うを匠 鱻 -SEN-

今日は今週で少し仕事を離れる職場の職員の方と新たに職場に加わる方のために歓送迎会を行った。
行った店は西宮北口駅を降りて徒歩1分程度のところにある『うを匠　鱻　-SEN-』だ。
魚３つで「せん」と読み、新しい、生魚、魚の臭いを意味する言葉だとか。
鮮度の鮮と通ずるものがあり、音読みは「せん」、訓読みは「あたらしい」。
まぁ新鮮な魚が食べれる料理屋ということだろう。
今回は西宮北口駅から近いこと、個室であることの2点を条件に探したわけだが、個室になるとどうしてもこういった和食系がヒットする。
最近飲み会で和食が続くが皆さん飽きてないかちょっと心配である。

お通しには緑豆を使った豆腐が置かれていた。
上にわさびも乗っかっておりかなり緑！

そして飲み物を注文し、最初に来た料理がお造り！
生の魚である。
ガッツリ盛られており、色んな魚介が楽しめる。
見ていても楽しい。

続いて来たのが焼き魚。
サーモンの紙包み焼き。
上にマヨネーズが乗っかっている。

そして揚げ。
エビフライは衣までおいしく、恐らく鯛の天ぷらも衣はサクサク中はホクッとしてとても美味しい。
家康が死んじゃうのも納得である。

続いて煮物。
鯛のあら煮である。
この店は見ての通り、鯛料理がメインっぽい。
店の前の看板でも鯛コースが色々書いてあった。
昔はあらとか食べるのが面倒くさい割には食うとこ少なくて嫌いだったが、歳取るとこのくらいがちょうどいいんだよなぁ。
大学前の居酒屋がこのくらいの大皿にあら煮たっぷり持ってくれて700円くらいで食べれるのを思い出した。
あの店も凄くリーズナブルで卒業する前にもっと言っとけばよかったなぁ。

そして茶碗蒸し。
そういえば最近は茶碗蒸しが美味しい季節になってきた。
日中は汗ばむほどの陽気がまだあるが、夜は結構肌寒い。
こういう夜には体があったまる熱々の茶碗蒸しがとても美味しい。

そして締めのかやくご飯とお澄ましとお新香。
これで飲み放題で1人6000円。
味は良かったしいい素材を使ってることがよく分かる。
ただ、これまで今年に行った飲み会の店のほうが料理の質はちょっと上かもしれない。
シンプルではなくちょっと創作して眼と舌を楽しませてくれていた。
そういう点ではこの店は至って平凡。
普通の居酒屋のメニューだなぁという印象。

ワイワイ騒げる個室は嬉しいが、今度飲み会を企画してもリピはちょっとしないかもしれない。