2016/04/10

かたくりの花 丹波市かたくりの里

さて前回の予告通り、昼食を撮った後は丹波市かたくりの里までやってきました。
かたくりは前に一度撮影したことはあるのですが、この里は群生してるらしいので結構期待していました。





う~ん。
ちょっと時期が遅かったか・・・。
数はすごいものです。
もう眼下一面にかたくりの花が咲いております。

今回は私が一番気に入っている一眼レフD2xにこれもまた大のお気に入りのレンズNikon Ai AF 80-200mm EDを使用して撮影。


このD2xはほんとにいい色味で写してくれるんですよ。
なんとも言えないアンダーな感じが私はとっても好きです。


またAi AF 80-200mmも私と同じ年くらいの古いレンズなのに開放からしっかりした描写を楽しませてくれるレンズです。
凛とした空気感を写してくれるので使っててたのしいですね。
10年以上前のカメラに20年以上前のレンズですが、私はこの2つの写す世界がとても気に入っています。


ちなみに新しく買ったコンデジ。
パナソニックのLX100だとこんな感じ。


これも悪くはないですし写りとしては申し分ないんですよ。
でもなんというかそのカメラの癖というか味が強いんですよね、D2xは。
それ故に室内で人を写すと大変なことになりますが(笑


カタクリの花は天気のいい日じゃないと花が開かないそうで、本当は先週行きたかったのですがあいにくの雨。
この花もタイミングを逃すと全然撮れない花ですねぇ。


緑の葉に薄紫の花びら。
そして地面の落ち葉の組み合わせがとても良いですね。


ただ、今日の天気は曇りで更に森の中で薄暗いこともあり手ぶれ補正のない換算300mmでの撮影は結構神経使います。
開放F2.8もいいですがそれだと甘くなるのでできれば1段絞ったF4で撮りたい。
しかしシャッタースピードが稼げない。
ISOを上げたいがD2xはISO400くらいがせいぜいだ。
あとは手持ちでブレさせないように我慢して撮ると。

こういうときは本当に高感度に強いカメラか手ぶれ補正が欲しくなります。
かばんにはD700もありましたが個人的にはD2xが使いたかったのでこのまま我慢して撮りました。


この空気感と言いましょうか。
木の肌の質感や暗い部分と明るい部分の明暗差がなんとも言えない感じ。
デカイカメラですができるだけ持ち歩きたいんですよね。


80-200mmはAFがカメラボディ内蔵モーターを使用して合わすためかなりうるさいです。
ジーコージーコー言いながらやっとこさAFが合う感じのレンズでしてこれで動き物を撮るのは本当に一苦労。
前にメジロとか撮ってましたが好き好んで動きモノを撮る気にはなりませんね。


しかしボケの自然さやピントのあっているところのシャープさなどは古いレンズとは言えないくらい素晴らしい。
腐っても大三元レンズってことですね。
これが中古で2万ちょいで買えることに驚きですよ。


日中のポートレートなんかにいいかもしれません。
ちなみに80mm開放で撮った写真がこちら。
80mm側はF2.8の開放でも結構しっかり写るので安心して開放で撮れます。


そして200mm側の開放がこちら。
200mm F2.8では描写がかなり甘くなりますね。
ただそれも柔らかな優しい甘さなのでポートレートとかにはちょうどいい感じですね。
しかし野鳥撮影とかには向かないかも。


というわけでいい感じにかたくりの花を紹介していきましたが最後にちょっと気分が悪くなることを。
カタクリの花の撮影中に見かけた人ですが堂々と三脚をロープ内に配置し自分もロープから体を乗り出し撮影をしております。


よくよく見ると三脚でしたの地面のかたくりも踏んじゃってるんですよねぇ・・・。
しかも身を乗り出し邪魔な花とか手で払ったりもしてましたし。
こういうことは本当に!本当にやめていただきたい。
写真が好きなのは分かりますがファインダーだけ覗いて周りを見ていなさすぎです。

カメラマンって結局多かれ少なかれ周りに迷惑をかけながら撮影を行っているわけですよ。
それが人であれ動物であれ植物であれ。
それを何も思わず自らの私利私欲のためだけにカメラを使うなと本当に言いたい。
こういうことするから三脚禁止、撮影禁止のフィールドが増えていってるんだろなぁ・・・。

来年、この里が撮影禁止になってないことを祈りつつかたくり撮影を終えました。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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