2022/08/28

LEICA S(Typ007)と行く 〜岡山県の満奇洞〜

 ライカSの真価や如何に!?

前回紹介したLEICA S(Typ007)。
ライカが本気で作った中判デジタルがどのような写真を描いてくれるのか。
今回は撮影の地として岡山を選びました。

使用しているレンズは「SUMMARIT-S(ズマリットS) F2.5/35mm ASPH.」です。


なぜこのレンズかというとたまたまこれを買ったからです。
35mmのレンズですがフルサイズ換算すると28mmとなります。

本当は標準レンズである「SUMMARIT-S(ズマリットS) F2.5/70mm ASPH.」が欲しかったのですが、何の縁か最初に手に入れたのがこのズマリットS 35mm f2.5となりました。



では、ライカSの写りを見ていきましょう。
今回やってきたのは岡山県新見市にある鍾乳洞「満奇洞」。

岡山県には他に西日本で2番目に大きな「井倉洞」がありますが、こちらは井倉洞と比べると少しマイナーなのでしょうか?

雰囲気はかなり隠れた名所っぽい感じです。



ライカSの描写はさすが中判といったところ。
細部までしっかり解像され奥行き感を感じる写りです。

ただ、このブログでは縮小された画像なのでわかりにくいですね。



ボケも結構きれいですね。
ズマリットはf2.5とそこまで明るいレンズではありませんが、中判はフルサイズよりボケますのでそのくらいが丁度いいのかもしれませんね。



この鍾乳洞は映画八つ墓村のロケ地にもなったみたいですね!
映画は見たことないので今度見てみたいのですが・・・。

アマゾンプライムビデオで無料にならないかなぁ。



ではいよいよ鍾乳洞の中に入っていきましょう。



案内板を見るとこの鍾乳洞もかなり長いですよ。
また、様々な色にライトアップされており、最近の写真栄えにも対応しております。



鍾乳洞は薄暗く写真を撮影する環境としてはかなり劣悪です。
ですが、そんな中でもしっかり描写できているのがすごい。

手ブレ補正もないカメラなのでしっかり握って撮影します。



なんとも幻想的な風景です。
別にカラーライトでライトアップしなくても鍾乳洞は十分幻想的だと思うんですが、観光客呼ぶためには色々工夫をしないといけないんでしょうね。



中判センサーは階調に優れると言いますが、明暗がはっきりしている箇所でもハイライトとシャドー部分がしっかり描写されているのがすごいですね。

こういう酷な環境だと性能差がよりはっきり分かる気がします。



ただ、ライカS(Typ007)はAFは決して褒められたものではありません。
中判カメラとしてはミラーレスのハッセルブラッドなんかより全然早いと聞いて期待していたのですが。

キヤノンやニコンのデジタル一眼レフカメラと比べると「ううん・・・??」と首をかしげてしまうくらいAFは遅いです。
ジジー・・ピピッって感じ?

これがキャノニコならピピッと即時に合います。
もう瞬速です。

あとレンズのモーター音がうるさいですね。
静かな場所ではあまり使いたくないです。



とくに薄暗い場所ではジーコジーコAFが迷います。
この辺は国産カメラの性能の良さを改めて実感できますね。



ただ撮ってきた写真をPCに映して見るとその繊細さにため息が出ます。
中央部分を等倍で拡大してみると、



水滴の艶っぽさまで見事に再現されております。
拡大しても少しも破綻しない画質にただただ感嘆の嵐。

いやー中判ってほんとすごいですね。



ただ、換算28mmの広角は汎用性はいいんですが、自分的にはもうちょっと狭い画角のほうが使いやすいと感じます。

単焦点で決めるなら換算35mmか50mmが鉄板ですね。



最後に鍾乳洞に行くまで野道にあった無人販売所の写真でも
南京が100円や200円って安いですよね。



ナスやピーマンもいっぱい詰まった袋が一袋100円なのです。
これは思わず買っちゃいました。

値段表を見る限りはズッキーニなども一袋100円で出てるみたいです。
今日は見当たりませんでしたが・・・。

お土産も買えたことですし、続いて別の場所に移るとしましょうか。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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