今年は紅葉があまりキレイでないらしい。
いつのタイミングで紅葉を撮りに行こうとかと悩んでいたがあれよあれよで11月ももう3週目。
今日は紅葉を見に行くことがメインではないが少し遠出し滋賀県まで足を伸ばし、あの比叡山延暦寺まで行ってきた。
比叡山延暦寺といえば織田信長に焼き討ちにあった武装集団というイメージ。
そもそも延暦寺というのは比叡山全域を境内とした堂塔の総称であり、主に東塔、西塔、横川などの区域に分かれる。
平安時代初期の僧・最澄により開かれた日本天台宗の本山寺院であるらしい。
延暦寺に行くにはいくつかルートがあり、車で行くなら麓から奥比叡ドライブウェイを通って行く。
その道が紅葉の時季などは回りの木々が色づきキレイなのだが今回はそこまでキレイではなかった。
いっぺんに色変わりせず一部が散って一部はまだ紅葉してないみたいなそんな感じ。
まぁ、道自体はとてもおもしろいワインディングロードだったのでまた夏の緑がキレイな季節にでも来てみたい。
上にも書いたが延暦寺はいくつかの区域に分かれているが、今回はその中の2つ東塔エリアと横川エリアに行ってみた。
東塔には国宝の根本中堂がありある意味延暦寺のメインエリアといった感じか。
東塔エリアの駐車場についたのは14時頃だったが結構混んでいた。
ツアーバスなども多く止まっており、流石は延暦寺といったところ。
世界文化遺産にも登録されており、外国人の姿もあちらこちらに見られた。
京都側からのアクセスで京都ツアーの続きで来る人とかもいるのだろうか。
ゲートで入館料を払い境内を進んでいく。
全部見て回るにはかなり歩く必要があり、時間と体力に余裕がある時に行かないといけないと今回来てよく分かった。
今日は快晴とはいかなかったが、曇り気味の空から太陽光がうっすら差し込む感じで写真を撮るにはそこそこのシチュエーション。
ただ、個人的には真っ青な快晴の空と一緒に真っ赤なお堂を撮ってみたいと思う。
こちらに見えるのは大講堂。
こちらも国重要文化財に指定されている。
そしてこの奥の坂を下って行くと根本中堂に行ける。
そこに行くまでに釣鐘堂がありこちらは並べば一般人でも自由に釣り鐘を突ける。
辺りにはゴーンと重厚的な音が鳴り響いていた。
この坂を下ると根本中堂が見えてくる。
なかに入るのは無料だ。
入り口の前で靴を揃えてご本堂に入る。
今はタイミングが悪かったのか、施設の補修中で中に足場とかが組まれていたがそれでも仏像とかが並ぶ部屋はとても重い雰囲気が漂っており、空気そのものが違うように思えた。
今度は是非足場がないときに来てみたいと思う。
その後、傾斜がかなりきつい階段を登り文殊楼へ向かった。
文殊楼は延暦寺の山門にあたり、徒歩で本坂を登ってくるとまずこの門をくぐることになるらしい。
外界から徒歩でここまで登ってくるのも結構楽しそうだが、それなりの装備で挑まないと大変だろう。
その後来た道を一度戻り、法華総持院東塔を見てから駐車場に向かった。
これれらの建物をめぐるだけでも結構歩く。
そして境内内はアップダウンもありいい運動になる。
駐車場まで一度戻り、他の箇所に行く前に一息つくことにした。
入口近くの売店でぜんざいセットを購入しちょっと一休み。
山の上なので吹く風は冷たかったが、その分甘くて温かいぜんざいが体に染み渡る。
その後西塔エリアに向かい、他のお堂も見ることにした。
こちらの方は車も人も少なくあくまでメインは東塔エリアのようだ。
葉が散っている木も目立つがまだ紅葉が綺麗な部分もある。
落ちた紅葉もそれはそれで風情があっていい。
というわけでこちらが常行堂・法華堂である。
写真ではもっと綺麗な赤色の建物だったが実物は色あせており劣化が目立つ。
そして最後は釈迦堂。
大きな建物だがこれも赤の塗装の剥げが目立つ。
ちょっと残念だがこれはこれで時代を感じれる建物だ。
このあと西塔エリアを後にし最後に横川エリアに立ち寄ったが、時間の問題もあり今回は見学せずに帰ってきた。
今日はシチュエーションとしてあまり良くなかったのでまた日を改めその時には横川エリアの建物も巡ってみたいと思う。
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