最後にこの前買った「TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD」と「SIGMA, SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」で撮影した写真を紹介しておく。
まずは超広角「TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD」で撮影したものだ。
ワイド端15mm側で撮影しても歪曲収差や周辺減光は全然気にならない。
色ののりも良くくっきりシャープな絵になっている。
最初超広角ズームとしてワイド端が15mmというのは少し望遠過ぎないかと心配したが、このくらいがちょうどバランスがいいのかもしれない。
もちろん、15mm以下のワイド端を持つズームレンズが気にならないかと言えば嘘になるが、シグマの12-24mmのように安くても周辺減光が目立つようなレンズはやはり使っていて気持ち悪い。
またテレ端が30mmまでズームできるのもこのレンズの大きな特徴だろう。
通常の超広角ズームはテレ端が24mm程度だが、30mmまで寄れるこのレンズは開放で撮ると背景をボカして撮ることも容易だ。
現場に出たらレンズを交換する回数は少ないに越したことはない。
そうやって考えると15-30mmという焦点距離は大変使いやすいことがわかったのだ。
このレンズならどの焦点距離でも安心して開放で撮影できる。
この日は雨は上がっていたが木々からの水滴が絶えず降り注いできた。
このレンズは簡易防滴構造を持っているので多少の水滴は気にせずにすむが完全防塵防滴レンズではないので小雨が降る中撮るのはためらわれる。
カメラを変えつつ撮影していくのは結構手間だが、カメラやレンズごとに撮れる写真が違うため同じ場所であっても複数のカメラを使って撮影していくとやはり楽しい。
これまでα7で撮ってきたのとはまたひと味違った写真になっていると思う。
このように広がりを持たした写真も広角ならでは。
上や下を向いて撮ればパースがついて面白い。
雨上がりの風景はしっとりしたツヤがある写真が撮れるのでいい。
あとはあじさいを何点か。
続いてはマクロ写真をいくつか貼って今回のレビューを終えよう。
ボケの量という意味では中望遠マクロと広角では同じ開放F2.8でも大きく差が出る。
同じような大きさで撮ってもここまでボケた写真はやはり広角では難しい。
とはいえ今回はそこまでマクロは使わなかった。
さすがにα7の標準及び単焦点、そしてD700で広角とマクロと2つのボディ、4本のレンズを取っ替え引っ替え使うのは手間なのだ。
というわけであじさい園の写真はこれにて終了。
帰りがけには多くの人が階段を登ってくるのが見えたのでやはり行くなら午前中、それも早い時間帯に着いておきたい。
今年は去年に比べまだ咲き方が少ない感じはしたので来年はもう少しあとに来てみてもいいかもしれない。
このあとは昼食をとってから春日大社に向かうことにした。
今日はとことん奈良を堪能するつもりだ。
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