表には「Toy lab」の文字が。
一度降りた階段を再び登って、とりあえず自分の部屋の鍵を開けて玄関に置いて仕事に向かいます。
内心かなりワクワクしています。
そう、何を隠そう随分と前に撮り終わったカメラのフィルムを現像に出したのですがそれが返ってきたのです!!
撮影に使ったのは前にも紹介した「Hasselblad 500C」。
ブローニーフィルムというちょっと大きめのフィルムを使用する中判カメラです。
普通、ゆうはフィルムの現像はキタムラとかに出すのですが、今回使用したブローニーフィルムというものはちょっと厄介な代物で・・・
普通のカメラ屋では現像できません。(そのカメラ屋で現像できないだけで、キタムラとかでも現像に出せば専門の業者に出して現像してくれます。)
あと、印刷代が高い。
もちろん現像代も高い。
あまり財布に余裕がないゆうはなんとか安く現像できないかと考えたわけです。
そして願わくばフィルムスキャンもいっしょにやってくれるところはないかと。
フィルムスキャンというのは文字通り現像したフィルムをスキャンしてくれるサービス。
キタムラなどでも315円ほど余分に払えば現像したフィルムを専用の機械でスキャンしデジタルデータとしてCDなどに焼いてくれます。
そうしてもらうことでいちいちプリントしなくてもどんなふうに写ってるか確認することができるんですよね。
特に今回使用したフィルムは1枚あたりのプリント代も高い!!
かといって現像だけなのも味気ない。
まぁ、ネガではなくポジフィルムを使用しているので写りは確認しやすいですけどね。
手なわけで探しに探して見つけたのがこの”トイラボ”というネット現像所。
郵便でフィルムを送れば現像してくれ、更にスキャンも格安で行なってくれます。
今回、送ったのは120サイズのブローニーフィルムですが、現像+スキャン(ネットサイズ)で777円という破格!!
キタムラなら現像だけで700円くらい、スキャンは更に1枚あたり数十円~って感じでとてもじゃないけどスキャンまでは頼めない感じでした。
ちなみにもっとお金を払えば大きいサイズでスキャンしてくれますが、今回はお試しで一番小さいサイズでスキャンしてもらうことに。
このブログに貼るにもちょうどいいサイズです。
そしてなんとこの店、スキャンしたデータはネット上でダウンロードできるんですよね。
しかも、最速フィルムが届いたその日にダウンロードできますからこれは嬉しい。
どんなものが写ってるか直ぐに確認できちゃうんです。
ですから、この現像済みフィルムが届く前にもう中身は知っていたわけですが、やっぱ現物が届くと嬉しいもんです。
その日は仕事が終わったらさっさと家に帰って早速中身を見ていきます。
封を開けると緑色の綺麗な封筒が入ってます。
フィルム用の封筒ですね。
そしてそれを開けるとスキャンしたデータのサムネが描かれた紙にフィルム本体、そして振込用紙などが入ってます。
料金の振込はフィルムの到着とともに送られてくる振込用紙で行います。
そしてフィルム本体。
先も言いましたがこれはポジと言われるフィルムです。
フィルムには主に2種類あり一般的によく使われているネガというのとプロとかが使ったりするポジというものがあります。
ネガフィルムは色が反転して出てくるフィルムですね。
フィルムだけだと何がどう写ってるのかちょっとわかりにくいです。
一方、ポジと呼ばれるものフィルム自身に正規の色が写ります。
広告とかデザインとかでフィルム撮影する場合なんかはこっちを使って、蛍光台にフィルムを置いてレンズでチェックしながら選定する様子を1度は見たことあるかもしれません。
どちらのフィルムも一長一短ありますが、個人的にはフィルムそのもので楽しめるポジの方が好きですね。
ネガに比べちょっと割高ですが・・・。
最後に実際に写ってた写真を見て終わりにしましょう。
Hasselblad 500Cは通常の横長ではなく正方形に写真が写ります。
ちょっと見慣れない人には新鮮かもしれませんね。
これは凍った諏訪湖を撮りに行ったときの写真ですが逆行ですと古いレンズはフレアやゴーストと呼ばれる現象が起こってちょっと残念な写りになってしまいます。
そしてこれは12月くらいに撮った朝の雪原の写真ですが・・・。
キレイに撮れてますねぇ。
これも逆行なんで大丈夫かと思ってましたが。
さすがは中判というか普通のフルサイズでは味わえない解像度だと思います。
地面から生える草の1本1本までくっきりと解像してますね。
こういう絵が撮れると分かっただけでも今回現像に出してよかったと思ってます。
どちらかはちょっと引き伸ばして記念に額に入れて飾っててもいいかも。
そしてこれは去年の秋にとったログハウス。
そして最後にブログでも紹介したマイカーの写真です。
まだ、Hasselbladではこのフィルム1本しか撮り終えてませんが、今年はバンバンいろんな場所を撮って行きたいと思います。
一番の懸念材料だった現像代がかなり安くできそうなんでこれで心配事はなくなりました。
今年のできレボ夏の陣とかにも持って行こうかな?
というわけでネット現像所”Toylab”と現像したフィルムの紹介でした。
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