした作りで安定したもの

の2点を注意し購入候補を探した。
また、部屋の圧迫感を減らすため白にしたが今回の選択は今のところ正解だったと言える。


パソコン配線ダクトを利用する
また、今回はパソコンデスク周りのレイアウトにもこだわった。
この記事の一番上の写真を見てもらったら分かる通り、机の位置を壁に向かって置くのではなく部屋の中心に置くことにしたのだ。
視線の先が壁ではなく空間があったほうが、圧迫感が少なく部屋が広く感じられるらしい。
ある意味壁際にモノを持ってこないという贅沢なレイアウトかもしれないが、実際やってみてこのレイアウトは悪くない。
皆さんも部屋に余裕があれば気分転換にこの中央配置レイアウトを試してみてもらいたい。
ただ、そうなると問題なことがパソコンの配線関係だ。

基本的にPCの配線は壁伝いに床に這わせタコ足から電源を取る形が一般的だろうがそうなると様々なコードがフリーな状態で垂れているためとても醜い。
また、それだと掃除もしにくくホコリが溜まり、家事とかの危険性もある。
そしてこの机中央配置レイアウトでは配線を隠す場所がなく見栄えが悪くなる危険性がある。
机の後ろに何か置いて隠すこともできるだろうが今回私は「配線ダクト」を利用することにした。




今回購入した配線ダクトは上の写真のようなもの。
パソコンデスクの後方にクランプによって固定しそこにボックスを固定して中に配線を這わせるというものだ。
これはヤフーショッピングのアスクルで購入し幅140cmのものが7,000円程度だった。
人によっては高い!と思う方もいるだろうが配線が垂れる煩わしさを考えればこの程度払っといてもいいかなと思い今回は購入することにした。
ちなみにこの配線ダクト幅が140cmのものが最長なので机もそれに合わせ当初160cmを買う予定だったが140cmのものを買ったというわけだ。




ちなみに実際使用した感じがこちら。
140cm幅のダクトは左右に2箇所穴が空いておりそこからコードを入れることになる。




ダクトの蓋はかぶせているだけで簡単に外すことができる。
様々な種類のダクトがあるがタコ足にパソコンの電源ケーブルなどを入れるなら割と深めのものを選んだほうがいいだろう。
コードだけを這わすなら細身のものでも十分だろうが。




ちなみに配線ダクトを使用しないとこんな感じになる。
オーディオスピーカーのケーブルと電源ケーブル、ディスプレイの電源と映像用ケーブル、マウスの充電器のコード、パソコン本体につなぐためのUSBケーブルやオーディオケーブルなどなど。




それが配線ダクトを使えばここまですっきりする。




配線ダクトの両側にはこのように配線を通す穴も開いている。
ここに配線をまとめてあとはパソコン本体に繋げるのだ。
ただこの配線も机の間や下から通したらやはり醜い。
ここはどこまでもスマートに。
今回は机に穴を開けてそこを通してパソコン本体に繋げることにした。





ホームセンターで穴あけようのビットを購入し電動ドライバーに装着して適当なところに穴を開ける。
DVIケーブルの端子が通るギリギリの大きさのビットにしたつもりが、実際少し穴が小さく強引に通すことになった。




しかし、こんな感じにコードをバンドでまとめて穴からコードを通すととても綺麗に配線がまとまった。




配線ダクトの端はこんな感じ。
クランプで固定するライトの電源も配線ダクト内のタコ足からとっている。




ディスプレイケーブル類もこのようにまとめておいた。




そして最終的にはこんな感じになった。
机も配線ダクトも白でまとめてスッキリした印象。
あとは机の横に脇机の代わり同じ高さの本棚をL字になるように置き、収納用のボックス棚を置いたらこの部屋は完成だ。
この机周りは私的には結構お気に入りのこれまで生活してきた中で一番居心地がいい場所になった。
エアコンがつけられないのがほんとうに残念だが、はやく本棚を購入しそこにモデム類もまとめてすっきりさせたいものだ。

皆さんも目障りな配線は部屋の模様替えの際などにすっきりまとめてみてはいかがだろうか。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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