2018/02/09

信州旅行 1日目 その6 ~八島湿原と立石公園からの夜景~

八島湿原にて


ビーナスラインをひたすら走り、八島湿原の駐車場までやって来た。
途中、天候によってビーナスラインは通行止めになる旨の掲示があったが、誰が除雪しているのかわからないが、この八島湿原前までは道路の雪が除雪してあった。




EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

しかし、この先は雪が積もっており、ビーナスラインはここまでしか通行できないようだ。
本来ならここは何十台と車が止めれる駐車場部分なのだが、上の写真のように一分のみ除雪されている。

ここまで来る物好きのために除雪してくれているのだろうか?
真相は分からない。




EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

私の他に2台ほど車が駐車されており、私が八島ヶ原湿原に向かう途中三脚を抱えた一団とすれ違ったがどうやら目的は私と同じだったらしい。


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM


そして私も機材を抱えて、八島ヶ原湿原に通じるトンネルを1人くぐっていく。
恐らくこの先は誰一人いない無人状態の湿原だ。

心細い気持ちとともに何やらワクワクする気持ちが押し寄せてくる。
こういう特別感を感じられる瞬間はそうそうない。


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

だいぶ日も暮れてきたのか、順光で撮影すれば自分の影が写るようになってきた。


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

誰も足跡を付けていない雪原が眼下に広がる。
体力があれば湿原の中まで歩いて行くが、今日はやめておくことにした。


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

辺りからは風の音しか聞こえない。
誰もいない真っ白な世界。


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

白樺湖では雲がかかっているのが気になったら、ここに来たらさっきのが嘘のように青く澄み渡った空になった。
本当は安全を考慮し、早めに降りてホテルに向かおうかと思ったが、このチャンスを逃すわけにはいかない!と急遽、星空撮影をすることに決定。


EOS-1D X + EF24-70mm F/2.8L Ⅱ USM

天気が悪くならないよう祈りながら、一旦車の中で休憩しようと駐車場まで向かう。


EOS-1D X + TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)

現在の時刻は16時頃。
日が暮れるのは17時半頃なのでそのときまで来るまで休憩しようと思う。


星空撮影をする

EOS-1D X + TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)

そして時刻は17時過ぎ。
夕暮れまで30分程度あるが、星空撮影は基本的に暗くなってから移動するのは危ないのでセッティングなどは明るいうちに行う。

もちろん、駐車場の近くで撮影するなら暗くなるまで暖を取って、暗くなってから外に出てもいいだろうが、こちらは慣れてない撮影なので早めに行動することにした。


EOS-1D X + TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)

そしてカメラと三脚を持って先程の場所に向かう。
もうすぐ日は暮れるが残念ながら西側は山々があるので、夕日を撮ることは諦めさっさと星空撮影の準備をすることにした。


EOS-1D X + TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)

三脚はこの前買ったVelbonのコンパクト三脚。
使うレンズはタムロンの15-30mm F2.8だ。
とりあえず八島ヶ原湿原を入れた構図にしてカメラを固定する。


15mm 1/8s ISO3200  F/4.0

時刻は6時前。
もう日は暮れているはずだがまだ辺りは明るく星が目立たない。
一応、ホコリか?という点が写っているがそれが星だ。

どんな設定で撮ればいいのかもわからず色々設定をいじって試行錯誤してみる。


15mm 4s ISO800  F/4.0

さっきよりも星が目立つがおそらく小さい画像だとまだわからないと思う。
こういうのは思い切って明るめにとって後で調整をするべきなのかな?


15mm 8s ISO1600  F/5.6

辺りはすっかり暗くなった。
ただカメラの背面液晶で確認するとかなり明るめに画像が見えるのでついつい、シャッタースピードを早くしてしまう。


15mm 4s ISO6400  F/2.8

もっとがっつりISOを上げてシャッタースピードを遅くして撮ったほうがいいんだろうなぁ。
これでも星があることは分かるが肉眼で見たほどの満天の星空感は出ていない。


15mm 4s ISO6400  F/2.8

う~ん、やはり何事も経験だなぁ。
個人的にはこのカメラは高感度に強いのでISO6400まで上げてあとはシャッタースピードを遅くする感じで撮ったらいいのだろう。

必要以上に空が明るくなりすぎても後で調整できるわけだし、その場であれこれいじらない方が良さそうだ。

というわけで30分ほどその場にいただろうか。
何度もシャッターを切ったが満足するのはそのうちの一部だけだった。

日が暮れてからは気温もぐんぐん下がり、体を動かしていないと流石に寒い。
凍えて明日の活動に支障が出ても困るので、今回の星空撮影はこの辺にして駐車場の車のもとまで向かった。


15mm 4s ISO6400  F/2.8

そして駐車場まで帰り、機材を置いてから再び何枚か星空を撮影した。
人工物が画面に入るとまた違った雰囲気になるのでいい。


15mm 10s ISO1600  F/4.0

小さい画像だと見えにくいと思うので、ぜひとも大きな画面で拡大してみて欲しい。
こんど撮影する時は小さな画像でもすぐに分かるくらいの見事な星空を撮影してみたい。


立石公園からの夜景



八島湿原で星空撮影を堪能した後はせっかくなので諏訪の夜景も撮っておくことにする。
ほんとはこの立石公園からの夕日を撮影しようかと思ったが、山を降りるのを遅らせたため今回は断念。


EOS-1D X + TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)

まずは超広角で諏訪湖全景でも。
真っ黒な湖がまるでクレーターのようだ。


EOS-1D X + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)

そしてせっかくなのでこの旅行のために買った超望遠レンズで撮影してみる。
まずは100mmでの撮影。
ここまでシャキッと撮れたら何も言うことはない。
なかなか良いレンズじゃないか。


EOS-1D X + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)

そして400mmのテレ端。
長時間露光のため走っている車が光の筋になっている。
望遠レンズはあまりとかったことはないが、こうやって展望台から町並みを撮影するのもこれはこれで楽しいもんだ。


EOS-1D X + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)

続いて今朝、この土地でのスタート地点となった上諏訪駅方面を撮影してみよう。


EOS-1D X + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)

400mmで撮影すると上諏訪駅の文字までしっかり読める。
コンパクトだし手ぶれ補正もしっかりきくし。
値段も安いしほんとタムロンもいいレンズを出してくれる。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

そして最後はライカで撮った夜景でも。
キヤノンのものよりはやり違った雰囲気に写る。


Leica M + Summilux-M 1:1.4/50 ASPH.

さて夜景撮影もこれにて終了。
本当に寒い。

カダラも冷え切ったところで暖かいものでも食べてホテルに帰るとしよう。
旅行1日目から飛ばしすぎただろうか?
撮影枚数もとんでもないことになったが、新しく使う機材はどれも新鮮でついついシャッターを押す回数が多くなる。

さて夕食は一体何にしようかな?
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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