2019/09/27

沖縄旅行 in 美ら海水族館 ”斜面に建つ素敵な水族館”

美しい海と書いて美ら海!!


もうすっかり日が傾いた夕暮れ。
本日最後に訪れたのがこちら美ら海水族館です。


ガンガラーの谷のある南端から沖縄本島の真ん中より北側にある美ら海水族館。
こうやって地図で見たら結構離れてそうなんですけど、車で1時間半くらいの距離なんですよね。

地道で行っても2時間ちょっとでいけます。



しかも普通水族館や博物館は17時や18時くらいに閉館になると思いますが、美ら海水族館は夏期(3月〜9月)の間は20時まで開館時間が伸びるんです。
10月〜2月でも19時までやっているので、観光の最後に寄るのにももってこい。

今回は到着が17時半と普通の水族館ならダッシュで見ないといけないところですが、20時の閉館時間までは、まだたっぷり時間があるのでじっくり見て回ることにしました。



ここから見る空と海もきれいですねぇ。
中学校の修学旅行でも訪れたと思うのですが、ほとんど記憶にないです。

ただ、長い階段を降りていったり館内を結構歩いた思い出はあるかも。



美ら海水族館は結構面白い・・・というかめんどくさい構造でして。
駐車場は坂の頂上にあり、そこからずーっと坂を下って歩いていき、更に階段やエレベーターで階を降りたところが入り口になります。

更に館内では下へ下へ降りながら見学し、最終的に斜面の一番下まで降りて出口なんですよね。

移動に外を歩くこともあり、雨の日とかはちょっと残念な感じ。
まぁ、南国ならでは(?)の造りでしょうか。



受付を済ませさぁ見学開始。
案内図を見ると、水族館の規模的にはそこまで大きくないですね。

普段大きめの水族館を見慣れたせいかもしれませんが、こんなもんかって感じ。



水槽数も眼を見張る程度でもないですし。
見学もじっくり見て回っても1時間半前後ってところでしょうか。



今日は平日だからか、この時間だからかあまり人はいませんでした。
そりゃ0ってことはないですが、人混みで水槽が見れない!ってレベルじゃなくて安心です。



写真も気軽に撮れますしね。
最近のカメラはホント高感度耐性が凄い!!



この写真なんてISO8000ですからね。
一昔前なんて最高ISO感度がISO1600やらISO3200とかだったのに・・・。

技術の進歩って凄いですよねぇ。



ちなみにこの薄暗いイカの写真はISO12800!?
静体を撮るなら多少暗くても三脚とかにカメラを固定し長時間露光すればきれいな絵は撮れます。

ですが、暗闇で動きモノとなるとどうしてもシャッタースピードをあげないといけませんしね。
明るいレンズとISOを上げて対処するしかないですよね。

こういうときは大三元レンズと呼ばれるF2.8のズームレンズだったり、高感度に強い最新カメラだったりの恩恵がよく分かりますよね。



そうこうしている間に美ら海水族館の一番の名所、大水槽の前に来ました。



美ら海水族館といえばこれですよね。
大きなジンベイザメが大きな水槽を優雅に泳ぐ姿・・・を撮影する人々!!



パンフレットとかには絶対乗ってる1枚です(笑
この水槽は割と明るいので一番前まで行ったらスマホとかでも割とちゃんと撮れると思います。



その先にはトンネル状になった水槽もあり、運が良ければ真上をジンベイザメが泳いでくれるかも!?
ベンチもありますし、しばらく座って上を眺めているのもいいかもしれませんね。



最後に私がこの美ら海水族館で一番見たかった生き物がこちら。
何やら面白い形をしていますが、これはカイロウドウケツという生き物なんです。

体は二酸化ケイ素の繊維、要はガラス繊維で出来ている不思議な生き物です。



流石にアップの写真は撮れなかったので転載写真となりますが、このように美しい幾何学模様で作られた体はまるで繊細なガラス細工のよう。

英語ではVenus' Flower Basket(女神の花かご)なんて呼ばれています。


ちなみにカイロウドウケツは漢字では「偕老同穴」と書きます。
これは夫婦なかよく、生きては年をとり、死んでは一緒に葬られることを指す四字熟語なのですが。

なぜそのような名前がついているかと言うと、このカイロウドウケツの中にはドウケツエビという小さなエビが生息しているんですよ。

エビは小さいときにはこのカイロウドウケツ小さな隙間からカイロウドウケツの中に入り、漂ってくる餌を食べて成長します。
カイロウドウケツの中に隠れることで天敵から身を守っているわけです。

また、必ず雌雄ペアで生活しているんですよね。
どんどん成長していつかは体が大きくなり、自分たちはカイロウドウケツの中から出れなくなるわけです。

餌はカイロウドウケツの隙間から流れてくるので、生活には困りません。
そして子どもを産んでカイロウドウケツの中で一生を終えるわけです。

海岸に打ち上げられたカイロウドウケツの中にはペアのエビのミイラが入っているそうで、夫婦円満の縁起物としても扱われているそうな。
色々ロマンチックな生き物なんですよ。

ちなみに私がこの生き物を知ったのがつい最近で、調べたら美ら海水族館くらいにしか飼われてないってことでこの機会に是非見たかったんです。
いやー、運が良かったなぁ。



そんな感じで外に出たときはもう真っ暗。
19時前くらいですか、今日は那覇についてすぐ食べた天ぷらくらいしか食べてないのでもうお腹もペコペコ。

どこかで美味しい沖縄料を食べて今日の締めにしたいですねぇ。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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