2013/05/30

SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM

☆ SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM ☆



『このレンズにしか出せない超広角の世界』





というわけけで前回告知した通り、今回は新たに手に入れた超広角レンズについて紹介していきます!!


前に焦点距離の説明をしましたが、一般的には焦点距離50mmを標準レンズとし、それより焦点距離が小さいものを広角レンズ、大きいものを望遠レンズとか言ったりします。


昔のカメラとかは35mmや28mmで広角、24mmなんて超広角なんて言われてたわけですが時代は変わりましたよね。


今では、20mm以下は当たり前の世界になっちゃいました。


そんな広角レンズ業界においてさらなる一石を投じたのがこのレンズ!


SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM


なわけです。


シグマといえばタムロンとならぶレンズ業界におけるサードパーティの大御所。
今までも数ある名玉を出してきましたが、そんなシグマが純正品をも上回る12mm始まりの広角ズームを出したのが約10年前。


今ではそのレンズの後継機となる2代目が販売されております。


今回は中古でも大変安価で手に入りやすい初代のレンズを紹介して行きたいと思います。





まずは各種スペックから

レンズタイプ   :ズーム
フォーカス
     :AF/MF
レンズ構成     :12群16枚
絞り羽根枚数   :6枚
焦点距離        :12~24mm
開放F値         :F4.5-F5.6
画角              :122-84.1度
最大径×長さ   :74x100mm
重量              :615g


フルサイズにも対応し、焦点距離12mm始まりのレンズは今のところこのレンズくらいしか選択肢がありません。


少々暗いレンズですが、そこは高感度に強いカメラとかと組み合わせていきたいですね。




それでは続いて詳しくレンズを見ていきましょう。

レンズのボディには「12-24mm D 1:4.5-5.6 DG HSM」の表記が。

この中でDGとはフルサイズ対応であること。(APS-C用のものはDCの表記)
HSMとは超音波駆動モーター搭載のことを表し、従来のレンズより静音で高速AFが可能となっています。


そしてこのレンズ意外とデカイ。そして重い。
重さも600g以上あるということで500mlペットボトル1本分より重いのだ。



また、レンズの特徴はなんといってもその半球状のレンズでしょう。




ある意味性質としては魚眼レンズに近いんでしょうが、それを様々なレンズを組み合わせることで褶曲などを補正してるんでしょうね。


ですが、この半球状のレンズにはさすがにフィルターをつけることはできません(飛び出てますし…)

ちょっと扱いには注意しないといけませんね。


また、フードも固定式です。



レンズカバーはかぶせ式のものがついてきます。


そのカバーには径82mmのフィルターを取り付けることが可能。


こんだけでかいフィルターだとさぞかし高いんでしょうが、今回は中古を買ったときにおまけでついてきたのでそれをそのまま使用してます。




フルサイズのD700につけてもこの存在感!
いや~、良いレンズですね。


特に各種可動部のスムーズさには驚きました。


元値が10万円くらいするので当たり前っちゃ当たり前だとは思いますが、某メーカーなんて純正のフラグシップレンズでもイマイチなフィーリングだったんでこれは素直に感動。


ちなみにニコン純正の広角レンズだと14-24mm F2.8のものがありますが20万くらいしますからね。
そこまで明るくなくてもいいのですが流石に中古でも10万を超えるレンズを買うのは抵抗があります。


それ以外だと16-35mm F4や18-35mm F3.5-4.5とかもありますが、せっかく広角レンズを買うならテレ端は14mm以下が望ましいです。


というわけで、このレンズかなりコストパフォマンスがいいんですよ。



ちなみに


レンズカバーをつけた状態でも撮影は行えます。
そのためのレンズフィルターの装着でしょうし。


ただし、この状態で撮影すると周辺がケラれます(周辺に影ができちゃうって事です)。


APS-CのD90とかならカバー付きでもケラれないらしいですがそれだとせっかくの広角の恩恵が薄れてしまうのであまり意味ないですよね。




まぁ、ここまでダラダラといろいろ書いてきましたが、実際に撮った写真をお見せしましょう。




まず撮影テストに向かった先は


ISO:100 SS:1/180 F:8.0


そう、アウトレット。

広角レンズの楽しさっていうのは普通肉眼では感じることのできないものの広がりにあると思います。


うにょ~んと引き伸ばされた風景はそれだけで不思議空間に見えてきますねぇ。



ISO:100 SS:1/60 F:8.0



あとこのレンズ。
思っていた以上に解像しますね。


シグマレンズの特徴でもありますが、キリッとシャープな絵がこんだけ広角でもちゃんと描写されてるのは素晴らしいと思います。


また、噂通り周辺の歪みも少ないです。

う~ん、素晴らしい!




ISO:100 SS:1/10 F:8.0



続いてアウトレット横のイオンモール。


ISOを上げてシャッタースピードを稼げば良かったんですがメンドイのでそのまま撮っちゃいました。

よって多少手振れしてると思いますが、それでも中心はしっかり解像してるので大したものです。


また、こういった建物内を広角で写すとなんとも言えない開放的な絵になるのでいいですよね。




ISO:100 SS:1/45 F:8.0


そして家の近所の公園です。
ずいぶんと広く見えますが、本物はとっても小さいですよ。


晴れてたら良かったんですがどうも今日くらいから梅雨入りだとかでジメッとした天気が続きそうですね。





ISO:100 SS:1/60 F:8.0


このように下から見上げた風景も広角で撮ると面白い絵になります。
更に広角の魚眼レンズだとぐるっと木々が周りに生い茂ってるように撮れますね。


作品としては面白いと思うのですが使い所が難しいので魚眼レンズは買おうとは思ってませんが、今後サブでミラーレスとかを持つ機会があれば買ってみてもいいかもしれませんね。




というわけで今日はこの辺で。

また何か面白い絵が撮れたらアップしていこうと思います。






ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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