2018/08/17

砥峰高原に試し撮りに行く!

X100Fを試す


さて、新しいカメラも買ったとこだし試し撮りだ!って来たのがこちら、砥峰高原。
去年のすすきの季節も来ましたけど、すすきのシーズン中は車が多くて大変なことになります。




ですが、タイミングがずれればこんな感じでだーれもいません。



思う存分、X100Fの試し撮りをしたんですけど・・・。
富士フィルムといえばフィルムも作っていたメーカーで、カメラに関してもフィルム風の現像シミュレーションがあることで有名です。

私も何度か使いましたが、ベルビア風とか結構ビビットで綺麗なんじゃないかと期待していたんですけど・・・。



なんというかこう、そこまで期待してたほどじゃないんですよね。
普段のライカのビビットに慣れきったあとだとすごく薄味に思える。

また、単にビビットと行っても彩度を上げるだけだと色味が破綻するんですよ。
ですので、ビビットにするならサイドだけじゃなくコントラストも上げて、明暗差をはっきりしたほうがいいと思うんです。

ですが、上の写真なんて顕著ですけど、影の部分もシャドー持ち上げてしっかり描写してるんですよね。
ライカなら絶対に暗く潰すのに。

うーん、やっぱ日本とドイツだとそのへんの画づくりの考え方が違うのかしら。
ソニーのα7RⅢなんてオートで撮ってるとなんとか暗部を持ち上げようとするので、すっごく軽いというか、薄い写真になるんですよ。



逆光性能は割といいみたいだし、使い勝手は悪くないんですけど、期待していた画づくりはそこまで個性的じゃないなと思いました。
まぁ、百聞は一見にしかず。

ライカで撮ったのも見てもらいますか。


ライカ Mを試す


ええ、これですよこれ。
この空気感!

なんというか、いい眼鏡をかけたときの世界がスッと透明感にあふれるような。
そんな色味と空気感なんです。



フィルムのベルビアもクドいくらいの高コントラストだったんで、すっごく綺麗な世界に写ったものですが、やっぱX100Fはベルビア風っていってもベルビアじゃないんだよなぁってなります。



影はしっかり落とす。
だからこそ日の光を感じれると思うんですよ。
影がかかる山や丘の稜線ってほんといいですよね。



虫網を持った二人組がいますが、一体何を取ってるのだろう?



X100Fの一番始めの写真と同じ風景です。
明るさもほぼ一緒かと思いますが、空の仕上がりとか全然違いますよね。

X100Fは画面全体を均一にしちゃった感じでなんだか味気ない写真なんですよ。



ライカの場合、センサー前の薄さも影響してるんですかね?
50mmの明るいレンズを解放気味で使ったら、前後がボケてとても奥行き感のある絵になります。



うーん、やっぱライカは手放せないなぁ。
これに慣れたら他のカメラで撮っても全然納得のできる絵がでてこない。

そりゃデジタルなんで後でいじればいいだけなんでしょうが、やっぱそのカメラが吐き出した絵を評価したいんですよね。
カメラ趣味をやってる者としては。



この絵もX100Fと比べたら全然違います。
足元の道は影で潰れて殆ど見えません。

ですが、こっちのほうが全然雰囲気出てると思うわけですよ。
しかし、X100Fだって使いたてですしね。

今後、どんな絵が撮れるかガンガン使っていきたいと思います。
あとテーブルフォトなんかはライカじゃ無理があるので、食事写真はX100Fがメインになると思います。

これからいい相棒になってくれるかしら。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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