2022/05/06

古い桐箪笥を素敵なアンティーク家具にリメイクする!! その2

実際にリフォームしてみる


ではゴールデンウィークも後半戦にかかってきましたが、今日はいい天気なので朝から箪笥のリメイクをしていきたいと思います。


まずは表面の磨きから。
#240のサンドペーパーで磨きます。

最初は電動ドライバーで磨こうと思ってたのですが、まぁあれです。
ガンガン回転し安定しないので磨けない(笑)



まぁそんな気はしてたのでサンダーでガシガシ削っていきます。
電動サンダーほしいなぁ。



磨いたあとは汚れを落とすため風呂場に。
ネットとか見ると亀の子だわしでゴシゴシ洗うとありますが、古い箪笥がガシガシ削れていきそうな気がしたので、使い捨てボディタオルでゴシゴシ洗っていきます。

ドン引きするくらい茶色い水が排水口に流れていきました。



あとはベランダで天日干し。
これも日陰に干したほうがいいと思いますが、狭いうちにそんな場所はなく・・・。
2時間くらいで完全に乾きましたので、ちょっとくらいは気にしない!!



そしていよいよワトコオイルで塗っていきます。
紙皿と刷毛を用意。

刷毛は事前に手で折って抜け毛を無くしておきましょう。



色は結局エボニーにしました。


箪笥のサイズは940mm×420mm×1700mm。
3つの箪笥に分解できそれぞれ、裏面と底面は塗らないと考えると塗装面積が5m2程度。
1Lの缶で約10m2塗れるみたいですが、2度塗りしますので余裕を持って3.6L缶を買いました。

1L缶を2つでも良かったですけどね(笑)
ただ、缶から紙皿に移すとき結構こぼしたので、多めに買っといて正解かな?

これどうやったらこぼれずに注げるんでしょうね・・・。



1度塗りしたらこんな感じ。
刷毛でササッと塗り伸ばし、ちょっと待ってから布なので拭き取ります。

ワトコオイルを塗り伸ばすのは別に刷毛じゃなくてもローラーでも、それこそ布で塗って布で拭き取りもOKみたいですね。



そのあと1時間ほど乾燥させ、#400の耐水ペーパーで磨いていきます。
2度塗り前にこの磨きを行うことでピカピカな仕上がりになるんだとか。

削りすぎると塗った箇所がハゲるのでササッと磨いて行きましょう。



そしていよいよ2度塗りです。
1度目に塗った半分くらいのイメージで塗ればいいみたいです。

あと1度目は塗ってからササッと拭き取りを行いましたが、2度塗りのときは少し待ってから拭き取りを行いました。
そのほうがより浸透し、深い色になりましたよ。

こればかりは好みですよね。
薄めがいいなら塗ってすぐに拭き取ったほうがいいでしょう。



拭き取る前ですが、2度塗りをしたらここまで変わります。
左が2度塗り後。

右が2度塗り途中です。

なぜか引戸は色乗りがよくて、すごく濃い色になってくれて雰囲気でますね。
ちなみに塗りたてはオイルなのでギラギラしていますが、拭き取ったらこのギラギラはなくなります。

ピッカピカに仕上げたいならワトコオイルじゃなく、樹脂系のコーティング材を使った方がいいかもしれませんね。


アンティーク風桐箪笥の完成です


じゃじゃーん!!
なんということでしょう・・・あれだけ古ぼけていた桐箪笥がアンティークショップに売っているような、お洒落なアンティーク家具に生まれ変わったではありませんか!!



金具部分も少し磨き、赤錆を落としました。
木目が目立ちいい感じですよね。



比べるとこんな感じ。
最初は金属部はそのまま残そうと思ってたんですが、サンダーで削っちゃった箇所があったので、鍵穴がある花のようなパーツだけ磨き、取手はそのままにしました。




これは結果オーライですかね。
本体の色味にすごくマッチしている気がします。



このまま2~3日室内の風通しのいいところに置いておきます。
ワトコオイルを塗ってすぐは木材からオイルが染み出してくるかもしれませんからね。

その後、和服などしまっていきますか。
これでまた、この先50年くらいはこの箪笥を使っていけますかね?

ちなみに桐箪笥は水気や皮脂に弱いので、汚れても水拭きはアウト、触るのも金具部分だけにしといたほうがいいみたいです。

ですが、オイルフィニッシュ仕上げにすることで、固く絞った雑巾とかで水拭きすることやそのまま気兼ねなく触ることが可能となります。

使い勝手考えたらこちらのほうがいいでしょうね。
砥の粉仕上げの桐箪笥はキレイでいいんですけどね。

というわけで、実家の古い桐箪笥のリメイクでした。
みなさんも家に眠っている家具を捨てる前に塗り直したりして、もう一度復活させてみてはどうですか?

ではでは。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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