2018/02/02

5年ぶりの御神渡り

さてあっという間に1月が過ぎ、2月になったが寒い日はまだまだ続きそうだ。
そんなときふと気になるニューズが飛び込んできた。


諏訪湖で「御神渡り」けさ5年ぶりに確認



なんと諏訪湖で「御神渡り」が確認されたというのだ。
実に5年ぶりの確認だけに現地の関係者はさぞかし興奮していることだろうと思う。
いや、興奮しているのは私もか。


御神渡りとは諏訪湖で、激しい冷え込みが続いた時に湖面に貼った氷に割れが入り、筋状に氷がせり上がる現象のことだ。
諏訪大社の男の神様が対岸の女の神様に合うために湖を渡った跡だと言い伝えられており、これを「御神渡り」と言うわけだ。

この御神渡りが起こるときには「ぎ・・・ぎぎ・・・」と大きな音がして氷がせり上がる。
雪が深々と降る真冬の静寂の中、大きく轟くこの音は、湖岸だけでなく昔は山奥の集落までも聞こえていたそうだ。

5年ぶりということは前の御神渡りは2013年にあったのか。
2013年・・・そう実はその年私は諏訪にいた!!


2013年に実は見ていた御神渡り!



2012~2013年は私にとって忘れられない年だ。
恐らくこの先何年、何十年経ってもこの年に起きたことは忘れることはないだろう。

そんな2013年1月25日。
昨年2012年に続き御神渡りが確認され、神事が行われた。
その2日後の1月27日の写真が上のものだ。

御神渡りのニュースを知り、仕事が休みの週末に車で立石公園まで行って撮ってきた。
実はこの時うっかり車のバンパーをガードレールでスッてしまいそれもあってかこの日のことはかなり印象深く残っている。

ただ、この写真を取った時は諏訪湖が全面凍結していなかったこと、ここからの撮影では御神渡りが肉眼で確認できなかったことから、もう御神渡りは溶けてしまったと思っていた。

ただ、神事から2日後なので下に降りて近くで見たらしっかり確認できたかもしれない。
この日は車をコスってしまったショックでそこまで頭が回らなかったのだ。

おそらく上の写真にも御神渡りは写っているだろう(小さくてわからないけど・・・。)


あれからもう5年。
これも何かの縁だろう。

突然の御神渡りだが、これを逃したら次はいつになるかわからない。
もう週末なので明日出発というわけにはいかないが、幸か不幸か来週もまた寒波が訪れるというではないか!

久しぶりに分厚いジャケットをクローゼットから引っ張り出し、私も5年ぶりの真冬の諏訪を体験してこようじゃないか。
待ってろよ御神渡り!
今度の寒波でより大きな御神渡りが出来ていることを祈って、すぐさま私は宿と高速バスの予約に走るのだった。

ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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