2015/09/28

一人暮らしをしよう! 〜部屋探し 実店舗編〜

前回はネットのポータルサイトを利用し、賃貸物件を探すコツを書いてきた。
最近は賃貸を探す人の約7割がネットで物件を探しているらしいが、結局そのあと契約を結ぶのには実店舗に赴く必要がある。
もしかしたらネットや電話だけで契約できる賃貸もあるかもしれないが残念ながらそういう物件は私は知らないし、仮にできたとしても実際に物件の案内を受けずに契約など怖くてできないだろう。
しかし、実店舗といっても多くの企業がある。
「エイブル」、「minimini」、「CHINTAI」、「賃貸住宅サービス」、「ピタットハウス」、「アパマンショップ」などの大手チェーン店から地方限定で店舗を構えている店や地元に昔からある不動産などなど。
探していけばきりがない。
そんな星の数ほどある仲介業者の中から一体どうやれば一番いい店舗を探すことができるのか。
私の実体験から言えることは、それはもう実際に各店舗に赴き見て回るということだ。
物件にしてもそうだが、自分の目で見て耳で聞いて肌で感じて確認するのが最も頼りになる。

が、先にも書いたが仲介業者は星の数ほどある。
それら全てを尋ねるなど不可能ではないか。
いやはやその通り。
おそらく実際に行けるのは多くても4,5つくらいじゃないだろうか。
個人的には3つくらい回りこれだと思えるところがあればそこでいいと思う。
ただ、1店舗しか回らず結論を出すのは早計だろう。

ではどうやって回る4,5つの店舗を決めればいいのか。
これはもう単純に自分の行きやすい場所で決めてもいいと思う。
例えば、自分がいつも利用している路線上の駅の近くで決めるとか車でアクセスしやすい店を回るとか。
もちろん、ネットで探した自分の気に入った物件を扱っている店を重点的に回ることもお忘れなく。
大概、1つの物件は複数の仲介業者が扱っているので気に入った物件があった場合、その地域の仲介業者であれば大抵の業者はその物件を扱っている可能性が高い。

また、余力があるのであればネットで各店舗の評価を確認してみてもいいかもしれない。
ただこの方法はかなり不確かで参考程度に見といた方がいい。
もちろん、大手企業のチェーン店などはある種その企業のやり方というものがあり、それが批判されている場合は避けるというのも一つの手である。
だが大手企業というのは多かれ少なかれ批判が出てくるものだ。
そしてそうした批判が全ての店舗に適応されるかというとそうでもない。

例えばコンビニでいうと近所のセブン-イレブンの店員の質は最悪だし品揃えも悪く店内も汚く来る客層もあまりよろしくなかったとする。
だが、全国のセブン-イレブンもそうかといえばそうではないだろう。
仲介業者にしてもある程度のシステムや社風は一貫されているだろうが、店舗の質は結構まちまちな事が多い。
なぜなら、こういった大手企業のチェーン店は結局名前だけ貸しているだけのフランチャイズに過ぎず、看板を外してみれば結局は街の不動産屋がやってる場合が多いのだ。
なので、あの街のアパマンショップは最悪だったけど別の街に行ったらかなりいいサービスだったということも無きにしもあらず。
どの業種にも言えるが結局はその店舗で働く店員の質がその店の質を左右するのだ。

てなわけで、長くなったがここいらで結論を出そう。
実店舗を選ぶ際はまず、ネットで物件を吟味しその物件を扱っており、かつ自分がアクセスしやすい店にまず赴く。
そしてその店の空気や店員の質、来客層を確認しもしできればそのお気に入り物件を仮押さえしてもらい別の店も見に行くのだ。
ちなみにこの仮押さえだが、ひどい店ではこれすら金を払わなければやってくれなかったり契約前提で仮押さえをするところもあるらしい。
そういう店だったらその時点で即回れ右して別の店舗に行ったほうがいいだろう。
賃貸契約は結構体力のいる仕事。
嫌な思いをして体力と精神力をすり減らしている暇はないのだ。

そして幾つか店を回っていけばいい店、悪い店が自分の中で分かってくる。
店構えが入りやすい雰囲気だとかそうでないとか、店に入った時の店員の対応や自分の質問にどう応えるか。
また、こちらの相談に親身に乗ってくれるか、こちらの要望に的確に答えられてるかなどだ。
賃貸契約時には少なくない出費がかかる。
基本的に仲介業者は家賃一月分程度の仲介手数料を取るのだが、相手が本当に家賃一月分の仕事をしているか、そして今後も信頼できるのか。
ここをきっちり見ていけば決して後悔のない契約ができるだろう。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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