今日は朝から梅でも撮りに行くかと車に乗りこんだ。
しかし、案の定まだ梅のうの字も咲いてない。
・・・そりゃそうだろなぁとか思いながらせっかく外に出たんだしちょっとその辺をドライブしようと思いスマホで地元の観光地とか調べてみる。
しかし、これがあまりないんだなあ。
でもいくつかの寺や神社を見つけそこを目的地に走るかとナビに住所を打ち込み車を走らせたのだ。
いつも自転車で走っていたダムのちょうど東側当たりに目的地の寺はあったのだが、境内に入っていく坂道に駐車場有料の看板を見つけすかさずスルーした。
うん、我ながらケチ臭い性格だなぁ・・・。
元々ちゃんと考えていくならそのくらいは払うのだがパッと思いつきで行って出る出費はなんか納得出来ないという。
そのまま真っすぐ進みこのまま道なりに行けばどこにたどり着くのか。
途中で道路の脇に車を止め、地図でこの先を確認してみる。
すると、市の最北端に行ってからUターンし戻ってこれる道があるようだ。
まだ走ったことないしこのまま走り続けるかとちょっとした山道を走り続けた。
そしてちょうど山の中に入ってそろそろ雪とか積もってるんじゃと嫌な予感がした頃だ。
ちょうど道がカーブしているとこに面白い建物を見つけた。
藁葺きの小屋。
もちろんこれだけがそこにあったら普通にスルーするだろうが、問題の建物はこちらではない。
この看板の矢印だ指す方。
カーブの外側でなく内側にその建物は静かに佇んでいた。
なんというか昔話に出てきそうな立派な藁葺きの日本家屋だ。
うちの地元はここまで田舎だったのかと面白半分近寄ってみると何やら屋根の下で写真を撮っている一人の年配の方の姿があった。
撮影の邪魔をしたら悪いんで、撮影が終わるまで家の前の庭とかを撮っているとその年配の方に呼び止められた。
「ちょっとちょっと、こっち来てみ。ここに氷柱があるで。」
なるほど。
趣のある苔むした藁葺きの屋根からキレイな氷柱が垂れ下がっている。
この面は日中でも日陰になっており、雪が屋根に残っていたが少しずつ解けた雪が氷柱となってまた凍ったのだろう。
色々話しながら写真を幾つか撮り私はその場を後にした。
そこのカーブから先はまだ道の端や日陰に雪が残っており、ノーマルタイヤのFR車ではかなりヒヤヒヤする。
まぁ、タイヤを買い替えたばかりなのがまだ救いだろうか。
まだ冬の面影の残る峠道を走り、別の道から帰路についた。
帰りは久しぶりにオープンにしたがこのくらい日光が暖かかければこの時期でもオープンにしても全く苦にならない。
サイドウインドウを閉めてればオープン状態でもほとんど風は運転席に入ってこないし日向は太陽が暑いくらいだ。
走ってる最中に少し手を伸ばして風を掴めば冷たい風を感じられる。
これもオープンカーにしか出来ない贅沢だ。
ちなみにこの日本家屋は峠の喫茶として結構有名なとこらしく、外装だけでなく内装もちゃんとしていて囲炉裏などもあるらしい。
12月~3月の間は冬季休業中だが、開店時にはここでお茶やわらび餅を楽しめるらしい。
またシーズン中に寄ってみようか。
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