2018/01/25

雪が降る日に京都旅行 in金閣寺 ライカ編

Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

今週は本当に寒かった。
東京は積雪による被害で交通網が混乱し、各地で氷点下が記録されている。
通常なら外出は控えるところだろうが、そんな中あえて私は遠出することにした。

そう、雪で白く染まる京都の風景を撮影しに行ったのである。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

いつもの通勤時間より1時間以上早く家を出て阪急電車を使い京都へ向かう。
まず訪れたのは「金閣寺」。
もはや京都観光の代名詞とも言える観光地だが、実はわたしは一度もここを訪れたことがない。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

阪急電車で西院駅まで向かい、そこから市バスでほんの30分・・・。
のはずだったのだが、結局8時40分前に市バスに乗れたが金閣寺前に到着したのは9時半を過ぎた頃だった。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

道にはまだ雪も残り、歩道はガチガチに凍っている。
だが日差しは強く、せっかく降った雪が消えてしまわないか、とろとろ走るバスの中で気が気でなかった。
真っ白な景色は期待できそうにないが、せめて雪が屋根に残る情景だけでも撮影できたらと祈る気持ちでバスが駅に到着するのを待った。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

平日だが普通に見学客はいるらしい。
ただ、これでも休日よりずっと少ないんだろなと思われる。
見学チケット売り場でも待ち時間など皆無だ。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

入場料400円、この辺の相場を考えると大変安いと思う。
さて、この門を潜ればおなじみの金色の建物が見えてくるはずである。
凍った石畳の通路を転ばないよう注意しながら、一歩一歩慎重に進んでいく。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

それは、思っていたより金色で、思っていたより存在感のある建物だった。
池の畔は氷が張っており、なんとか屋根に雪が残る風景が撮影できた。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

ビューポイントには観光客がひっきりなしにカメラを構えシャッターを切っている。
平日だからか知らないが外国人の割合が大変多い。
こちらも負けじと前に出てシャッターを切るが、そこまで多い人数ではないので前に誰が遮ること無く好きな場所で撮影ができた。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

しばらく撮影した後は金閣寺の周りをグルっと回って庭を通って見学ルートは終了だ。
金閣寺に向かって歩いていくと思い出したように雪がしんしんと降り始めた。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

今回撮影に使ったライカもキヤノン 1D Xも一応防滴防塵仕様なので、多少の雪は気にする必要はない。
だが、吹雪レベルになればどこからカメラやレンズ内に水分が侵入するか分からないので正直勘弁してほしい。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

屋根の上には鳳凰の飾りがある。
これまではギンギラギンの下品な建物と思っていたが、実物を見るとそこまで嫌味な金色に見えないから不思議なものだ。
やはり百聞は一見にしかずと言うことだろうか。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

拡大してみて頂けたら細かい雪が降り注いでいることがお分かりいただけると思う。
今度はもっとドカッと雪が降った時に来てみたいものだ。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

今回はライカで撮影した写真ばかり載せているが、次は同じ金閣寺を新しく買ったCanon EOS-1D Xで撮影した写真を載せていこうと思う。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

続けて見ていただいて、それぞれのカメラ・レンズで撮った写真の違いを楽しんで頂けたら幸いだ。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

風景を撮影する限りは、どちらが撮りやすいとかはない。
ただ、ライカは単焦点レンズしか選択肢がないので、色んな構図をサッと撮るならEOS-1D Xの方が楽だと思う。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

ただ、これらの写真を見ていただいたら分かるよう50mmの単焦点はほんと万能で。
撮った写真はほとんど外さないし、使っていてもなんの不満も抱かない。
まさに標準レンズと呼ぶのにふわさしい画角だと思う。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

ライカもデジタル化してISOオートやシャッタースピードオートが使えるようになったので、絞りと露出補正さえ意識したらほぼオートで撮影できる。
様々な設定を逐一チェックして撮るのも楽しいだろうが、絞りと明るさだけ意識してあとはカメラに任せた撮影は被写体に集中することが出来るのでこれはこれで良いんじゃないかと思える。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

ほんといいカメラだなぁライカは。
家を出てから外付けEVFを忘れたのに気が付き、しまった!と思ったが、今日はシビアな撮影はやめて絞り気味でゆるゆる撮影することにしよう。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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