2016/07/16

北陸・甲信越観光 2日目 その2 ~飛騨高山のカレー屋 弱尊(ジャクソン)~


白川郷をたっぷり堪能した後は空腹を満たすために高山市に向かい、昼食をとることにした。
飛騨高山と言えば何を食べよう?
やっぱ飛騨牛?
そんなことを思いながら選んだ店は高山駅から徒歩5分位にある商店街の一角のお店。
その名も「弱尊(ジャクソン)」。

食べログとかの評価もよく、弱尊という名前に興味を惹かれ行ってみることにした。
店構えは割りと地味。
店の前はごちゃごちゃしており、弱尊と書かれた看板があまり目立たない。


そんな外観とは裏腹に店内は割とおしゃれな空間でした。
カウンター席にお座敷が2テーブル分。
奥にも席があるようだ。
我々はカウンターに通され、さて何を頼もうか。
お値段はどれも1000円前後。
そこまでコスパがいいものではない。
私は飛騨豚カツカレーを相方は弱尊牛スジカレーを注文した。


しばらくしたらまずサラダが出てきた。


水菜とレタスのごく普通のサラダ。
これを見る限りでは店の雰囲気は凝ってるが料理自体はそこまで凝ってない普通の印象。
前に行った奈良のカレー屋GiGiのほうがサラダまで凝ってていい感じだったなぁ。


そしてカレーが登場!
おお!これはなかなかな他に見ない見てくれのカレーだ。
多く目の器にどかっとカツが載っかっておりそしてその上には大量のごまがふりかけてある。
クリームもかけけてありまるでビーフストロガノフやハヤシライスのよう。


なんでもここのカレーは大量の玉ねぎに28種類の香辛料を合わせ約8日間かけてカレールーをつくり、そこから丸1日かけてカレーソースをつくっているそうな。
そう書かれたチラシからはこの店がカレーにかけるこだわりがひしひしと感じられた。


更に目を引くのがカレーの裏側。
ご飯の横にもられたニンジン・いんげん・フライドポテトなどのトッピングや福神漬け紅しょうがなどだ。
さらにそれらのトッピングの上から青のりがかかっている。
どこまでも個性的なカレーじゃないか。
これは期待も膨らむ。

さらに極めつけはカレーを持ってきた店員の一言。
「カレーもフォークでおあがりください」だ。
カレーを?フォークで??

なるほど、どこまでも個性的を貫こうというわけだな。
よしよしではどんな味か確かめてやろう・・・。

そうして一口食べると・・・。
うん、甘い!

大量のたまねぎを使っているせいか食べてまず感じるのは濃厚な甘みだ。
新見市で食べたカレー屋の甘いカレーを髣髴とさせる。
それと同じく後からピリピリと香辛料の辛さが舌を刺激する。

ただ、新見市のタイムはただただ甘いだけだったかがこちらのほうがコクと言うか深みを感じさせる。
そしてカツも新見市のタイムの方はペラペラのカツだったが、こちらの方は肉厚で美味しい。

さらにこの青のり。
これがまた意外と合うんだよなぁ。
とここまで食べてて何かを彷彿させるような・・・。

この甘味、スパイシーさ、そしてトッピングの青のり・・・。
そうだ!これはまさにウスターソース!
あの野菜たっぷり使った濃厚な甘みとスパイスの辛さと同じなのだ。

そうか、野菜を煮詰めてスパイス入れたらカレーじゃなくてウスターソースになるんだなぁとアホなことを考えながら、そりゃウスターソースならカツも青のりも合うわと関西人的には全然アリなおもしろカレーを楽しんだ。

また、相方が選んだ牛スジカレー。
これはこれでさらに甘い!
この甘さは普通に牛のすじ煮込みをそのままカレーに入れました的な甘さだ。
個人的にこれはちょっと甘すぎかなぁと。
甘いカレー好きな人はいいけど、くどいくらいの甘さだ。
でも結構美味しいです。

てなわけで面白いカレー屋で昼食を楽しんだ後は飛騨高山の町中をぶらつこうと思う。

あとメニューのH.S.Eカレーというのがかなり気になったが、後で調べたらH.S.Eとは「Hot Spring Egg」ようは温泉卵のことのようだ。
意味深と思いきや割りと単純だった!?
今度行ったらハヤシライスも食べてみたいな。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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