2022/08/07

2度目の島根旅行 奥出雲多根自然博物館と鬼の舌震

 奥出雲といったら多根自然博物館!!


今日で島根旅行も最後。
帰りがけに奥出雲に寄って帰ることにしました。
向かったのは奥出雲多根自然博物館。
私が学芸員の資格を取るときに博物館実習を行った懐かしの博物館です。



私が博物館実習を行った頃から内装は変わってます。
入り口のアロサウルスくんはそのままですけどね。



こちらの鉱物部屋もそのままです。
ただ、この部屋の外が前は地球の歴史みたいなコーナーだったんですが、今はワンホールの展示室になっております。



こじんまりした博物館ですがこの雰囲気好きですね。



上の階はちょっとしたフォトジェニックスポットになっております。
あとは魚の化石を見て奥出雲多根自然博物館は終了。

ワニがさめざめ泣いた鬼の舌震


多根自然博物館に行ったあとは、鬼の舌震に寄って見ましょう。
巨石がゴロゴロした渓谷でたっぷりマイナスイオンを吸っていきましょう。



天気も晴れてよかったですね。
鬼の舌震も私が昔行っていた頃と違って、立派な吊橋がかかっているんですよね。

コレが何やら恋の吊橋などと呼ばれております。



しかし、この鬼の舌震。
謂れとしては昔この地に住む姫様に惚れたワニ(山陰地方ではサメのことをワニと呼びます)が海から川を伝って夜な夜な通ってきてたんですけど、女神はそれを疎ましく思い、巨岩で川を堰き止めワニが来れないようにしたんですね。

そんなことがあってもワニは姫のことを恋い慕い、「ワニが慕う」が転じて「鬼の舌震」になったと言われています。



ということは恋人の聖地どころか、破局の聖地何じゃないかと思っちゃいますが、昔は巨岩で越えれなかったワニも今は吊橋があるから大丈夫!!ってことなんでしょうか?



下流の方には穏やかな川が流れておりますが、これが急に巨石が転がる渓谷へと早変わり。
見応えありますよ。



ただワニの慕うが鬼の舌震に変わったのはちょっと強引な気がします。
多分、ワニ来るなや!!で巨岩をガンガン投げ飛ばす姫様みてこの地に住む鬼があまりの強さに体がガクガク震え、舌の震えてうまく喋れなくなってしまったことから、ここは鬼の舌震と呼ばれるようになったのです。

という方が辻褄合う気がします(笑



ワニも魔女に頼んでイケメンに変身させて貰えば姫様に嫌われなかったんでしょうか?



ちなみにサメは体内のアンモニアのせいで、臭くて食べにくい食材ですが、逆にそのアンモニアのせいで腐りにくく、山奥でも腐らず運べたことより山間でワニ料理が名物だったりします。

実際、この奥出雲を越え広島に入ったところにある三次市では郷土料理としてワニ(サメ)の刺し身なんかがありますよ。



ちなみにこれはカラス天狗に似ている巨礫。
影になっているところが目でその舌に大きなくちばしがあり・・・皆さんはカラス天狗に見えますか?



度重なる水害のためか、川沿いの遊歩道は結構歩けないところが多かったです。
新たに整備された遊歩道を使えばぐるっと廻ることができますので安心ですね。

ただ昔は岩の上にも登れるルートがあったので、ちょっと物足りないですけどね。



あと渓谷を歩いているとこんなものに出会いました。
皆さんは上の写真に何がいるかわかります?



そう、マムシです。
マムシがとぐろを巻いていたんです。

葉っぱの上では保護色になって全然わかりませんね。
一緒に来ていた連れと「そういえば蛇って見たことないなぁ」「いや、蛇なんてそのへんにいるよ?」と会話してたそばから出会ったもんでビックリしました。

ちなみに皆さんであっても決して近づかないでくださいね。
万が一、構えれても近くに病院はありませんからね。

と、自然の恐ろしさもしれたところで鬼の舌震観光は終了。
あとは山を超えて広島経由で帰ることにしますかな。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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