山陽・四国旅行記 呉編 その１ ～東洋一の造船所 呉～

そう、それは暮れかかった黄昏時の頃。

私たちは西を目指して車を走らせていた。

キッカケはなんだったか。
まぁ、物事というものはいつも突然起こるものであり、一々起こることに対してどうこう思っていても不毛なもんである。

というわけで、車は呉を目指してひたすら山陽道を走っているわけである。


最初は「四国に行きたい」と誰かが言ったことが発端だったと思う。
それから日帰りではつまらないから何泊かしようといった話が出て、そして最後は広島に渡って呉や江田島も見ない？といった風に話が進展していった。

そこからが急展開だったのだが・・・。

呉に行くならせっかくなら護衛艦の見学とかもしたらどうだ、と提案したところ調べると護衛艦見学は日曜にしかやっていない。

そして呉の自衛隊駐屯地から江田島まではそこそこの距離があり、どっちもまわるのは結構タイムスケジュール的に厳しくないか？といったわけだ。

明日の朝5時くらいに出れば1日でまわることは可能だが、護衛艦見学と江田島見学の他にもせっかく行くなら大和ミュージアムや鉄のくじら館も見ないのは勿体無い。


じゃあいつ行くの？　　今でしょ！！


って感じで決めたら最後。
パパっと荷物をまとめてホテルの予約をとり、呉に向かったわけである。

なんともいきなりな話であるが、まぁ人生とはそんなもんだろう。


ちなみにさっきから江田島、江田島と言っているが別にここの島を観光するのではなく、江田島といえば旧海軍兵学校が合った場所。

そちら関係の人達からしたら江田島＝海軍兵学校というわけだ。

ちなみにそこは我が祖父の母校でもある。

現在は海上自衛隊の第一学術科学校がある。

前から一度は訪れたい場所の１つであったのでいい機会だ。




そして途中尾道でラーメンを食べた。

尾道ラーメンというのは魚介系のダシに醤油味のスープが特徴のラーメンである。
ちょっと濃いめの味付けだが、暑い夏というより暑い瀬戸内ではこのくらいの味付けの方がいいのかもしれない。




具はチャーシュー、ネギ、メンマに天カスが入っているのが面白い。
1杯580円とSAだからかもしれないがリーズナブルな価格もありがたい。

ただこれ1杯では空腹の決定打にはならず、あともうちょっとなんか欲しいなと思いつつ、フードコートを出てブラブラしてると、




美味しいそうな屋台を発見！

ここで鯛ちくわを買って車で食べたのだが、これもまた旨かった。

こうして一行は呉に向かって、無事ついたわけだが明日はどうなることやら。

呉編 その2へ続く