待ちに待った研修の日がやってきて私は遠路はるばる東京の地に赴くことになった。
新幹線なんて乗るのは何年ぶりだろうか。
小学校の修学旅行以来なので十数年ぶりとなる新幹線の加速感を味わいながらおよそ3時間で東京駅に降り立った。
そこから研修所まで更にローカル線に乗って約40分。
東京23区を離れ結構郊外にその研修所はある。
研修自体は17日から開始だが私は余裕を持って1日早く現地に入ることにした。
何があるかわからないためだが、案の定今日の朝にJRでは人身事故がありその影響で架線が焼き切れかなりの電車が運休ストップと振替を行っていた。
そんなこと知らずに昼前に出発したんで駅についた時はちょっと心臓に悪かった。
結局、問題なく19時前には研修所がある街の最寄り駅についたわけだがまず私がしたことは今夜の夕食を食べる場所を探すこと。
この辺は元学生街ということもあり店は結構多いのだが、当たり外れが結構あるらしい。
近くに研修所や大学があり外部から人はいくらでもくるのでリピーターを考えない適当な店も多いらしい。
食べログの口コミなどを参考にどこにしようか迷った結果、今夜は駅から研修所と反対方向に歩いたところにある商店街の中の中華料理店で食べることにした。
店に入るとお客は一人。
店内も薄暗く出てきた店員は恐らく中国人ですごくぶっきらぼうだ。
大丈夫かこの店…と思いながらとりあえず一番安くボリュームも有り食べログとかでも人気な「麻婆豆腐定食」を注文した。
待つこと数分。
麻婆豆腐定食が運ばれてきた。
ちなみに水は頼むまで出てこなかった…。
定食は見ての通りとてもシンプルな内容。
ご飯(やや大盛り)に麻婆豆腐たっぷり、そしてスープにザーサイ、デザートの杏仁豆腐だ。
麻婆豆腐は豆腐もたっぷりでこれだけでお腹いっぱいになりそうだ。
味の方は…さすが四川料理と店に掲げているだけはある。
とても辛い。
それも唐辛子のピリピリした辛さでなくジンジンした辛さだ。
山椒系の辛さと言ったらいいだろうか。
けどそれはそれで美味しいのだ。
ただ、これに合わせるご飯の量が少なすぎる。
ご飯は少量ずつ食べていたのだが、麻婆豆腐が残り1/3ほどになったころにはご飯はなくなった。
あとは水を飲みながら麻婆豆腐をなんとか完食。
体中がホットである。
というわけで研修前夜の夕食はそんな感じで終了。
料理は味は悪くなかったのだがほんと店員の態度が悪いが多分中国じゃこういうのが普通なんだろなぁ。
ある意味日本って言う国はそれがダメだと思えるとこあたり幸せな国なんだろなと改めて実感できた。
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